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 武蔵野テンカラ会 2009年 釣行記 No3

 丹沢ホーム

 2009ムサテン始動



 2009年3月28日  渓英  渓忠  幸渓  敏渓  Sくん 正渓

                                      文責 正渓

まさにテンカラ、十人十色!

後半戦は、思い思いの場所に散って行った。正渓は橋上をのんびり釣ったがダメで、数を稼ごうと堰堤へ。美しい釣り方ではないけど、やっぱりお魚さんの引きを楽しみたい。つーことで、堰堤下の流れの荒い落ち込みにドボン沈めてクイックイッと誘いを入れておいてから、後は自然に瀬尻まで流す。もう、毛鉤を上げようかという辺りでググッと来るというパターン。バカの一つ覚え。一度、幸渓さんの前でバラした大物(28センチでした)との再戦に勝利したところで、堰堤上に移動。皆と合流した。ここは、完全にサイトフィッシング(=見える釣り)のエリアだ。名人しか釣れない。正渓は、ちょっと上のナイスポイントで竿先とラインを魚?地球?に取られてしまったので納竿。名人の見取稽古をさせて頂いた。ずーっと行方不明だった敏渓さんも、いつのまにか合流。逆さ毛ばりの達人である渓忠さんの指導を受けている。渓忠さんがお手本を見せてくれる。水深が浅いためだろうか、竿先を水面近くまで下ろして逆さ毛ばりをスーッスーッ(いやチョイッチョイッかな)と上流側に軽くアクションを入れる、すると今度は対岸ギリギリに毛鉤を投入し、手前のほうにクイックイッとこれを繰り返す。滑らかなムダのない動きに暫く見入る。きっと、色々なポイントに応じて様々なパターンを持っているのだろうなと思う。逆さ毛ばりは難しい。軽い毛鉤を沈めて誘う。頭の中での水中の水の流れ、底波、魚の動き、毛鉤の動きが全部イメージできていないと難しいように思う。上流を探っていた幸渓さんが、堰堤上まで戻ってきた。大小のお魚さんたちが溜まる、これも一筋縄ではいかない魚が見えるポイントで釣り始めた。幸渓さんの動きもホントに無駄がない。ピシッ、ピシッと正確に岩と岩の隙間のピンポイントに毛鉤を打ち返している。すると、、、グンッッと竿がしなった。さすが!あの見える魚を仕留めるとは!

テンカラ正月の有終の美

いつまでも竿を振り続けていたいのは、皆同じ。途中合流の幸渓さんは尚更だ。皆、幸渓さんの様子を伺っている。そんな中、またグンッと竿がしなった。「オー」と歓声が沸く。渓忠さんが、写真を撮りに駆けてゆく。いつもの光景だ。本日の最後を飾るに相応しい、いいサイズにいい笑顔。若きリーダー幸渓さんのシメの一発だった。今年も、このメンバーで沢山の思い出を作りたい。いくつのチャレンジができるのだろうか?いくつの喜びと、いくつの玉砕が待っているのか!?渓山さん、渓隆さん、渓太さん、早く渓でお会いしましょう!今年もやるぞー!ムサテンバンザーイ♪

えー!!まさかの雪ですよ・・・!

