町の韓国料理屋さん
大阪・鶴橋や東京・新大久保などのコリアンタウンには本場と変わらない料理を出す韓国料理店がたくさんありますが、最近はコリアンタウンではない日本の町の中に韓国料理店が普通に見られるようになってきました。京都にもカジュアルな韓国料理店が増えてきています。かつては韓国料理と言えばせいぜい焼肉店にあるキムチ・冷麺・ピビンパぐらいのものでしたが、様々な韓国料理や韓定食が気軽に食べられるようになりました。
ここで、私がよく行く京都市内のカジュアルな韓国料理店をいくつか紹介しましょう。
コリアンダイニング李朝園
JR二条駅隣りにあるBiVi二条1Fにあるコンビニのような韓国料理店です。入口は韓国食材店になっていて、韓国のお菓子なども買えます。雰囲気はコンビにですが、メニューはジャジャ麺、ユッケジャンスープ、プルコギ、豚キムチ、チャプチェ、キムパプ、トッポギ、デザートなど豊富です。美味しいだけではなく、安さも魅力です。
韓のおしり
四条河原町から四条通りを西に徒歩数分、ビルのB1にある韓国料理専門店。雰囲気もよく、料理も美味しく、値段も安くと三拍子揃ったお店です。ランチもおすすめ。
韓麺館38
鴨川・正面橋の東のたもとにあるピビンパと冷麺が人気の韓国料理店です。ユッケ、蒸し豚、ホルモン鍋なども食べられます。石焼ピビンパは絶品。
韓さんのお店
西大路五条にある韓国料理店。ランチのミニ韓定食500円は韓国料理が十品以上ついたお得なセットですので、ぜひ試してみて下さい。
神戸プルコギ館
五条西小路のダイヤモンドシティ・ハナ3Fにある韓国料理店。韓のおしりなどと同様のファミレス感覚のお店で、気軽に入れます。ちなみに、同じフロアには「あんにょん」というピビンパと冷麺のお店もあります。
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このようなカジュアルな韓国料理店の増加は、ちょうど中華料理店が日本中どこにでもあるという状態に韓国料理が近づいてきている証拠と言えるかもしれません。これは韓国料理が日本の日常に定着しつつあるということです。「びびんぱ家」のような吉野家や松屋に相当する韓国ファートフード店が増えてきているのも、同じ現象と言えるでしょう。
H18年2月4日記