温泉ってどんなの? |
温泉日本一は? |
変わり湯ってどんなのがあるの? |
かぶり湯 | 湯船に入る前の基本マナー。かぶりかたは心臓に遠いところから足元から肩、胸、最後に頭からお湯を数回かけると完璧。 |
打たせ湯 | 高所から流れ落ちるお湯に肩や腰を直接当てお湯の圧力と温熱の作用で血行を促しマッサージ効果を高める。 |
蒸し湯 | 温泉から湧く蒸気と熱で発汗作用を促進。1回10分〜20分が限度。 |
砂湯 | 温泉蒸気を吸収した砂で埋もれる。 |
泥湯 | 美肌効果に効き目有り。熱保有力が高く、沢山の成分を含む泥を体に塗りつける。 |
飲泉 | 読んで字の如し。飲む温泉療法。但し、保険所から許可がおりてない温泉は飲まないほうが良い。 |
温泉の種類ってどんなの? |
二酸化炭素泉(炭酸泉) | 炭酸ガスの小気泡が肌につく泡の湯。低温であるが保温効果が強い。飲用するとさわやかな喉越しがある。 高血圧、動脈硬化、運動麻痺、筋・関節痛、打撲、切り傷、冷え症、更年期障害、不妊症によい。 |
炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉) | 肌がなめらかになる冷の湯。浴後清涼感がある。美人の湯と言われる。 入浴と飲泉で痛風、糖尿病、肝臓病、胆石、慢性胆嚢炎、慢性消化器病によい。 |
塩化物泉(食塩泉) | 高齢者向きでよくあたたまる熱の湯。塩分が体温を逃がしにくくなるので保温効果が高い。 筋・関節痛、打撲、捻挫、冷え症、慢性婦人病、月経障害、不妊症、病後回復によい。 |
硫酸塩泉(石膏泉・芒硝泉・苦味泉) | 無色透明で苦味があるのが特徴。「傷の湯」とか動脈硬化の予防になる「中風の湯」と云われる。 |
鉄泉(含鉄・銅泉) | 湧き出したときは無色透明、空気に触れると褐色になる。褐色に濁った温泉水は効力が落ちている。 入浴と飲泉で貧血、慢性消化器病、痔によい。入浴は月経困難症、筋・関節痛、更年期障害、慢性皮膚病によい。 |
硫黄泉(硫化水素泉) | 含まれる硫化水素ガスの匂いが特有。白濁し、ポカポカとよく温まるが換気の悪い浴室では中毒を起こすことがある。刺激が強い泉質である。 高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病、筋・関節痛、痔などによい。 |
酸性泉(明ばん泉) | 肌にしみる強い刺激があり、湯ただれを起こすことがある。肌の弱い人は浴後真湯で流す。 慢性皮膚病、慢性婦人病、月経障害、筋・関節痛、糖尿病によい。 |
放射能泉 | ラドンやトロンを多く含み「ラジウム泉」と呼ばれる。無色透明でリラックス効果がある。 温泉中に含まれる放射能は気体で湧き出した後は空気中に散ってしまう、痛風の湯と言われる。 高血圧、動脈硬化、慢性皮膚病、慢性婦人病によい。 |
単純温泉 | 無色透明無臭で含まれる成分が薄く刺激が弱いため、入り心地がよい。「中風の湯」「神経痛の湯」と言われ名湯が多い。 病後回復期の静養、手術後の療養、骨折・外傷後の療養によい。 |
含アルミニウム温泉 | アルミニウムが主成分で火山活動の多い地域に多くある。アルミニウムイオンと硫酸イオンを含むミョウバン温泉は昔から眼病に効くという。 慢性の皮膚病、慢性の消化器病などによい。 |
温泉の入り方? |
一つ 食後や飲酒直後の入浴は避けましょう。
一つ 入浴前には、必ずかけ湯をしましょう。マナーはもちろんだが、体をお湯の温度に慣らすためです。
一つ かけ湯は体の末端から上に向かって順番に何度もかけましょう。最後にのぼせ防止に頭からかぶり湯をしましょう。
一つ 先ずは半身浴で体への無理な負担をかけないように入りましょう。
一つ 温泉に入る1回辺りの時間は10分程度にしましょう。
一つ 多くても1日に2〜3回までにしましょう。
一つ 高齢者、高血圧の方や心臓に持病のある方は、朝の入浴は血圧が急に上がることがあり、避けた方がよいでしょう。
一つ のぼせを防止するには、かぶり湯や頭上に冷たい水で濡らしたタオルをのせて入浴しましょう。