民児協 高齢者の見守り調査と友愛訪問活動
1.高齢者見守り調査とは
- 神戸市は高齢者が地域で安心して生活できるよう、民生委員児童委員やあんしんすこやかセンターの
地域支え合い推進員を中心に地域見守り活動を行っています。
- その地域見守り活動を行うために「高齢者見守り調査」を実施しています。
毎年3月に調査対象となる世帯に見守りの必要性を確認するための調査票を郵送し、見守りのための訪問調査の希望の有無を確認しています。
調査対象者:次のいずれかに該当する世帯(住民票で確認)
・70歳以上75歳未満の単身世帯
・75歳以上の高齢者のみの世帯(老々世帯)
- この調査で「見守り不要」の返信がなかった世帯、および75歳以上の単身高齢者を民生委員児童委員の訪問調査対象世帯としています。
- 毎年6月あるいは7月の学園都市地区民児協の定例会において、西区社会福祉協議会からその年度の訪問調査対象世帯につき説明があります。
- その説明を受けて6月~翌年1月を訪問調査期間として、訪問対象世帯となった世帯を民生委員児童委員が訪問し、見守り希望の有無を確認しています。
- その結果を西区社会福祉協議会に報告し、翌年3月または4月に民児協定例会において、結果をまとめた見守り訪問必要世帯の報告が西区社会福祉協議会よりなされ、新年度の民生委員児童委員の友愛訪問対象者が決まります。
2.民生委員児童委員による友愛訪問活動
- 見守り調査の結果に基づき、民生委員児童委員は毎月友愛訪問を実施しています。2021年度の学園東町の訪問対象世帯は331世帯あります。
- 331世帯を地区別に振り分け、それぞれ地区担当の民生委員児童委員(13名)が訪問を実施します。
- 具体的には月に一回訪問して、安否を確認しています。地域住民の方から何らかの情報(「最近見かけない」、「新聞が郵便受けに溜まっている」など)がもたらされた場合には、
実際訪問したり、状況によってはあんしんすこやかセンターの地域支え合い推進員に相談の上、一緒に訪問したりして安否を確認しています。
- 異変が起きている場合には届けられている緊急時の連絡先に連絡をとり、ケースによっては関係する公的機関につなげるなどの行動をとります。
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