================================================================ ELT(EchoLinkTimer) 2006.05.14 by JF7ELG ================================================================ はじめに このプログラムはEchoLinkの長時間送信を防ぐための補助ツールと Ver.0.1.0以降は日本語Chat機能があります。EchoLinkがInstall されていない環境ではManual Modeでカウントダウンタイマとして ご利用可能です。 Visual Basic 6.0 で作成していますのでお使いの環境によっては MicrosoftのHomePageからVB6.0用のRuntimeライブラリをDownload する必要があります。(セキュリティの関係で最新版をご使用下さい) プログラム自体は、フリーウエアですが、ソースコードは今のところ 非公開です。 (はずかしくてお見せできないというのが本音だったりします。) --------------------------------------------------------------- 謝辞 Chat部分はJF1VAE/渡辺さんの作られたEchoCCHA!を参考にさせていた だきました。この場をかりてお礼を申し上げます。 --------------------------------------------------------------- 動作環境 OS: Windows98,Windows98SE,WindowsMe,WindowsNT,Windows2000 WindowsXp,Windows2003Server   (Windows95は動作未確認) CPU,Mem: EchoLinkが動作出来る環境なら問題ないと思います。  (Manual ModeならPentium100MHz/64MBでも十分でしょう) *)VisualBasic6.0RuntimeのInstallされたPC --------------------------------------------------------------- インストール インストーラー付きのファイルの場合、解凍後setup.exeを実行して ください。 実行ファイルのみの場合は解凍後既にInstallされているディレクトリ に上書きしてください。(初期値 C:\Program Files\ELTimer\) --------------------------------------------------------------- 使い方 ELTimer.exeを起動してください。EchoLinkが立ち上がっていない場合 EchoLinkが起動されてからELTimerが起動します。 EchoLinkがInstallされていない場合はManual Modeでの起動になります。 表示されるボタンの機能は次のようになっています。 [▼] カウントダウンを開始します。 [ll] カウントダウンを一時停止します。 [■] カウントダウンを中止します。 [Date] チェックするとChat画面に日付を表示します。 [Time] チェックするとChat画面に時間を表示します。 [Clear] Chat画面に表示された文字をクリアします。 [Free]or[Busy] Listen-OnlyとBusyをコントロールします。 [Log Open] 新しくWindowを開き本日記録されたLogを閲覧します。 [Send] Chatの送信をします。 [File]-[Option]で設定出来るのは以下の項目です。 ・カウント時間 max.99:59:59 ・FontSize 6 to 72 ・Stanby時間 max.59 ・Sync Transmit 送信同期有無 ・Sync Recive 受信同期有無 ・Alrm 警告音有無 ・Disp Date Chat画面に日付の表示 ・Disp Time Chat画面に時間の表示 ・Log File Chat Logの保存 Stanby時間有効の場合は送受信状態(同期有)から送受信無しになった ところからカウントダウンが開始します。カウントダウン中でも送信 することは可能です。 Chat Logの保存はELTimerがInstallされたディレクトリの下にLogsと いうディレクトリが作成され 年月日.txt というテキストファイルで 保存されます。 例) C:\Program Files\ELTimer\Logs\20040921.txt 日付の表示有り無しにかかわらず日付を含んだデータが記録されます。 [Log Open]を使用すると保管したLogファイルを閲覧できます。 [File]-[Timer]で設定出来るのは以下の項目です。 Timer01とTimer02の開始時刻、終了時刻を設定してチェックマークを 付けると開始時刻になるとListnOnlyとBusyになり終了時刻になると 解除されます。時間は24時間表記で設定してください。 EchoLinkを終了すると自動的に終了します。このプログラムの終了 でEchoLinkが終了することはありません。 --------------------------------------------------------------- 注意 EchoLinkがInstallされているか確認するためにDefaultのディレクトリ C:\Program Files\K1RFD\EchoLink\ があるか確認しています。 他のディレクトリにInstallした場合はEchoLinkがInstallされていない と判断してManualモードで立ち上がります。 EchoLinkをDefaultと違うディレクトリにInstallした場合、elt.iniに 絶対パスを指定することにより次回立ち上げ時からメッセージ無しで 起動することが出来ます。(補足を参照) --------------------------------------------------------------- 補足 設定ファイル(elt.ini)はELTimerと同じディレクトリに生成されます。 テキストエディタで修正も可能ですが間違った値を設定した場合は 起動時にエラーの表示が出ますが[OK]ボタンを押すと初期値で起動 します。各項目の変更後[Set]ボタンを押した時と終了時に情報が 書き込まれます。 