北海道妹背牛商業高等学校存続運動に於けるご支援ご協力の御礼

すでにご存じのとおり、去る8月1日に開催された北海道教育委員会議において「平成19年度公立高等学校再編計画案」が原案通り議決し、全道では本町の北海道妹背牛商業高等学校と函館市の恵山高校の2校のみが平成19年度募集停止となりました。

北海道妹背牛商業高等学校は「道立高校」ではありますが、すでに妹背牛町において半世紀以上もの歴史を刻み、現在では本町はもとより地域社会にしっかりと根をおろしております。
  学区にとらわれない商業科と相まって、全道各地からバレーボールを目指す生徒が集まり、昭和53年春には女子バレーボール部が全国制覇という快挙を成し遂げ、本町の名はもとより道産子の持つ底力を全国に知らしめました。この学舎から巣立った四千数百名もの卒業生は、現在も町内はもとより全国各地の様々な分野において活躍し、社会の一翼をしっかりと担っております。

今回、道教委案が提示された事を受けて「まちの宝であり、北海道の貴重な教育財産でもある妹背牛商業高等学校をなんとか存続してゆこう」と、私ども妹背牛商業高等学校教育振興協議会を主体に、PTAや父母会・同窓会等の学校関係者が、寝食を忘れて全道・全国に呼びかけながら存続運動に取り組んで参りました。
  626日より1ヶ月以上に亘り各地で進めてきた存続署名活動では、予想をはるかに上回るご支援を頂き、全国より120620筆もの署名を集めるに至りました。皆様からお預かりした署名簿は、726日に開催された「妹背牛商業高等学校の存続を訴える町民集会」において道教委担当者にしっかりと手渡し、この模様はテレビや新聞などのメディアを通して広く報道されたところです。

しかし、こうした数多くの人々の思いは、道財政事情のもとにあっさりと切り捨てられ、遂に妹背牛商業高等学校存続の願いは果たされる事なく終りました。
  私たちは、今現在も本校で学びながら「再び全国の檜舞台に!」と、苦しい練習に耐えている生徒達の夢と希望を断ち、さらに全国の12万人以上もの人々の願いを無視した北海道教育委員会の判断に強い憤りを覚えると共に、改めて北海道における高校教育に対する姿勢を問うものであります。

大変遅くなりましたが、今回の存続運動に於いてご支援ご協力頂きました皆様におかれましては、非常にお忙しい中にも関わらず、職場・団体を挙げて署名獲得にご尽力頂きました事に心より感謝を申し上げます。また、これを受けて私どもも精一杯努力して参りましたが、結果として数多くの皆様のご期待に応える事ができなかった事につきましても、深くお詫び申し上げます。

今年入学した30名の生徒達は、この後平成21年3月まで本校で学び続けます。その間、私たちはこれらの生徒達がしっかりと充実した高校生活を送り、さらに上級の学校や実社会に向かって巣立ちゆく最後の瞬間まで、全力を挙げて支援をしてゆく所存であります。またそれが、今回ご支援頂きました12万人以上もの人々の心に報いる唯一の道であるものと認識をしております。
どうぞ今後に於きましても、北海道妹背牛商業高等学校に対する変らぬご支援ご協力の程お願いを申し上げます。

末筆となりましたが、ご支援ご協力頂きました皆様の益々のご隆昌をお祈り申し上げます。

     

  平成18年8月

 

                               
             妹背牛商業高等学校教育振興協議会長
 加 藤 榮 一