別館増築に伴い、定員が増えたのでお手洗い、洗面所、 洗濯機のスペースを増築する事としました。 六畳和室の押入れの二畳分のスペースに増築します。 まずは内装や床板などをはがします。 |
もともと和室であった為、芯壁(柱が露出するタイプ) なので、覆壁にする為に壁板を張ります。 その下地のために柱の間に角材を貼り付けていきます。 |
お手洗い、洗面所、洗濯機の各排水の排水工事と、 お手洗いの便層の埋設工事、配管工事はいつも お世話になっている業者にお願いしました。 |
下水工事が終わったので、まずは一番下に20_厚の スタイロフォームを入れて、その上からグラスウールを 100_入れていきます。その上から土台の上に垂木を 450_間隔で渡して固定していきます。 |
写真手前のスタイロフォームがはめ込んである部分は 元々畳が敷かれていた和室の部屋部分です。 畳をはがすと畳の厚さ分他と段差ができるので その段差部分に垂木を入れて、その段差分の厚さの スタイロフォームを入れます。 |
その上からすきま風防止のビニールを張り、 構造用合板を張ります。 |
この様に押入れと畳だった部分が面一の床になります。 右に見えている柱は既存の柱。写真右端の柱は 廊下と和室を区切るために新たに追加した柱です。 |
床を張り終えると次は壁張りです。壁板を張る前に スタイロフォームを壁の下地部分の角材の間に入れます。 |
その上から構造用合板を張っていきます。今回は合板に 直接塗装しそのまま壁として仕上げてしまうので、 穴や凹みにパテを塗り平面を出していきます。 |
お手洗い等の仕切り壁の下地も450_間隔で間柱等を 入れます。壁を張る前に電気工事の配線もしておきます。 |
元々台所と和室の出入り口だった戸も、冷凍庫や棚を 設置した為、開かずの戸になっていました。 その部分(写真右側)も壁を張ります。 |
こんな感じで壁板を張り、パテを塗り削って平らにします。 |
元押入れだった部分の天井は薄いのベニヤ板でした。 その下地もいい加減だったので、垂木で下地を作り直し 石膏ボードに張り替えました。 こちらもパテ埋めと塗装で仕上げます。 |
お手洗い、洗面所の廊下と和室の堺は、垂壁と襖で 仕切ります。新たに建てた柱と間柱に壁を張ります。 |
和室部分の壁は鶯色に塗装しました。 | お手洗い、洗面所、廊下部分の壁は白に塗装しました。 |
壁を塗り終えると、床にフローリングの板を張ります。 左上に見える水道管はいつもの業者さんに施工して もらいました。 |
別館のお客様がお手洗いを使い易いように、 お手洗いを出てすぐ横の西側の壁に出入り口を作ります。 モルタルをダイヤモンドカッターで切り取り開口部を開けます。 |
出入り口にはネットオークションで購入したドア(新品) をつけました。 |
洗面所の流し台は帯広の業務用厨房用品の リサイクルショップで、写真右側の洗濯機と乾燥機は ネットオークションで購入した物です。 |
洗面所の流し台と壁を鋏んで向って左側がお手洗いです。 便器はネットオークションで購入した新品未使用品です。 |
写真向って右側の襖のむこうが食堂奥の和室になります。 |
しろーと大工さんのご参考までに・・・今回の工事費は設備費込みで約45万円でした。 その内業者さんにお願いした水道工事と排水工事(便層含む)が約24万円でした。だいぶ節約できたかな? |