オピニオン誌「表現者」　2006年6月創刊号　以下隔月発刊
現在　第７号６月号　発売中　定価　１，０００円
�潟Cプシロン出版企画
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第1回　表現者賞　発表（オピニオン誌「表現者」６月号　）

【受賞作】　「多言語社会の中の日本語と日本人　−　台湾の言語状況から問う」　金子　昭

【奨励作】　「デモスを恐れる勿れ」　　上橋　泉
　　　　　　　「大転落」　　　神谷　光信
　　　　　　　「村上春樹にみる近代日本のクロニクル」　藤井　聡　　　　　　　　

〜かみはし議員の受賞論文の概要〜

標　題：       「デモスを恐れる勿れ」（「デモスjとは「大衆Jを意味する英語）
内　容：　　　小泉内閣の「国から地方へ」の構造改革として行われた三位一体改革のシンボル的存在であった
                 「義務義務教育費国庫負担金の財源移譲」にスポットを当て、それに反対した官僚、文教族の国会議員、
                 保守系文化人の示した地方不信・地方恐怖心の虚実を、地方自治にたずさわる者の視点から論評。
　               地方の住民が分権社会を担えるほど十分に成熟していないのではないかという彼らの不安に対して、
                 かみはし議員は１５年にわたる議員生活の中で観察した日本の草の根大衆を次のように分析する。
　               大衆は十分でないながらも、試行錯誤の中で社会の流れを軌道修正してゆく計算高さとモラルを具有して
                 いる。このように失敗の自由を通じて学んでいってこそ、初めて日本の草の根大衆も成熟した市民になる
                 ことができる。自治は中央官僚による統治より、政策効率においても社会の成熟化という点においても秀
                 れたものである。
選考委員
　　　　　　　　榊原 英資      早梅田大学教授、民主党影の内閣・財務大臣、元大蔵省財務官
　　　　　　　　寺島 実郎      日本総合研究所理事長、元三井物産戦略研究所所長
                 西部　邁        秀明大学　学頭
                 富岡 幸一郎　 関東学院大学教授

　　　　　　
次のように「かみはし泉君の懸賞論文受賞を祝う会」が催されました

発起人（五十音順）
　　　岡崎　久彦　　ＮＰＯ法人岡崎研究所理事長・所長、元駐タイ大使、元防衛庁防衛参事官
　　　河崎　義一　　千葉県行政書士会政治連盟会長
　　　倉田　寛之　　参議院議員、前参議院議長
　　　小浦　雅裕　　株式会社イブシロン企画代表取締役、『表現者』発刊者
　　　櫻田　義孝　　衆歳院議員、内閣府金融経済財政政策担当副大臣
　　　鈴木　良紀　　千葉県議会議員、前千葉県議会副議長
　　　恒松　制治　　地方自治経営学会会長、前島根県知事、元礪協大学学長
　　　本多　晃　　　 柏市長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
日　時：       ９月２日（士）　 午後6時　
会　場 ：      柏玉姫殿：      「キングの間」　
　当日、２４３名の出席者を迎え、盛大に行われました。