地元言葉の説明

方言とまでも言えないこちらの地元でしか通じそうにないと思われる言葉を纏めてみました。
(農業に関係する専門語も含みます。)

言葉の頭のカナ文字を「表1」から選んでクリックしてくださると「表2」中の該当部分に移動します。

「表1」

「表2」

アゴカキ 植物の本葉の間に生える不必要な葉やツルを取り去ること。(例:アゴを欠く)
イナキアシ 刈り取った稲穂を掛けるノノダケを乗せるのに使う木材のこと。主に檜の間伐材を使用する。ナルとも言う。
ウマイナ 野菜の品種名。フダンソウ(普段草)とかフランソとも言う。収穫時期は主に4月から6月ごろ。
エチメル 一つに纏める。
オゴロモチ モグラのこと。オゴロとも言う。
オシギリ (押し切り) 農具 主に藁などを切るのに使う。
カラト コメビツのこと。昔のものは蓋付きの木製で白米約30kgを入れることができた。
ガンド ヨトウムシのこと。
キレバ(キリバ) 野菜のミズナのこと。キレミズナとも言う。
クラカケ ウチのは木製で横幅60cm、高さ30cmほどのもたれの無い椅子。
ケンズイ 間食、オヤツの意。
コウガイ 稲刈りをしたあとの切り株からのびてくる穂のこと。穂が落ちないので舞子さんの髪飾りに使われることもある。
コソバイ くすぐったい。(例:こそばがる)
コネラ 子供のネズミのこと。または小型のネズミ。
コシヤさん 葬儀屋さんのこと。
コンバイン 自走式の脱穀機、乗用型と歩行型がある。
ゴンボ @野菜のゴボウのこと。A地元の神社の大注連縄のこと。
コロモン ダイコンの糠漬けのこと。タクアンです。


シルイ 土に水分が沢山含んだ状態。兵庫県の某所ではジュルイとも言うらしい。
(例:田んぼがシルイので掘れない)
スリヌカ 籾摺りしたあとの籾殻のこと。薫炭にしたり、畑に散らします。
セレクター 玄米の選別機。(稲作関係)


ダメ 田面に高低部分があること。(ダメ直しをする。)
賃田 請負耕作田のこと。小作権などは発生しない。農繁期のみや、水管理などを含む全行程がある。




とんど 左義長のこと。とんどん。我地では”とんど”と呼んでます。
ナル 刈り取った稲藁を掛けるノノダケを乗せるのに使う足のこと。イナキ足とも言う。また野菜用の支柱にも使う。主に檜の間伐材を使用する。<金属管に樹脂を被せたものもある。
ニエコむ トラクターなど、機械が沈み込むこと。


ネズミイラズ ネズミが入ることの出来ない密閉された倉庫。主に米と籾種などを入れる。
(ウチのでは30kg/30袋ほど入ります。以前<2011年>はコネラがはいってました。(笑))
ネチ 害虫、アブラムシやアリマキとも言う。
   鋸鎌  稲刈り用の鎌のこと。<ノコギリガマ>
ノノダケ 刈り取った稲穂を掛けるのに使う丸竹。長さ約7m、太さは株部分で約12〜16cm。
  培土板 畦立て機(谷上機)とも言う。歩行型耕耘機やトラクターなどに取り付ける農機具。
パオパオ 透水性の霜除けシート。(商品名)
ハクサイナ 半結球山東白菜の意。
ハタカン 畦の上を掘る小型の管理機。掘り幅10cm・14cm・18cmに変更出来る。
 ハンボウ  搗いたお餅を臼から取り上げて入れるのに使います。


分げつ 田植え時の2〜3本の苗が株わかれすること。基本は18本が理想。
ベジタロン  小トンネルや温室に被せるビニール系資材。
ベンリーカー 集荷用の4輪車。(畦を跨ぐかたちで使います。)


マクラ 田及び、畦やビニールハウスなどの両端部分のこと。






モンドリ 魚を捕る道具。網・竹・瓶製などの種類あり。


雪がしまける 雪がちらつく。俄雪(にわかゆき)のようなやさしく降る雪。








レンソ ホウレンソウの略語。





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