西医学健康原理実践宝典 (西勝造 著)より

健康法とは、健康者がその保健の目的に実行するものであるが病者がこれを採用して
その本然の健康回復に資することもできる。

健康の四大原則
西医学とは、(1)皮膚・(2)栄養・(3)四肢・(4)精神 の四つのものを一者と観じ、各々これに
過不及なく常に生々たる元気を以って、天寿を全うする科学である。

西医学保健療養の六大法則
現代の文化生活による不自然な生活環境に対して、必然的に生ずる心身上の違和を
常に矯正して、その健康を確保せんとして考案されたものが六大法則である。

六大法則図説より

堅くて平らなベッドに寝ることが脊柱の矯正し
皮膚の機能と血液循環をよくする。

硬い枕を使用することにより頚椎の狂いを矯正し
頭痛・肩こり・手のしびれや耳・目・鼻・のどの病気など
に効果がある。

体を左右水平に細かく動かすことによって
脊柱の左右の狂いを矯正し、腹部臓器の
異状(腸閉塞・捻転・癒着など)を防止する。

両手両足を上に上げ微振動することは全身の
血液循環やリンパ液の流通をよくする。
疲労回復や各種疾患の予防回復に卓効がある。

仰向けの姿勢で、合掌し、足の裏を合わせたまま
腕と脚を伸ばしたり縮めたりする。
この運動により腰部・下肢の両側の筋肉や血管・神経整合される
骨盤内の腹部臓器の機能が鼓舞されるため婦人病に効果がある

上体をまっすぐにし、体を左右に振ると
同時に腹の出し入れを行う。
体液の酸・アルカリを中性化する。

【平床寝台】

【硬枕】

【金魚運動】

【毛管運動】

【合掌合蹠運動】

【背腹運動】