豆知識ー4

「 トラッキング現象について 」

長い間、コンセントにプラグを差し込んだままにすると、プラグの周辺にホコリが溜まります。
そこに湿気が加わると、プラグの刃の間で火花放電が繰り返されます。
その熱がコンセントに接する絶縁部を加熱し、プラグの刃と刃の間に 「 トラック 」 と呼ばれる電気の道をつくります。 
そして、ついには差し込みプラグの絶縁状態が悪くなり、発熱、最悪のケースでは差し込みプラグより発火に至ります。

これを、 「 トラッキング現象 」 と言います。

家電製品は使用していなくても、通電状態であれば、いつでも出火する可能性があります。
長期間コンセントに差し込んだままにする、冷蔵庫、テレビ、ビデオ、パソコンなどに起こりやすくキッチンや洗面所など湿気の多い場所も注意が必要です。


              〜トラッキング現象を防ぐポイント〜

       ★ 長時間差し込んだまま使っているプラグは、ときどき抜き
          乾いた布でホコリを拭き取りましょう。

       ★ プラグが変色や変形していたら、ただちに取り替えましょう。

       ★ 使用していない家電製品は、コンセントから取り外しましょう。


ここで、もう一つの方法として、プラグ安全カバーを使う方法があります。
DIYセンターでも販売されていますが、プラグに装着してコンセントに差すだけです。
でも、これをしたからもう安全ということでは、ありませんので、こまめにお手入れをしましょう。


     


                            トップページへ
                              戻る