程なくして渓忠さんとも合流、魚の反応はまだ鈍いようだ。どこから入ろうか?と相談。後組3人は最下流部のポイントから入渓するため渓英スピードワゴンで運んでもらった。崖の細道を転げ落ちるように歩いて川に出た。皆、無言で黙々と竿を伸ばし準備に取り掛かる。そう、勝負は始まっているのだ(笑)ドライ毛鉤を既につけてきたワタクシ正渓が、第一投、、第二投、、、第十投・・・反応無し。ふと上流を見ると敏渓さんが、ズンズン遡行して行く。早いなー!とりあえず、魚の姿がマッタク見えないのでウェットいや、純正テンカラ毛鉤で攻めようと毛鉤をチェンジ。どうせ、気温が上がらないと出ないだろうなーと、最後尾をノンビリ釣り上がる事にした。あれ?先行した敏渓さんが同じ場所で粘っている。過去に良い思いをしたポイントだそうだ。そりゃー水を差しちゃいかんと言う事で、お先に失礼っ。Sくんを追いかける。深場、トロ場、ちょっとした澱み、巻き返し、、、ありとあらゆる所に毛鉤を投入するが、生命反応が無い。そして、冷たい風が細身の体(違うかー!)に、染み渡る。うー、熱燗欲しい〜。あっと言う間に、車道の橋が川を横切るポイントに。ここは、紛れも無く「放流場所」だ。魚がたまるポイントで、フライマンが粘っている。粘っている。粘っている〜。動く気配なし。しかたなく、道路から巻いて上流に移動。Sくんと言葉を交わす。途中遭遇した女性フライマンがFISH−ONしてたらしい。お、そうですか!やる気出てきたー!!そのとき、何か白い粉のような物が飛んできたが、、、まさかネェ。無視無視っ!集中っ!橋上の流れの強いポイントで、昨夜巻いた「必殺!金玉毛鉤!」にチェンジ。メチャクチャでっかい金玉だ。恥ずかしくて人には見せられない。写真に写してもモザイクもんだ。白泡に投入し底に沈めて、駆け上がりでチョイチョイと誘いを入れる。と、不自然にツーっと糸ふけが消える。これは、もしやもしやー待ちに待った「お魚さん」に間違いないっ!遅合わせ気味に竿を煽ると、懐かしい感触が伝わってきた!25センチくらいのヤマメちゃんでした。「おーい!獲ったどー!」とSさんに大声で報告。更にその周辺で、ヤマメちゃんを数尾追加して大満足。我に返ると、ナンデスカー!?結構、本気でが降ってるじゃあないですか??Sくんに追いついて、しばし観察。しなやかにハエ竿がしなって、ラインがスルスルッと伸びて行く。繊細な動作だ。そしてポイントへの投入が正確だ。おっ、キタキターっ。すごい引きだー。元気だー。暴れる暴れる〜。Sくん引きを楽しみすぎじゃーないですか!? あ!!ナチュラルリリースだなんて、ステキ♪

今日から高速1,000円!大渋滞か?

敏渓さんが6時にお迎えに来るのを今か今かと待っている。相模湖駅でSくんをピックアップするのは8時の約束だが、ETC割引大都市近郊以外一律1,000円が開始される日なので「大混雑」を予想し、予定より1時間早くに出発することにした。ちょっとでも長い時間を渓で過ごしたいという、言わずもがなの「同じ気持ち」の表れだ。出遅れるわけにはイカンのですよね。敏渓さんから到着の携帯が鳴る。5:53。微妙に正確だ。ホントはもっと早く着いてたんじゃないのーとか、あくまで心の中で突っ込んでみる(笑)国立ICまで、釣りの話が先走って道案内が疎かになる。敏渓さんスミマセン。お、IC前の一般道が混んでいるぞー。早く出て正解ですねー!と満足。高速に乗り四方山話をしているうちに、だんだんと車の量が増えてくる。。。よしよし、早出正解だな。八王子あたりで、プチ渋滞。。。よしよし。。。でも流れてるね。→ん?アレ?相模湖東到着?今6:35なんですけど〜何か??待ち合わせまで、1時間半っ! ピンチ! ガストも7時までOPENしなーい。勝手ながらSくんに、「着いたよー!(=早く来いよ〜)」メールをしてみる。と言っても、もう出てるだろう、どうにもならんだろーと二人で言いながら。しばらくすると、「7:40着予定」の返信メール。二人歓喜!!「さすが、Sくん!」Sさんを相模湖駅でピックアップし、一路レッツゴー丹沢ホーム!

いよいよムサテン2009のスタートだ!

