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 2011年 武蔵野テンカラ会 No7

先ほどの釣り人は滝上も釣る様なので、私達は車を走らせて更に上流へと向かった、心配されていた集中豪雨もなく空は澄み渡って、頬を撫でる風もここちよい・・・渓に架かる軽自動車が通れる程度の木道の近くに車を停めて釣ることにしたが、この辺りまで来るとは極端に狭くなる、二人で釣り上がるのは難しいので、此処は敏渓さんにお任せで橋の上でのんびりと一休みをする、敏渓さんは毛ばりを取り替えながら釣っているが、なかなか魚は掛かってくれない様子・・・しかしその粘りには脱帽だ、何度も何度も毛ばりを流している。時には粘りも大切だが、同行者がいる時には同調も必要な事かも知れない・・・と思ってしまったのは私の心のゆとりの無さからであろう・・・

今日はのんびり釣り・・・急ぐ事もない。竿をしまったままで乙女の滝を見学することにする。乙女の滝の入り口は先ほど降りた場所からすぐ下方にあった、木道が続いて滝まで降りられるが、かなり古い様で所々に滑り止めが外れており、思わず滑ってしまった・・・乙女の滝は二本に分かれており、どちらも同じ水量だが手前の落ち込みより奥の方の淵が大きい・・・淵には魚がいる様にも思えたが私達は竿を出す事はしなかった。良く周囲を見ると、私達が降りて来た木道は、今は使用していない様で、右岸沿いに立派な手すり付きの木道が出来ている。その木道に沿って下って行くと、渓に釣り人が見えた。餌釣り師の様だが、私達を見上げて何か話しかけている。私達は此処では釣りませんと手で合図して、しばらく釣りを眺める事にする。真下の淵に糸をたらした瞬間、彼の竿がしなる・・・思わず、二人で拍手をしてしまった。

乙女の滝は見事だった・・釣り人の姿も・・

釣り始めから良淵が続く。敏渓さんの竿がしなる事に期待しながら釣りあがるも、なかなか魚は出てくれない・・・私も時々先行をさせて貰うが、足元を走る小魚以外は魚影が見かけられない。釣り始めて一時間を過ぎても敏渓さんの竿がしなる事はなった。このは魚がいなくなってしまったのかな・・・と思った時に敏渓さんの竿がしなった!掛かっていたのは22cmほどの岩魚だった。

抜井川釣行

此処で今日の抜井川は納竿となった、魚の出こそ悪かったが綺麗な空気と鮮やかな山の緑に囲まれて、じつに有意義な一日が過ごせたと思う・・・敏渓さんには事前に、抜井は釣れますよ!と無責任な言葉を発して期待をさせてしまった事を心で詫びながら、国道299を上野村へと車を走らせる私だった。

更に上流をめざすも・・・魚達は何処へ・・

良淵は続くが・・果たして魚影はどうか・・

里川をたどると・・・そこは源流帯

5日午前5時30分、敏渓さんの車が我が家の駐車場に到着した。急ぎ私の車に荷物を積み込み、5時45分の出発だった。今日は敏渓さんの休日を利用して平日釣行だ、目的は佐久穂町に流れ込む抜井川。上信越を使っても299を走っても抜井川に行けるが、関越道経由で佐久町に向かうことにする。順調に走って佐久町に着いたのは午前8時を回ったところ、国道141号を清里方向に向かい佐久穂町で299へ左折してあとは真っ直ぐ進むだけである。古谷ダムを左に見ながら更に車を走らせると、乙女の滝の案内図があり、その前に4〜5台停められる駐車場があった。今日は平日、他の車は停まっていない・・・私達はそこに車を停め、すこし歩いて下流から釣り上がる事にした。

8月5日

乙女の滝の少し上流に明確な降り口があり、それに従ってに降りた。水量は多くはないが綺麗な流れだ。頭上の木枝もかなり高く、テンカラ向きの渓相が目の前にある。マイナスイオンが充満したこのは釣り意欲を増してくれる。私は数年前に渓英さんとTさんの3人で釣行した記憶があるがすっかり忘却してしまった様だ・・・まずはせっかくの休日を使って釣りに来た敏渓さんを立てて、先行をしてもらう。敏渓さんの仕掛けは思った以上に長い、私ならばこの渓相を見てすぐに短い仕掛けに替えるところだが、よく見せて貰うとなんと、敏渓さん考案の自在に長さを調節出来る竿だったのだ!その仕掛けについての細かい説明は省かせて戴が、自在に長さを調節出来るその竿には驚きであった・・・

渓はマイナスイオンが充満していた

久しぶりの敏渓さんの休日だ、のんびりと行こう

渓忠 敏渓

しかしながら私がカメラを向けた時には、岩魚は手をすり抜けて川の中へ・・・敏渓さんの優しさから来た出来ごと・・・魚を強く握る事が出来なかった様だ。その後、私にも掛かったが先行する敏渓さんに知らせる必要もない、カメラに収めてそっとリリースをした・・・それから30分ほど釣り上がった所で一時納竿して国道にあがる。かなりの距離を釣り上がったつもりだったが、国道を下り始めるとすぐに駐車場が見えて来た・・・