|
箕甲(みのこう) |
箕甲とは湾曲があり曲線を描くの
が大変難しい部位です。
社寺専門店の腕の見せ所です。
当社は社寺専門店として『巻き上
げ』と呼ばれる手法を取り入れて
おります。巻き上げとは箕甲自体
の美観が良くなるように設計し加
工して取付を行います。社寺専
門店の『巻き上げの箕甲』を是非
ご覧下さい。
|
巻き上げの箕甲 |
まずは現場にて基本となる線を出します。この線が一番重要です
本堂の下から見た時、美観がよくなるように基本線を出します。
何度も下に降りて確認します。
その基本線を元に加工場で設計し加工します。
卓越されたセンスで設計し加工します。
加工場で加工された箕甲
かなりの湾曲があることがわかるかと思います
現場作業
型をひとつひとつ出し取り付けていきます。
屋根の平面と同じように多めに吊子(ツルコ)を打ち暴風対策を整えております
綺麗に仕上がった箕甲
美観もばっちりです
|
箕甲の作業は基本線から設計し加工して取付を行います。
この一連の作業のスムーズさは社寺専門店だからこその技と
思います。
設計しなくても巻き上げを行わないと取り付けることが可能
です。
仕事柄 多くの寺院様の本堂をみますが『お寺がないている
』と感じる本堂が多々見受けられます。
お寺は代々受け継がれていくものという認識が当社にはあり
ます。
『雨漏りしなければよい』『それなりなもので良い』という
考えは当社には存在しません。
社寺専門だからこその技『巻き上げの箕甲』を是非 多くの
寺院様に取り入れていきたいと強く願います。
|
|
|