タマニカイWeb- EVENT- タマニカイ2

タマニカイの第二弾。霊屋下のアパートの窓に映像作品が映し出され、そこを通りかかった人はもちろん、通行するバスや車からそれを見ることができるというものでした。作品はそれぞれ道行く人をターゲットに作られた２作品が夕刻からループ上映され、アパートの別の部屋には訪れた人の交流の場として「コタツ」が置かれました。この「コタツ」は不特定の人のコミュニケーションを生み出すツールとして機能し、期間中は７０歳以上の高齢者から高校生まで幅広い年齢層の方々が会話する賑わいのある空間となりました。
また、樋口裕二によって記録映像がつくられ、後日上映会なども開催されました。

この「タマニカイ2」は作品を見に来てもらう既存の展覧会ではなく、アートを人々の日常に入りこませようという試みでした。