ホーム - プロローグ

なんとく家を意識

「夢はマイホーム」、そんなキーワードが頭の中に浮かび始めたのは、小学校時代だったと思う。
当時、豪邸とは言えないが自宅が新築され、ボロ屋からピカピカの家に引っ越したときの感動が今でも忘れられない。

それまでは、近所の友達であれば、お互い同じような田舎の家なのでとくに気にならなかったが、少し場所が離れた新しい友達を招くのは少々ためらいがあった。しかし、新しい家に引越してからは積極的に友達を招いて楽しんだ。

また、それまで机に向かう事はほとんどなかったにも関わらず、恐らく引越しを契機としてだと思うが少しずつ勉強するようにもなった。当時は、新しい家は最高だという思いだけだったが、今改めて考えてみるとそれは自分にとって色々な意味で良い刺激を与えたものだったのかなと感じてしまう。

社会人になり、結婚し、そして子供も出来たころ、マイホームに対する思いも強さを増してきた。
元気でやんちゃな子供は、外でも内でも夜でも昼でもところ構わず大はしゃぎ。下の階に住んでいる方から苦情が来ることも多々あって、家の中では静かにしろよと怒るのが常だった。自分の家なのに(アパートだが)、おもいっきり遊べない子供の姿は見ていて寂しくもあった(持ち家に限らず家の中では夜は静かにするのがマナーでもあるのだが、、、)。

マイホームを持ちたいという思いは常にあったが、どこにどんな家を建てるのかという具体的なプランはほとんどなかった。というよりは、家を建てるのはまだ先の話だというのが頭の中にあって、それが具体的なマイホーム検討を妨げる要因になっていたと思う。しかし、この手の話は急に花咲く事が多いと聞いていたため、とりあえず貯金しようと意識し始めた。それから毎月、結構な額を貯金したと思う。









Copyright 2006 スモリで夢のマイホーム建設物語 All Rights Reserved.


site check