旅は現実の空間と違った場所にいけるのと、いろいろな体験が出来るのと、 時には楽しい人に出会えたりするので、とても好きです。 時を感じることに興味がそそられるので例えば奈良とか京都は古い建築、 再建などで必ずしも古いと言うものではないんですが、 その様な雰囲気を味わえる土地に思い馳せるものを感じます。 また、北海道など自然が剥き出しになったいるところもとても好きです。 自分が住んだことのない土地に行った場合、その土地の食べ物を頂くのが好きです。 人々の考え方は文化となり、食へ影響してくると思うからです。 でもあまり難しい事は考えません。 旅の楽しさを体で感じるのにはそのほうが言いと思うからです。
食を求めて旅に出ると言うのは如何でしょうか。 その土地に行かなければ得られないものと言うものがあります。 果物ほどとれる土地によって味が違う食べ物はないように思います。 郷土料理とか魚介類も土地によってだいぶ違うと思いますが、長野のりんご、 山梨のぶどう、そして山形のさくらんぼはその代表と言えるでしょう。
おいしい物を食べて機嫌が悪くなる人はいないはずです。 果物はお菓子の甘さと違って甘いのはにが手と言う人も受け入れやすいはずです。 私は何でもおいしく食べてしまうので、「そんなことはない」と言う貴兄には反論が出来ません。 が、一度試してみては如何でしょうか。
今回私たちはさくらんぼを求めに山形に出向きました。 首都高速に入り東北道をひた走り、白石ICで降りて蔵王越えをします。 工程も旅の楽しみなのですが、高速道路はただ走って移動するだけでした。 遠刈田温泉で名物鴨そばを食べて行こうと寄ったのですが、 あいにく「代休します」と掲げてあり休みでしたので近くの喫茶店で昼食となりました。 昼食のメニューは石焼ご飯とトマトの冷製うーめんでした。
遠刈田温泉から蔵王エコーラインで刈田岳の御釜見物。
途中滝見台によって滝を見物。
梅雨の季節なのに晴れ間が覗き風もなく素敵な景色を見ることが出来ました。
ここにつくまでは妻は「来たことがあるかも」と話していたのですが、
御釜の風景をみて「初めて来た、見たことない」と感動していました。
駐車場からちょっと上がったところに展望台があって,
コバルトグリーンの御釜を見下ろすことが出来ました。
それから刈田岳山頂まで歩き神社で旅の安全を祈り、
雄大な景色を楽しみました。
すると風が強くなってきて寒くなってきたのです。
山の天気は変わりやすいと言いますが、
気がつくとさっきまで気持ちよかった天気が見る見るうちにガスって来ました。
私たちは山頂からおりて御釜を離れることにしました。
車を駐車場から出す頃には低い雲が垂れ込め、
坂を降り始めると当たり一面霧が霧で覆われてきました。
すれ違いに上がってくる観光バスの人は気の毒だねと話しながら山を降りました。
山形は紅花の産地でこの時季に花が咲くことをインターネットで知りました。 しかしながら詳しい情報を持ってこなかったため、 御釜の休憩所で得たパンフレットを頼りに紅花畑を探してみることにしました。 走れど走れど目指すものがありません。 あきらめて天童のホテルに向かうことにしました。 国道13号線を北上しているとパンフレットに見た地名がありました。 左折の体制だったので仕方なく左折し、そのあと曲がりたかった方向へ進路を変更しました。 なんとなく走っていると黄色い花畑が見えてきました。貫津の紅花畑でした。
思っていたものよりも狭い感じがしたのですが、せっかくですので写真を取りました。
もっと大きい畑があるはずなのにとぼやきながら、ホテルに到着しました。
今日は渋滞もなくムーズだったので、五時過ぎの到着でした。
翌日はまずホテルでゲットした観光地図を頼りに、高瀬の紅花畑を探してみることにしました。
チェックアウトして紅花畑に向けて走り出しました。 近くに来ているはずで同じところを何度も通るのですが、大きな目立つ畑がありません。 紅花センター(うるおぼえ)で聞いてみたところ、 目的の地はこの周辺なんですがまだ時季が早いらしく、 花が咲いているところは少ないとのことでした。 がっかりしていたところへ、ちょっと待っててください、 と刈り取って束になったところから紅花(花とつぼみの数は10個くらい)をお土産に頂きました。 ほくほくした気持ちを抱いて今回のメインイベントのさくらんぼ狩りに向かいました。
