カチオン電着塗装 |
◇連続コンベア方式&大型ワーク対応ライン
対応サイズ W1500 × H1500 × D700
対応サイズ W3200(長尺最大3500) × H1800(最大2000) × D1100
建設機械部品 自動車部品 建設資材 等 金属製品全般に可能。
◇カチオン電着塗装とは
製品に電気的に塗料を付着させる塗装方法で、ワークを電着槽内に全没浸漬する事により吹付けによる塗装では塗布出来ない様な製品の隅々まで、ほぼ全面に均一な塗膜を形成する事が出来ます。
高い防錆機能を持った電着塗料で満たしたタンクに、製品を全没させる事により優れた塗膜性能を発揮するカチオン電着塗装の代表的事例として全ての自動車、トラック等のボディの下地として採用されている事が挙げられます。
電着塗装された塗膜は防錆力に大変優れ、800時間オーバーの塩水噴霧試験を問題無くクリアする性能を持っている上に経済的にも優れています。有害物質を含まないカチオン塗料は環境面でも優位性を持っています。
又カチオン電着塗装を下地として粉体塗装や溶剤塗装を行う事により更に優れた防錆力とデザイン性、豊な色彩、意匠性を付与する事が可能です。
◇弊社電着塗装工程
予備洗浄 湯洗→ アルカリ脱脂→第一水洗→第二水洗→表面調整→リン酸亜鉛皮膜処理→第三水洗→第四水洗→純水洗→電着塗装→第一UF水洗→第二UF水洗→RO水洗→焼付け
弊社では同業者の方の”前処理” ”下地処理”としてのカチオン電着塗装もお受けします。
今後益々 工業塗装に係る人材は不足して来ます。
スプレーマンはもとより、塗装前処理に携わる人材も少なくなってきます。
環境面 品質面からもシンナー脱脂はお勧めしません。
従来の ”シンナー脱脂 → 下塗り → 上塗り ”
或いは ”パーカライジング → 下塗り → 上塗り”等の下塗りまでの工程をカチオン電着塗装に
置き換える事によりスペックアップ化(20数ミクロンの膜厚で塩水噴霧800時間) コストダウン(下塗り不用) 及び工期短縮(カチオン電着の上に御社で上塗りするだけ 殆どの塗料が上塗り可)、環境負荷減(水溶性の環境対応塗料)と言ったメリットが得られます。
注)フルディップする為 構造上の制約はありますが設計段階から織り込めは大幅はVAが
図れる可能性が有ります。
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