ESSAY

 《思い出の監督達》 (1) 浦山桐郎監督との酒談義

 事務所のマネージャーに連れて行かれ、乃木坂にあるにっかつ本社で「暗室」のオーディションが最初で最後の出逢い。1983年の2月末頃だったか…。
 1月まで、精神分裂症の兄の世話で愛知の桶狭間にいたから良く覚えてる。
 詳しく話すと長くなるのだが、テキヤの親分との対決でマル暴の刑事さんに頼んだりといろんな事あって、かなり強い私になって東京にもどったからだ。
 恐いもの無くなったという精神だったかも…。
 前々からマネージャーに、にっかつ映画作品に出る事奨められてて拒否し続けてた私も浦山桐郎という監督は有名で知ってた。
 本社ではプロデューサーの三浦朗さん、作家の石堂さんやら6人くらいの人達が前にいた。
 浦山監督が私の愛知県立女子短期大学英文科卒に興味持ち、名古屋大出身の監督は、名古屋大学と愛知県立大学の教授が一緒だったみたいで、
 「○○教授はまだいる?」
 「はい、教えていただきました」
 それから、愛知県には美味しい酒はあるのか聞かれ、日本酒党だった私は
 「瀬戸の明眸、三河の義侠、三重の○○…」美味しい酒を並べ挙げた。
 「今度一緒に飲もう!」
 それが最初で最後。監督は酒好き?の私を気に入ってくれたと後日談。
 無名だからとやめましょうと三浦さんが言ったとか。
 一緒に酒飲んでみたかった。監督の酒人生のエピソードをいろいろ聞いたが、酒飲まなかったほうが良かったのか…。

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 (2) 小沼勝監督の執拗な演出

 (3) 西村昭五郎監督は飲み友達

 (4) 神代辰巳監督の濡れた欲情

 (5) 下駄男!? 相米慎二監督

 (6) 細越さんが縁結びの伊丹十三監督

 〜あとがき〜
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