楽 し い 戯 曲 集

岡田晃吉の世界 6篇

サボテンと三面鏡 <喜劇1幕>
満員電車 <喜劇1幕>
日曜は罪よ <喜劇1幕2場>
テニスコートにて <1幕>
鬼の笛 <2幕9場>
乞食大学 <3幕9場>

あ る 愛  3篇

ある愛
犬の散歩  喜劇〈死とは往生、生きに往く也〉
老人ホーム『人間荘』
セブンネットショッピング

・・・ 上演の機会をお待ちしています <文芸社 刊>・・・

 普通のサラリーマンの皆さんに、もっと劇場に足を運んで欲しいと思います。劇場が演劇マニア だけの場所ではなく、普通の大人達にも楽しめる場所であって欲しいのです。 演劇界がそうした普通の人々の欲求を充分満たしてくれていないのではないでしょうか。

 国産の創作戯曲の上演が少ないこともその一つでしょう。わかり易く、楽しく、それでいて何か 考えさせられる−−そんなリアリティのあるお芝居。水割りの一杯もなめながら、くつろいだ気分 でそんなお芝居を見たいものです。

 そんな願いで書いた戯曲、十分その思いが達せられたとは思いませんが、一生懸命であるこ とだけはたしかです。

 上演の機会を作って頂ければ、望外の喜びですが、とにかくご意見、ご感想を是非お聞かせ項き たくお願い申し上げます。   
        〒185-0011 国分寺市本多 4-10-30   042-322-9515


岡田晃吉(おかだ・こうきち)プロフィール

1934年生まれ。1953早稲田大学 入学。劇団「実験劇場」に所属。
1957年日本短波放送入社。制作部勤務のかたわら創作に励む。
1979年、東京証券取引所「兜クラブ」所属、解説委員として10年に亘り株式
  市場動向を解説。
1989年、株式評論家として独立、現在に至る。著書に「兜町はこう変わる」、「株、その常識・非常識」「証 券業25時」、「今だから株式投資」、「株式沈没」
  がある。

表 紙楽しい戯曲集|岡ちゃん賛辞テニスコートにてここぞ満州|