理念

    高齢者の公的就労制度実現に向けて努力を傾けています。

     ●高齢者の持つ豊かな経験と技術を地域に役立てます。
      自らが元気に働く事により、生きがい・健康・社会参加・社会奉仕を目指しています。
      地域住民の立場に立った街づくりを合言葉に社会貢献を果たします。 

     ●私たちは高齢者が社会の財産として尊敬されるよう、就労を通じて社会に還元します。

     ●私たちは就労を通じて社会発展に貢献します。

     ●私たちは就労を通じて自らの生活を守り、豊かな人生を送ります。      

(令和5年6月17日開催)令和4年度 第23回通常総会 理事長 齊藤眞一 ・ 副理事長 川口孝男 ・ 専務理事 木ノ下貴之   

京都高齢者福祉事業団のあゆみ 

 京都高齢者福祉事業団は、1972年(昭和47年)8月に「働きたい高齢者」80人が集まって、大勢の仲間と共に協働の力を支えにいつまでも元気で、いきいき働こうと事業団を設立しました。

 当初は、仕事もなく、集まった人々も一人、また一人と減って行きました。
しかし、残りの人が「ここで頑張らないと高齢者の働く場所が無くなる」と手弁当持参で奮闘してきました。

 2003年には特定非営利活動法人となり、今では団員数約300名が働く、大きな高齢者の就労の拠点となりましたが更なる社会への貢献を目指しています。


 2022年には設立して50年を迎えます。高齢者が働く事は、豊かな人生経験、知識を再び社会的貢献に還元していくという重要な意味があります。

 これからも高齢者の働く場を「公的就労制度に」と位置づけ、またその制度ができるまでのあいだ、自主的に仕事を作り出す、という事業団活動をすすめてまいります。