2012年 武蔵野テンカラ会 釣行記 NO4

先ず竿を振ってもらう。やはり餌釣りのようにラインが水面を叩き流れを漂う。竿も水平保持で合わせに遅れる構えだったので、先ず振り込みから毛鉤の飛ばし方、水面への落とし方を練習してもらう。ラインはピーライン約4m、ハリスはフロロの1号を使用していた。少し練習後遡行開始、水は澄んで綺麗だが、岩肌に苔もあって水量がやや少なめ。暫く上流の広瀬ダムも放流してないようだ。暫くHさんが左岸側を、私が右岸側を釣り上るものの、両者とも魚影見ずが続いた。

テンカラデビュー!

12時近く通らずの手前に来て一休みを兼ねた昼食とした。そこまでは時折薄日もさす天気で、風も弱くまあまあの気温だった。しかし、周りの景色はまだ冬、両岸の水が滴るところには大きなツララが出来ていた。水温を計ると4℃!これではヤマメは出てこないだろうし、岩魚だって冬眠状態だろうと思われた。
食事後、Hさんに「これでは今日は期待薄だね」と言うと「午後から少し気温が上がれば釣れないまでも、魚の姿くらいは見たいですね」とやる気満々の答え。「ようしじゃあ行くか」と老体に鞭打って、1時に通らずを高巻いて越えた。
無事高巻きを終えて再び渓に降り立った、ここからは岩魚の姿が濃くなり型の良いのが釣れた実績がある。期待に胸ふくらませて竿を一振り二振りする内に何だか白いものがパラパラと少し出てきた風に乗って舞ってきた。当初枯葉が風に吹かれて飛んできたと思ったのだが、良く見ると水面に落ちて消えてしまう。雪が降ってきた。構わず遡行を続ける内にだんだん強くなり気温も下がってきた。私は手が悴んで息で温めないと毛鉤の交換が出来なくなった。やはり山は冬で、一時吹雪のようになった。これでは魚など釣れるわけがない。

新人初釣行〜笛吹川〜

渓英記

今回の成果はHさんがスタート時は餌釣り師だったのが、あれだけ忍耐強く竿を振った為か終了時にはすっかりテンカラのスタイルになっていたことだ。次回は是非魚が毛鉤に飛びつく感覚とそれに合わせた喜びと竿の感触を味わってもらいたいと思っています。
それにしても、季節と言う事もあるかも知れませんが魚の姿がまるでなかったのは不思議でなりません。私も3年ほど来なかったのですが、国道からの立派な道が出来て釣り師の乱獲で魚が枯れてしまったのでしょうか。暖かくなったらぜひ確認をしに再挑戦したいものです。Hさんまた一緒にリベンジしましょう。 

私は300m程上った大きな岩二つに挟まれ少し淀んだやや深みに22センチ程の岩魚を見つけたが、敵も私に気がついたのかゆっくりと大岩の下に入ってしまった。しかし、魚影を見たことで魚の存在が確認でき、その後を期待させた・・・が、終わってみるとそれが最初で最後の一匹になってしまった。それからしばらくもポイントポイントごとにHさんも忍耐強く毛鉤を落としているが魚の姿を見えないと言う。30分程釣り上ると、左岸から沢の流れが入っているところが有り、その少し先にいつもは5〜6匹の山女か岩魚が見える大きなプール状の淵があるのだが、ここにも魚の影は無く、底に沈んだ枯葉の山だけが見えた。

3月26日(月)8時30分勝沼ICでHさんと待ち合わせ。途中、車中から見る真っ白な富士山もスカッとクッキリ!勝沼の料金所から見るまだ雪を被った南アルプスの山並みもスッキリと見え、今日は絶好の天気を予感させた。時間通り8時30分、Hさんが購入したばかりのスバルOUTBACKでやってきた(スゲ〜!)。途中コンビニで昼食を仕入れ一路笛吹川上流部へ、入渓点を一旦通り過ぎ退渓予定地点に行く。そこで身支度を整え私の車をデポしHさんの新車の匂いのする車で入渓予定地点に戻り10時に入渓した。

3月26日

しかし、Hさんはと見ると流石岳人で何事もないように黙々と毛鉤を飛ばしている。30分ほどすると、その雪も止んできて薄日が射し、少し暖かくなり手の悴みも取れてきた。水温を計ると、日差しが出たためか6℃になっていて、魚を見る事が出来るかと期待したが、その後とうとう小さな魚影さえも確認出来ずに16時広瀬ダムの真下まで来てしまい残念ながら納竿することとした。

渓英  新人H

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