ぼくたちの生きる理由・
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ポプラ社 ★★★ |
横浜甦生(こうせい)病院ホスピス病棟。
小澤竹俊医師は、かつて救命センターで働いたが、延命に力を注ぐことに疑問を 感じて、この病院でホスピス医となった。 もう治療することが難しくなってしまった、末期がんの患者たちに寄り添いなが ら、小澤医師は穏やかな死を迎えてもらうために全力を注いでいる。 「死」について考えることは「命」について考えること・・・。 余命少なくなった身体で、横溝清一さんは中学生に語る。 そして、七夕の夜、小澤医師に看取られ、静かに眠るように旅立つ。 必読の一冊!! |
名もなき人々の伝記・ |
1920年 東京生まれ。早稲田大学文学部社会学科卒業。
朝日新聞編集委員。(「週刊朝日」編集部付) 日本ペンクラブ会員。 主な著書に「ささぶね船長」(理論社 昭和30年度産経児童出版文化賞受賞) 「赤まんま」(理論社)「南極観測対の記録」(講談社) 「雑草の歌 ルポルタージュ集」(光風社)などがある。 |
わたしのわすれ
大日本図書 (大日本
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取材の旅の宿でから引用
「よそもの」に対して、人々の気持ちが、そうかんたんにほぐれるものではない。 そんなとき、わたしは酒のいきおいで、よくうたをうたった。それは、あるときは、 流れ流れて 落ち行く先は 北はシベリア 南はジャバよ いずこの土地を 墓所と定め いずこの土地の 土と終わらん という「流浪の旅」であり、また、あるときは「ゴンドラのうた」であった。 そのいささかかび臭いメロディーは、ふしぎなほど、人々の心に染み入り、や がて、かたい表情で車座になっていた人たちの顔がほころびて、とっておきの 話を聞かせてもらえることになるのだ・・・。 ・奇蹟の画家
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少年は戦場へ旅立った・ |
林田康一 訳
あすなろ書房 ★★★ |
南北戦争に実際に参戦した15歳の少年の物語。
少年チャーリーは一人前の男として、また、家族に送金するために、年齢を 偽って第一次ミネソタ義勇団に加わる。そして、南北戦争のほとんど全期 間を戦い抜いた。 チャーリーが見た戦場の恐ろしさが、臨場感を持って迫ってくる・・・・。 必読の一冊!! チャーリーが初めて参加したブルラトンの戦いの一節
【付記で作者が書いている】
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Good Luck・ |
・・・・・・ フェルナンド・ トリアス・デ・ベス
田内志文訳
ポプラ社 ★★★ |
「幸運のストーリーは、絶対に偶然には訪れない。」???????????????????????
白い騎士と黒い騎士が魅惑の森に「魔法のクローバー」を探しにいきます。 ・大地の王子ノーム ・湖の女王 ・木々の女王セコイア ・すべての意思の母ストーン 黒い騎士も白い騎士も4人に「魔法のクローバー」のことを 尋ねるのですが、黒い騎士はただ尋ねて失望する。白い騎士は 「どうすればよいのか」というような聞き方をする。 「誰もが幸運を手に入れたがるが、自ら追い求めるのはほんのひとにぎり」 各章にこのような格言が付されている。 「幸運を作るというのは、チャンスに備えて下ごしらえをしておくこと。」 ここに主題が凝縮される。 物語の始まりは、公園のベンチで幼なじみの事務とマックスの出会い。 マックスが、仕事も財産もなくしてしまったジムに語る・・・という形で 進んでいく。 |
ママは行ってしまった・ |
クリストフ・ハイン作
松沢あさか訳
さ・え・ら社
笑顔がとても良くてやさしかったお母さんが病気で死んで しまいました。めめめ
