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建て主さんと伴に造る家  CM方式(直営工事代行方式)

長泉町O邸 平成16年7月着工 夫婦2人と猫達 

配置図・ 1階平面図・ 2階平面図

施工中写真
西面 築半年後 撮影

塗装費用を少しでも節約するために、雨樋や換気口の色をそのまま生かせるよう、全体をモノトーン調にした。

瓦はいぶし、サッシ、庇の鋼板段葺き、ベランダ笠木ともグレーを採用

間取りを施主さんが3年も考えていたので構造的理由で手を少し加えただけ、外観は間取りによっておのずと決まる。
打合せ・調査開始 平成16年2月 ■建築面積 67.90u (20.50坪)
設計監理契約 同上 ■延べ面積 102.68u (31.00坪)
直営工事の業務委託契 同上 ■屋根 日本瓦(いぶし)
官公庁申請までの打合せ期間 約5ヶ月 ■軒先、下家 ガルバリウム鋼板段葺き
■外壁 センターリシン
O邸の特徴
■施主さんの要望により1階の壁はトイレと猫トイレを除いて全て薩摩中霧島壁
 築3ヶ月後頃に伺ったときに、ペット臭いがしなったのでおどろいた。
 しつけが良い事が要因として大きいと思うが、壁材の消臭効果もなかなかの
 ものである。
■1階を予算的に無理したので、2階のグレードを落とした。
  現在は多目的室として洗濯室兼猫の遊び場スペースとなっているので、
  施主さんは十分と言ってくださいました。

設 備
■キッチン:タカラ(エーデル I=2550) 2階シングルシンク×1
■バス:タカラ(エメロード 1616)
■トイレ大2(2階はウォシュレットなし)
■合併浄化槽5人
建て主さんの計画を尊重し、隣地境界より70cm以上(民法:最低50cm)はなすと写真のように、施主さんの親のお宅にぎりぎりまで接近した。
北側斜線制限もギリギリで、配置に大変気を使った。
玄関より北方向をみる

1階の居室と廊下の壁は薩摩中霧島壁(塗り壁)
幼稚園で採用して、子供の風邪欠席が減ったなど実績のある健康素材。
繊維も多く強いので、従来の塗り壁に比べ
割れやヒビがでにくい。
表面の細かな凹凸で照明がやわらかい感じになっている。

私どもでは中霧島壁を建て主さんにチョッと無理をしてもらっても勧めている。
クロスに比べれば高いが塗り壁としてはそれほど高くないので。

Oさんは勉強家で既に中霧島壁をご存知で予算のやりくりも承知していたので、2階の仕上げのグレードを落とし1階居室すべて健康素材が実現した。

間取りもご自分で3年も考えているとの事で構造的配慮で少し手を加えただけで、ほぼそのまま採用。

床は猫トイレを除きすべて
パイン無垢t20(みつろうワックス仕上げ)と畳
天井は通気性クロスと一部モイス
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