楽しかったことやつらかったこと、文章にしてみたらどうなるのだろうかとペンを走らせいやキーボードをたたきました。 本読むことは好きなのですが、書くのは苦手という人種ですので読みにくいかもしれません。 ジャンルもまちまちでエッセイと物語が混ざっています。すいません。 ご感想など頂けたら幸いです。
夢の続きへ(Office2000 .Doc File)
別窓が開きます
土曜日の朝、気持ちよい目覚めだった。昨日で一段落がついたので幾分気が楽になったのだろう。 目覚し時計の助けを借りなくてもいつもの5時に目がさめてしまった。少しの間床の中にいたのだが、 こんなに気持ちよく目がさめたのは今日は行動しろと太陽が告げているように思い、思い切って起き上がった。 カーテンを開けると、窓の外に青い空が広がっていた。快晴だった。
「ならば、走りに行くか」と独り言をつぶやき、朝の儀式に取りかかった。 エンジンを回しそそくさと駐車場から出た。風が涼しく気持ちいい。
「上高地にでも行くか」
16号線を北上し、八王子から高速にのった。途中PAで朝飯を調達。 そのまま松本で降りて上高地の入り口である沢渡の駐車場までノンストップだった。 10時につけば混雑前にバスに乗れる。 そうすれば、日差しを浴びながらゆっくり昼飯を食っても、散歩の時間は充分だ。
帰りは来る時よりも時間がかかる。3時に下りると決めて、嘉門次の小屋まであるこう。 嘉門次の小屋とは梓川の約4キロ上流にある山小屋で, 近くに明神池があり川魚やそばを食わせてくれる山小屋のことだ。 ここには山が好きな連中が集まって誰構わず話を交わしている賑やかなところなのだ。 囲炉裏を囲み岩魚を食いながらその話に混ぜてもらうのが好きなのだ。 なんと言っても山は雄大で、全てを包み込んでくれる気がする。 歩いてる途中に出合う鳥や猿たちに話しかけながら森の中を歩いていると、 心の疲れが流される様に感じるのだ。嘉門次の小屋往復は河童橋からだいたい3時間。 この前大正池の方を散策したのだが、歩いただけでは2時間とちょっとだったので、 やはりこのコースがちょうどいい。
帰りのバスもなかなか楽しい今は道路が整備されているが、 以前は渓谷沿いを走り落ちるんじゃないかとハラハラしたものだ。 この頃はまだ釜トンネルが健在であり荒削りの壁を坂の上から見下ろす光景はいつ見てもたまらない。
帰りは交通量が多くなり町に近づくと車の動きも鈍くなる。 しかし、風景も楽しめるしそれは其れでいいのだ。空が暗くなり景色が見え辛くなると、 高速も渋滞が始まる。体の疲れは案外心地よい。 寝ると取れる疲れとそうではない疲れ、今日は寝ても取れない疲れをやっつけた。 家に近づくにつれて腹が鳴ってくる。 車をおいたら馴染みの寿司屋で土産話をしながらうまいものを啄ばもう。 こんな休日はたまにしか味わえないのだが、貴重な時間を過ごした時は心も体も満足感で一杯になるのだ。
END