パパと一番上の兄のカレル、下の兄のパウル、そして妹のウラは 「泣いてばかりいればママはがっかりするんじゃないか」 と考えて力を合わせて生きていきます。 彫刻家のパパは死んだキリストをひざにだく聖母マリアの像にママへの思いを 込めました。生きていた日のママのほほえみを、マリアの顔に刻みつけたので す。 悲しみをこらえてほほえむその顔は「愛するものがいたという幸せを思えば、こ れからも 生きていける」と言っているようです。 人間味あふれる大司教さんは、自分自身が母親をなくしたときの気持ちを打ち 明けて 子どもたちと心を通わせます。(訳者あとがきを参考にしました。) |
プラムガール・ |
トレイシー・ポーター
厳格な教育で知られるワシントンのバレエスクールを卒業後、サンタモニカに あるクロスワード中学校で教える。現在夫のサンディと娘セタラ、息子サムと 暮らす。本書が日本で初の翻訳本である。 岡本浜江
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ポーター 岡本浜江
ポプラ社 ★★ |
本のカバー、表紙裏などからの抜粋
姉のパールは、バレエは華やかで美しいのは表向きの顔だけで、人間を醜くする
母親が亡くなってから、父のフェリ氏は、母のことを忘れたかのように振舞う。そ
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1931年 東京に生まれる。(塚越恒爾)
1955年 横浜国立大学工学部卒。 NHKにアナウンサーとして入局。 アポロ中継をはじめ、よど号、安田講堂、浅間山荘等の現場実況中継を担当 退職後、対話総合研究所を設立。 現在は「ファンタ爺さん」として、全国の小学校で口演などを行い、語り伝えの 普及に努めている。東京都在住。 主な著書
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動物園のオリの前で、いつもトラとにらめっこしている少年サトルは、虫歯が
きっかけで、トラのことばがわかるようになった。 サトルはトラのグールの大きな氏名を知り、その手助けをしようと頑張る。 ファンタ爺さんが語る不思議な話の第一弾。 |
マリオネット・ディズ・ |
長崎市に生まれる。
但し本人は10才以降、自分はナルニア国の住人だと信じている。 上智大学文学部卒。 あの日娘から 「お母さんは大きくなったら何になるの」 と、聞かれ、中学生の頃、作家になりたかったことを思い出す。 学校図書館の司書を務めながら創作にいそしむ。 本書がデビュー作。第二作として、 壮大なファンタジーが間もなく完成する。 |
ポプラ社 ★★★ |
表紙の裏に書いてある言葉 どうせがんばるなら 自分のために がんばろうよ 登場人物
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シャカと天女と神の国・ |
1930年 茨城県に生まれる。東京大学文学部卒。学習研究社勤務ののち、文筆業に入る。
主な著書に「如幻アショーカ」(スタジオVIC) 「南島の黒い宝」「みちのくの聖僧(ともにポプラ社) 「冠島のオオミズナギドリ」(小峰書店・第一回ジュニア・ノンフィクション文学賞受賞) 「正樹のぼうけん旅行」(あすなろ書房) 「遠すぎた京への道」(さえら書房) |
シャカと天女と神の国
あかね紀行文学2 あかね書房 ★★★ |
著者のあとがきより
わたしがインドに魅せられるのは、単にその劇的な歴史が興味深いからでは ありません。インドには、現在もなお、神と人々が共存し、古代と現代が同居し ています。他の国々では見られないその不思議な実体を探れば探るほど、人 間とは何だろうという、人間にとってもっとも大切な問題を考えさせてくれるから です。 目次から
・バラモン教からヒンズー教へと変わっても根強く残ったカースト制度。
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なみだの金メダル? |
手島 悠介
1935年 台湾・高雄市に生まれ、10歳のとき引き上げる。学習院大学文学部哲学科中退。
雑誌のルポライターを経て、児童文学の世界に入る。 創作童話では「ふしぎなかぎばあさん」「いたずらおばけペレレ」 「ふしぎ町ふしぎ物語」など、ノンフィクションでは「飛べ! 千羽づる」 「がんばれ! 盲導犬サーブ」などの作品がある。 |
なみだの
金メダル 講談社 ★★★ |
ロサンゼルスオリンピック・柔道無差別級で金メダルをとった山下泰裕選手の
