まぶたは、必要に応じて光を遮ったり、ゴミや衝撃から目を守る役割をはたします。また、目が乾いて傷つきやすくなるのを防ぐため、まばたきによって目の表面に涙を絶えまなく運んでいます。
まぶたの縁にある睫毛(まつげ)には、埃などの物が触れると反射的に目を閉じさせるセンサーの働きもあります。
まぶたの縁にある、脂肪を分泌する腺(マイボーム腺)の孔やまつ毛の毛孔に細菌が入って化膿すると、まぶたが腫れ、痛みをを感じています。これが、「ものもらい」で、汚い手で目をこすることのほかに、体の抵抗力の低下や糖尿病なども原因となります。とくに繰り返しものもらいができる場合は、自己診断せずに眼科で診察を受けることをお勧めします。