・・アガサ・クリスティ・・
 
本棚の奥から見つけたアガサ・クリスティの本です。
  クリスティの著作では探偵はポワロが中心ですが、その他の探偵も数多く
 登場します。ドラマにもなったことのある、「ミス・マープル」の推理もなかなか
 のものです。ロンドン警視庁のバトル警視も印象に残ります。

   NHKのドラマでポワロが登場するドラマをやっていましたが、イメージが
 違っていてがっかりしました。
   本を読みながら自由に想像力を働かせてつくりあげた「ポワロ」。それを
 演じてくれる役者は・・・・・・・・・いないのです。

    
 エルキュール・ポワロ探偵
   
   
 スタイルズ荘の怪事件 

 創元推理文庫  

   第一次世界大戦で、故国ベルギーを追われたポワロは旧友イスティング大尉と
 スタイルズ荘に身を落ち着けることとなった。ところが、そこの女主人が急死。独創
 的なトリックを使って捜査陣に挑戦する犯人。その裏をかくポワロの慧眼。
  世界の推理小説界にポワロをデビューさせたクリスティーの処女作。
 ポワロの事件簿1  

 創元推理文庫

  ホームズと並んで世界的に有名な小さなベルギー人エルキュール・ポワロの活
 躍する傑作短編集で本格的なトリック、ウィットとユーモアに満ちている。
  教科書にも採用されている名作「誘拐された総理大臣」「エジプト王の墳墓の冒
 険」など、11の作品を収録。                 (巻頭の解説から)
 ポワロの事件簿2 
 創元推理文庫 
  シャーロック・ホームズとワトソン博士のように、おしゃれな小男エルキュール・ポ
 ワロとヘイスティング大尉の名コンビが難事件を解決する。11の作品を収録。
 三幕の悲劇      

 創元推理文庫

  パーティで善良な老牧師がカクテルを飲んで急死した。自殺か他殺か、一見なん
 の変哲もない出来事の底にあるものをえぐり出す、「小さな灰色の脳細胞」ポワロの
 慧眼が事件を解決する。                   (巻頭の解説から)
 大空の死   
 
 創元推理文庫 
  9月の晴れ渡った日、ロンドン行きの定期旅客機の中で一匹の黄蜂が飛んだ時
 乗客の一人が永遠の眠りについていた。2500フィート上空の密室で発生した変
 死の謎を追うのは、たまたま乗り合わせたエルキュール・ポワロ。
 オリエント急行の殺人 

  創元推理文庫 

  オリエント急行列車に乗りあわせた14人の乗客が雪のために閉じ込められた。
 その翌朝、一人の乗客が体一杯に12個所の傷を受けて死んでいた。被害者はア
 メリカ希代の幼児誘拐魔であった。
  しかし、乗客は、イギリス人、アメリカ人、ロシア人、フランス人、スウェーデン人、
 と雑多であり、縁もゆかりもない。ポワロの前に乗客が一人ずつ呼ばれたが、あら
 ゆる乗客にアリバイがあった・・・。              (巻頭の解説から)
                  
    
青列車殺人事件
 
   角川文庫  
アクロイド殺人事件
    角川文庫  

        

ミス・マープル  その他
        
 ミス・マープルと13の謎 

 創元推理文庫


   ミス。マープルの家に、甥の作家、女流画家、元ロンドン警視庁の警視総監、
  教区の牧師、それに弁護士の6人が集まった時、自分だけが知っている怪事
  件の話をして、みんながそれぞれの解決を推理し合うことになった。
   こうして、13の謎が論議された。どの謎の場合にも、膝の上で編み物をしな
  がら、ずばりと真相を言い当てるのは詮索好きな老嬢ミス・マープルであった。
   エルキュール・ポワロと並ぶクリスティーの作品中の名探偵マープルの面目
  躍如たるオムニバス短編集。                  (巻頭の解説から)
 シタフォードの謎    

 創元推理文庫


   雪に埋もれたシタフォード山荘では、6人の男女が集って霊媒占いのゲーム
  に興じていた。すると突然、殺人の発生を告げる不気味な占いが表われた。
   吹雪の夜、突発的に発生した殺人事件。被害者は山荘の持ち主の老大佐で、
  山荘からは片道2も離れている住まいで殺され、しかも、凶行時刻はちょうど占
  いが出た時刻に符合するのだった。 ナラコット警部     (巻頭の解説から)
 謎のエバァンス     

 創元推理文庫


   瀕死の男が言った。「なぜエヴァンスに頼まなかった?」と。なぜ゛?エヴァン
  スとは誰か? ふとしたことでその男の死に立ち会った田舎牧師の四男坊と、
  探偵趣味の伯爵令嬢が、向こう見ずな調査を開始した。
    容疑者はいる・・・死体のそばにいた若い男がそれだ。だが、彼のまわりに
  は妙な人間が集まっている。麻薬患者の実兄、病院の謎めいた院長、そして、
  悲劇的な匂いのする若妻。
    エヴァンスのゆくえを追うふたりはある日、何者かに誘拐されてしまった。
  しばりあげられたふたりの前にあらわれたのは・・・・・   (巻頭の解説から)
 七つのダイヤル     
 
 創元推理文庫

   鋼鉄王クート卿によってチムニーズ荘に招かれた青年たちは、朝寝坊で有名
  な仲間の一人、ジェリー・ウェイドの部屋に8個の目覚し時計をしかけて、驚か
  せてやろうといういたずらを思いついた。
   ところがね翌朝、昼過ぎになっても、ウェイドは起きてこなかった。むろん、朝
  の6時半に目覚し時計は、けたたましい音をたてて鳴ったのに。
   ウェイドは睡眠薬を飲んで死んでいたのである。そして、寝室のマントルピース
  の上には7個の目覚し時計が時を刻んでいた。すると、もう一個の時計は?
   青年の死は自殺か過失死か?                (巻頭の解説から)
 クリスティ短編全集3   

 創元推理文庫


   既刊の「ポワロの事件簿」などに収められた作品を除く9冊の短編集を整理し
  て全5冊に編集したもの。推理・怪奇・恐怖の三系統にまたがるクリスティの多
  彩な短編集。私のところには、3・4の2冊がある。
 クリスティ短編全集4   

 創元推理文庫


   既刊の「ポワロの事件簿」などに収められた作品を除く9冊の短編集を整理し
  て全5冊に編集したもの。推理・怪奇・恐怖の三系統にまたがるクリスティの多
  彩な短編集。私のところには、3・4の2冊がある。