生い立ちを綴った物語。 熊本・矢部町。金メダルを手に故郷に帰った山下を歓迎する小学校時代の同級生や 先生達の会の場面から始まる。以下本文より抜粋。 「表彰状・・山下泰裕どの。あなたは小学校時代、そのたぐいまれなる大きな体をもて
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15歳の肖像画・ |
1926年 静岡県に生まれる。早稲田大学卒。日本文芸協会。日本児童文学者協会会員
主な著書に「やまんばおゆき」(産経出版文化賞) 「とねと鬼丸」(小学館文学賞) 「野口英世」 「宮本武蔵「など 2002年 第26回日本児童文芸家協会特別賞受賞。 |
15歳の肖像画
ポプラ社 |
表紙裏の言葉
由美、茂、美香。 あともどりできない、「十五歳」の時間。 自分というキャンバスにそれぞれの十五歳を描いていく。 主人公由美が、別居している父を訪ねて京都に行く場面から始まる。
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ちっちゃな家族・ |
1957年 神奈川県に生まれる。フェリス女学院大学卒。
毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞 主な著書に「五月のはじめ」「日曜日の朝」「パパはすてきな男のおばさん」 「そらいろのひまわり」もんだいはプレゼント」 「おいでおいでの木においで」「ビックバンのてんじくネズツ」 小説「アパラシオン」など 東京都世田谷区在住。 |
ちっちゃな家族
ポプラ社 |
「とがりねずみ」が主人公。
とがりねずみの夫婦の出会い、子どもたちが生まれ育つ。 やがて夫に先立たれ、子ども達は門出する・・・。 家族の姿を川辺の自然の中で、詩情豊かに描いた作品。 そのまま人間の家族にあてはめて読ませられる・・。 |
ハ ー フ・ |
1970年 神奈川県に生まれる。実践女子短期大学卒後、会社勤務。
1999年「透きとおった糸をのばして」で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。 同作で児童文芸新人賞を受賞。 その他の著書に「猫の名前」「ハチミツドロップス」(以上講談社) 「ハッピーノート」(福音館書店) |
ポプラ社 |
真治とお父さんと、ヨウコ。
ヨウコは犬だけれど、真治のお母さんというおかしな家族の物語。 真治の本当のお母さんは? ハッピーエンドを期待したが、主題は別なところに・・・。 男っぽいが真治を好きな三浦花子の存在も捨てがたい。 |
涙 そ う そ う・ |
1959年 山梨県出身。明治大学文学部大学卒。
2年間のOL生活を経て、脚本家・倉本聰主宰の富良野塾で学ぶ。 その後、脚本家として活躍。「涙そうそう」が映画脚本家としてのデビュー 作である。 |
涙そうそう 汐文社 |
洋太郎は母光江が再婚したために、カオルと兄弟(妹)になった。・・・・・・・
しかし、光江と子ども達を残して、父親はいなくなり、光江も体調を崩して 他界してしまう。 洋太郎とカオルは島に住むおばぁに育てられ成長する。 働き始めた洋太郎と高校に進んだカオルは、また一緒に暮らし始め たが・・。 ・店を出すためにためた金を詐欺にあって騙し取られる洋太郎
台風の夜、別々に暮らし始めたカオルの部屋に洋太郎がやって来る・・。 |
秘密の道をぬけて・ |
ロリーショッター
1946年 ニューヨーク市生まれ。ニューヨーク大学卒 児童書編集者を経て作家に。 絵本からヤングアダルトまで幅広いジャンルで20冊を 超える作品を発表している。 ペアルンツチョイスをはじめ数多くの賞に輝く。 |
ぬけて あすなろ書房 |
カバーの裏の解説から
夜の闇からあらわれた黒人の一家。 偶然目をさましたアマンダは、おとなたちの〈秘密〉を 知ってしまう。 いったいその秘密とは・・・? |
夢をかなえるゾウ・ |
1976年生まれ 慶應義塾大学経済学部卒
処女作「ウケる技術」がベストセラーになる。 著書「BAD LUCK」 |
飛鳥新社 |
帯の言葉 夢をなくしたサラリーマンと関西弁のゾウの神様が繰り広げる、 「笑えて」「泣けて」「タメになる」「エンターテインメント小説」 |