今年はメンバー皆、超〜多忙により「河津」スタートとは行かなかったが、管理釣り場らしからぬ美しい渓相のこの丹沢ホームで、テンカラ正月を迎えることとなった。前の晩は、コーフンして寝付きが悪く結局0時から8個毛鉤を巻いてしまった。1種類4〜5個巻く習慣だ。無くすこともあるし、釣れれば仲間に使ってもらう事もあるかもしれないし。おそらく明日は寒い一日だろう。気温が上がりドライに反応するのはごくわずかな時間だ!と読んで、念のためドローンと沈めて誘う「金ビーズヘッド」を巻いていた。ちょっと、ニンフっぽい感じのと、ヘアズイヤーでボサボサのものと2種類用意した。うーん、釣り前日のハマってはいけない悪いパターンになってきた。何とかして寝なくてはマズイ!!そう思い、焼酎を一気に胃袋に流し込んで床についた、、、もう2時だった。(チュンチュン♪)起床、、、ZZZ。眠いZZZ。 時計を見るとまだ4時を少し回ったところ、、、目覚ましは5時の設定なのに、体内時計が狂ってしまったかな。いや、釣り師としては正常だ!しかし、寒い。不安だ。パソコンを立ち上げて「ヤホー」で天気をチェック。昨夜就寝前に見た情報から更新されておらず(そりゃそうだ2時間前だもん)、日中の最高気温は12度。ホントかなー。めちゃくちゃ寒いぞ、今日。

ようやく役者が揃いました!

お昼のサイレンと共に、駐車場に合流。釣果はイマイチ?ムード。奥ゆかしいお二人は、あんまり言わないが渓忠さんと渓英さんは、それなりに釣っているようだ。「昼ごろから気温が上がって、ドライフライにバシャ」なーんて淡い期待もどこかに行ってしまった。今は風に乗って飛んでくるような僅かな雪だが実に恨めしい。それよりなによりこの気温。とりあえず、体を温めねば!やる気が出ない!お湯を沸かし、カップラーメンやら味噌汁やら、それぞれ昼食を摂った。そこへ、、、ブォーン、キキッー!バタム。「HEY YO!」とは言わなかったが、颯爽と幸渓さんが登場!ようやく、本日の参加メンバーが揃った!早く渓に立ちたいウズウズ幸渓さんを、冷静(この場面では冷徹?)なカメラマン渓英さんが引きとめ記念撮影。パチリ。このくそ寒いのに、皆の気持ちはとってもホット。みんな表情がニヤけてるぞ。さあ!いよいよムサテン2009のスタートだ!!

そこには見慣れた車が・・・!

本日の参加予定は6名!幸渓さんは、仕事を済ませ昼からの合流予定。(はーやく来ないと全部釣っちゃうぞー!)渓英さんは、体調と相談し参加時刻は流動的。渓忠さんは、お嬢さんがTDLに行くため5:30に駅まで送って遅れて合流との事。いや待てよ、、、遅れて・・・・かな?  それって、渓忠さん一番乗りじゃないの??とか言いながら、峠のジグザグ道を揺られていると、“見えてきた!”丹沢ホームの看板と数台の車が、、、そしてもちろん渓に立つフライマンの姿も。焦るなー。え゛!!あれって渓英さんの車じゃない!?あ、あれは渓忠さんの車では?ゲ、なんだよなんだよー、ずいぶんと早いじゃないですかー。 渓英さん、渓忠さん、やる気満々の気配に一同嬉々として車を降りる。思わずワタクシ、探偵宜しく渓英さんの車のボンネットに手を当てて「ずいぶん前に、ご到着ですぜ!」と報告。既に気温同等に冷たかったです。ヤバイ、名人二人にかかっては既にお魚さんがいないかも!辺りを見回しても発見できず、、、ホームの建物に券を買いに行こうと踵を返すと「お゛〜」と谷底から何やら叫び声が!あ、居た!渓英さんだー!「おーい、おーい、お久しぶりです〜♪♪久しぶりの再会に、お元気そうな変わらない笑顔に、一同感動の瞬間だった。