北海道にオフシーズンは無し!
〜道東の川で越冬アメマスを釣る〜



北海道といえば、冬は流氷がきて、川が凍り、釣りはワカサギ釣りか道南方面の海でのアメマス釣りというイメージ。まして、マイナス10度とかの世界での釣りなんて、釣竿のガイドは凍るは、糸は凍るは、釣ってる人間が完全冷凍になってしまう。と思う。3年くらい前までは、私もそう思っていた。だか、最近状況が変わってきたのだ。

昔から道東方面のアメマスは、越冬のため川の下流域の深みにたまり数十〜数百のアメマスが、群れて泳ぐというのは知る人ぞ知る情報だった。だけども、その時期は川の表面が結氷してしまいここぞと思うポイントには、フライやルアーを投げれないという状況だった。そんな悩ましい思い出が何度もある。それがここ最近の暖冬のせいで川に氷がはらないのではる。

気温が高く、水温も高ければ魚の活性も高く、十分釣が楽しめてしまうのである。そうなると釣り師は夢中に冬でもフライを巻き、次の釣の予定を企み、足げなく川へ向かうのは私だけじゃないだろう。そんな道東のアメマス釣りへ1月20日に行って来た。


アメマスが釣れる川はいくつもあるけど、今回は始めての川に行くことにした。初めての川は、どこにポイントがあるのかわからない。川を歩けばある程度ポイントは見つかるのだけど、比較的平らな湿原の中を流れる川はゆったりと蛇行して流れる河口域は、ポイントとポイントまでの距離が長い。さらに雪が積もっているので歩くのも困難。そんな中車を走らせながら、ポイントを探していると、周りには住宅が建ち、土手沿いにはサクラが並ぶ、生活感あふれる街中に良さそうなポイントを発見した。偏光メガネをつけて川の中を覗くと、ビックリ!信じられない数のアメマスが泳いでいた。流れの中から、バンク際までざっと数えて300尾はいる。大きさは40〜60cmくらい。中には70cmはありそうな魚も見える。なんか、アメマスとは思えない光景で言って見れば、餌付けされた鯉?って感じ。

とりあえずはじめての川だし、魚の姿もみれたし、一安心。流れの中で流れてくるものをパクパクと食べている様子から、釣れたも同然。穏やかな気持ちになった。

釣り支度をおえ、対岸に渡り、穏やかな流れにフライを投げ込むと、一匹目のアメマスが狙い通りヒットした。その後3時間は、そのペースで釣れつづけた。ドラマチックに書きあらわしたいけど、釣れすぎる釣も飽きてきて、ありがたみがなくなり。そんな感じだった。
でも、この川のアメマスの魅力はまだまだ、この日をスタートに巨大アメマスとの格闘が始まるのだった・・・次号へつづく。



釣り方は、フライフィッシング6番ロッド、5番フローティングライン、インジケーターを付け、5Xのティペットにニンフ。ニンフは12番〜16番のフェザントテイル。沈みが悪い時は、ガン玉ヘッドにし、金玉のビーズヘッドとダブルで使うのが効果的だった。魚がいるのに食わない場合は、フライが悪いのではなく、フライの沈め方、流し方が悪い場合がたいていで、ティペットを長くしたり、さらに上流からフライ先行で流し込む、といった流し方の改善で、アメマスはフライをくわえてくれた。寒いけど最高!