例) Timer=00:03:00 ( 00:00:00 to 99:59:59 ) FontSize=9 Stanby=5 ( 0 to 59 ) SyncTx=1 ( 0 or 1 ) SyncRx=1 ( 0 or 1 ) Alarm=1 ( 0 or 1 ) DispDate=0 ( 0 or 1 ) DispTime=1 ( 0 or 1 ) LogFile=0 ( 0 or 1 ) Position= 50, 50, 5640, 8460 ELDir=C:\Program Files\K1RFD\EchoLink\ ELTDir=C:\Program Files\ELTimer\ Timer01=00:00:00,00:00:00,0 Timer02=00:00:00,00:00:00,0 各sessionの説明 Timer カウントダウンの時間です。 FontSize Chat画面に表示されるフォントサイズの指定です。 Stanby Break Timeの時間です(秒)。 SyncTx EchoLinkの受信と同期するかの指定です。 SyncRx EchoLinkの送信と同期するかの指定です。 DispDate Chat画面に日付を表示するか指定します。 DispTime Chat画面に時間を表示するか指定します。 LogFile LogFileを書き込むか指定します。 Position ELTimerの表示位置、サイズ情報です。 ELDir EchoLinkのディレクトリを指定します。 ELTDir ELTimerのディレクトリを指定します。 Timer01 タイマー01の開始時刻、終了時刻、有効/無効の情報です。 Timer02 タイマー02の開始時刻、終了時刻、有効/無効の情報です。 Alarm(警告音)は初期値(00:03:00の場合)では約1分経過で1回,2分経過 で2回、2分30秒過ぎると3秒おきに毎回Beepが鳴ります。 設定時間によってBeepのなり方は変わりますのでご了承下さい。 (Alarmは送信時にしか動作しません) バーグラフは90個でFullですので初期値の場合は2秒で1つ増えていく ようになっています。時間変更した場合には設定時間(秒)を90で割っ た数字が増加数です。(1分30秒なら1秒で1つ増加) ただしStanby表示は1メモリ1秒固定です(Max.59秒ですから) サイズ変更は可能ですがある程度より小さなサイズにはならないように なっています。(表示されないと機能的に問題があるため) --------------------------------------------------------------- ご意見 使ってみた感想や機能追加の要望はE-mailでいただければ幸いです。 Mail to:jf7elg@jarl.com JF7ELG #0718 福島県南相馬市小高区 木幡栄一(こわた えいいち) --------------------------------------------------------------- 免責について このプログラムを使用したことによって発生したいかなるトラブル、 損害にも、著作者は一切の責任を負いません。各個人の責任において 使用してください。 --------------------------------------------------------------- <更新履歴> Ver.-00 試作品完成。HomePageにて配布開始。 Ver.0.00 EchoLinkAPIからTX,RXのStatusを受け取るように変更。 送信、受信、タイムオーバーの表示を若干変更。 Ver.0.01 送信、受信にsyncしているときに [Start],[Pause] を 押したときの表示ミスを修正。 Ver.0.02 ELTimerからEchoLinkを起動した場合、EchoLinkを先に 終了しないと不具合があるのを修正。 Ver.0.03 上記不具合の対応のためEchoLinkを終了するとELTimer を終了するように修正。 Ver.0.04 受信が終わった状態から秒間のStanby時間カウントダウン 追加。 Ver.0.05 Stanby時間カウントダウン表示追加。(1目盛り1秒) Ver.0.0.6 メニューバー追加、マニュアルボタン無しに変更。About 追加。 Ver.0.0.7 マニュアルボタン、アラーム(Beep)有無し選択可能に 修正。Option設定内容をiniファイルに書き出し。 Ver.0.0.8 Stanby Timeの入力が1桁を受け付けないものを修正。 Ver.0.0.9 Auto/Manual画面切替のパフォーマンス改善。 Ver.0.1.0 EchoCCHA!(JF1VAEさん作)統合、ChatデータOverFllow対策。 送受信共にStanbyカウントが動作するよう変更。 Ctl+Cでテキストコピー機能、LogFile書き出し追加。 当日Log Fileを閲覧するためのWindowを追加。 それに伴い画面の大幅変更。 追加項目、表示位置を含んでiniファイルに記録。 iniファイルが無い場合、初期値でiniファイルを自動生成。 Ver.0.1.1 C:\Program Files\K1RFD\EchoLink\ ディレクトリが無い場合 Manual Modeで起動するか強制的にEchoLinkと同期するか確認。 Ver.0.1.2 ini File から stby Time 読み込み時の Check Bug Fix Ver.0.1.3 EchoLinkのInstallディレクトリ、LogFile保管ディレクトリを         elt.iniで指定できるよう追加。         カレントディレクトリが変わった場合、TodayLogが開かない         不具合を修正。          Ver.0.1.4 TodayLogでCtrl+Cでテキストコピー出来ない不具合修正。 若干Programを最適化。 Ver.0.1.5 ChatLog 保管ルーチンの修正ミス修正。 Ver.0.1.6 Log Fileを閲覧をファイル選択できるよう変更。 Windowのサイズをiniファイルに保管。 elt.ini 読み込みルーチン修正、各ルーチンにエラー処理追加。 Ver.0.1.7 Listen-OnlyとBusyをコントロールするボタンの追加。 Ver.0.1.8 Listen-OnlyとBusyをコントロールするタイマーの追加。 Chat表示画面のFontSizeを変更出来るよう変更。 入力モードを項目毎に漢字入力on/offコントロールするよう変更。 表示位置、サイズの保管、チェックルーチンのBug Fix チェックボタンのデザイン変更。 Ver.0.1.9 PTTボタンの追加。 View WindowのFontサイズもChat画面と同じ設定になるように変更。 タイマーチェックが0時から9時まで動作しない不具合修正。 Ver.0.1.10 PTTボタンを追加したところ動作が不安定になったため削除。 エラー発生時にダイアログにてメッセージを表示するように修正。 Ver.0.1.11 WindowsXpでの表示色を修正。 最小化の時タスクトレイに残り時間を表示。 数字入力で数字以外を入力できないよう変更。 Ver.0.1.12 EchoLink.exe のフォルダを elt.ini で指定可能に変更 曜日の表示追加