場所は寒河江(なんとなく)にしました。
お昼前でしたがまだ一組しか入っていないとのことでした。
「昨日は団体さんが来たので下の方はなくなってるけど脚立つかって上の方食べて。
味は木によって違うから自分で見つけて」とのご指導がありました。
制限時間は言い渡されませんでした。
だいたい人の腹の大きさは決まっているので満腹になる頃が制限時間と言うところなのでしょう。
何とかと煙は高いところを好みます。と言うわけではありませんが、早速脚立をゲットし味見めぐり。 木の枝の下を脚立をもって移動して、赤い実を見つけると登ってもいで味実します。 はじめは何か違うとぼやいていたのですが、出入り口付近の木を味見した時、 私の目が大きく見開かれ「見ーっけた」と妻に囁きました。 まさに佐藤錦の甘さでした。 私は以前仕事で山形を訪れた時に、 こちらの方に親切にもさくらんぼ園に案内して頂き食べさせてもらったことがあったのです。 その味が忘れられずそして妻にも紹介したいと思っていたのでした。 手の届くところから実を採り木の下で待っている妻に手渡すのです。 妻が食べている間、時間が空くのでその時に自分の分を頬張るのです。 口の周りがべたついた感じがしてきて腹いっぱいになって来たので退散することにしました。 時間にして三十分位でしたでしょうか。満足感で一杯でした。
さて、昨日逃した鴨そばを再度チャレンジと言うことになりました。 御釜は通らずに国道で遠刈田に向かいました。 途中で雨が降ってきたりで空が明るくなることはありませんでした。 今日は御釜見物には向いていないようです。
さて、まず、車で店に接近して休みだったらそのまま帰ることにしました。 ところが、店の前には短い行列があったのです。 よしと思い車を駐車場に止めて、その行列に加わりました。 二人とも鴨好きなのでそのうまさに感激しました。鴨の出汁は濃くいい味でした。
今回の旅は梅雨の合間と言うことで天気はあまり期待していませんでした。 さくらんぼ狩りはビニールハウスの中なので天候に左右されません。 ですからメインイベントには問題はないのです。 ところが運良く計画したことがすべてうまく運びました。 こんなに順調な旅はあまりめぐり合えないのですが、今回も本当にすばらしい旅でした。
北海道は雄大な自然の宝庫で訪れる者達を包み込むような大らかさを感じます。 朝晩は涼しいのですが昼間は日差しが強い日と、私が住んでいるところとあまり変わりない暑さを感じるときがあります。 しかし、ジメッとした暑さではないのでとても心地いいです。 私がこの地阿寒を訪れるのは二回目なのですが、妻はまだ来たことがなかったので、 その時に見た摩周湖の美しさを紹介できればと思い決心しました。 後から知ったのですが夏の摩周湖は霧の季節で、私が訪れたときはたまたま運が良かったのだそうです。 今回もしっかり霧がかかっていました。
1日目は昼前にホテルに到着。昼御飯を観光食堂で食べたのですが、空港に着いたときは涼しかったのに、 阿寒に来たときにはうだるような暑さだったのを覚えています。阿寒湖の遊覧船に乗り小島へ渡り、 マリモを見ました。大きいマリモから子供のマリモが出てくるような者がありました。船の出発時間が迫ってきたので、 急いで戻りました。船の中では「マリモの歌」が「ま〜り〜も〜よ、ま〜り〜もー」と流れていてそこだけ今でも覚えています。 下船後はホテルに戻りチェックイン。まだ夕食までには時間があったので、湖を眺めながら足湯につかりました。 部屋に戻りしばしまったりした後、私は露天風呂を堪能しました。その後のビールは格別でした。
2日目はレンタカーで弟子屈町に向かいました。屈斜路湖、摩周湖を眺める予定だったのです。
まずは屈斜路湖の砂湯を体験します。そちらに向かう途中で大きなひまわり畑に出会いました。
車窓から見たときは黄色い畑だったのですが、まさかそれが、ひまわり畑とは思いませんでした。
砂湯は屈斜路湖畔の砂浜を掘ると暖かい温泉が湧いてくるところです。
あちらこちらが穴ぼこだらけでした。
さて、平地で曇っているのに摩周湖は見えるはずがないと半ばあきらめで行ったのですが、
やはり期待は裏切られませんでした。真っ白、しかも濡れてきて寒い。でも、ただでは帰りません。
展望台そばに人だかりを見つけました。リスがいたのです。ひまわりの種をほう張る野生のリスでした。
湖は見えずともアイスクリームは忘れません。
クーポン券があったので目指すアイスクリーム工房でアイスクリームをいただきました。
まだ帰るには時間があると思い、再び摩周湖へ。無駄な努力に終わりました。
妻の方は期待を裏切られ帰りの道中は寝てしまいました。そのかわりと言っては何ですが、
途中双湖台により展望台から二つの湖を眺めましたが、摩周湖に代わるものではありませんでした。
阿寒町を過ぎ越しオントネーに向かいました。このときはいい天気になっていました。
オントネーから阿寒町まではいくらでもありませんが、道中、私はキタキツネを発見したのです。
妻はめがねをかけた私ほど視力が良くないので、発見することは出来なかったようです。
こればかりはどうしようもありません。私一人幸せでした。
3日目は帰る日です。午前中に釧路に戻り和商市場の市場亭で昼飯をとり、 食後は土産物屋で花咲蟹を買いました。 花咲蟹はこの近くの花咲漁港で水揚げされる蟹で殻が固く身がしっかりしている美味しい蟹です。 さて、それから空港に向かうのですが、空港の近くに鶴公園があるので、ちょっと寄り道をしました。 鶴公園に行こうと思ってバスに乗ったら、阿寒町から釧路に来るときと運転手さんでした。 向こうもこちらに気づき、鶴公園から空港への経路を考えてくれました。ところがやはりタクシーが便利なようでした。 土地の真心にふれた瞬間でした。私達は暖かい気持ちを持って羽田に向かうのでした。
北陸の小京都とも言われるこの町は、片町の武家屋敷や茶屋街にその名残を見ることが出来ます。 また加賀友禅でも有名です。さて私たち夫婦はこの街並みや加賀友禅を見たくて金沢に旅行しました。 私は時を感じることがとても好きなので、この旅行にはとても魅力がありました。
1日目にまず武家屋敷町を訪ねました。ここは加賀百万国の時代に家来のお屋敷があった場所で、 今でもわずかではありますが、当時の建物を公開しているところがあります。 座敷に座って鴨居を眺めたり、或いは縁台にあがり庭を望んだりとすると、 当時の様子を忍ぶ事が出来るような気がします。 また、この町には加賀友禅の工房を見学できるところがあります。 美しい加賀友禅をながめると、心が癒されます。 昼食を取ってから忍者寺と言われる妙立寺へ向かいました。 ここは前田家の祈願所としてたてられたのですが、殿様を守るための仕掛けがあちらこちらに 見ることが出来ます。この寺の階段の数は部屋の数より多いのです。
2日目は金沢の象徴とも言うべき兼六園を訪れました。
天気が良く午前中ずっと兼六園と城跡に居ました。
ここは大きな庭園で木と水と岩そして建物が見事な景色になっていました。
私たちはそこで花を見たり噴水を見たり、そして動かない屋形船に乗って当時を偲びました。
昼を食べて伝統工芸館に向かいました。
そこで妻は加賀友禅を試着したのですが、私は見てるだけでした。
そのあと型染めにも挑戦しお土産を持ち帰りました。
東茶屋町を訪れ当時の優雅なお遊びを想像しました。
この日は食事の後、夜景を見に再び東茶屋街へ向かいました。
そうしたら、ボランティアのガイドで「まいどさん」という方々がいろいろと案内してくれました。
私は夕食に心地よく飲みすぎたのか尿意を催したのでした。
仕方がないので、「まいどさん」にうちあけるとその様な人が多いのか、
じゃあこちらへとなれた様に料亭へ連れられました。
すると、同じような人が何人か付いて来られました。
一息ついたところで最終のバスに乗りホテルへ戻りました。
3日目は海の方にあるからくり博物館に行きました。 そこは、江戸時代に考えられたおもちゃの模型が飾られていて、 遊ぶことが出来ます。 そこでは、お茶を運ぶ自動人形があり、実際に実演して見せてくれました。 くるときはバスで来たのですが、帰りのバスが2時間に一本しかなく大きな通りまで歩いて戻ることにしました。 途中市場によって土産を仕入れました。 帰りの飛行機まで少し時間があったので、駅の近くの金箔工芸館を見学しました。 金箔って透けて見えるの知ってましたか? 向こうが青っぽく見えるのです。 2センチ角の金箔とお茶をいただき帰りました。きんぱくは手でもむと消えてしまうので 注意して持ち帰ってくださいと言われました。 その金箔は工芸館のパンフレットに挟んで取ってあります。
金沢には何度も訪れているのですが、今回の旅はとても有意義でした。