身頃の花たち2007年5月12日

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ハイノキ(ハイノキ科ハイノキ属)
極楽寺山山頂付近は現在、この白い花に覆われてるような感じ。
久し振りに、満開のこの花にあってきました。
一つ一つの花もアップで見ると、可愛いんですよ。
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セッコク(ラン科セッコク属)
昨年、徳山の祭りで買った我が家のセッコクに花が咲きました。
殆ど、ほったらかしで投げているのに、可憐な花は、その存在をアピールするんですね。
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ニオイバンマツリ(ナス科バンマツリ属)
夕方、よい香りが辺りに漂います。
花の色は咲き初めは紫色、数日たつと白くなる。
そのためか株全体としてはムラサキとシロ2色の花が咲いているように見えますね。
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これはテッセンの園芸種?カザグルマの仲間?(キンポゲ科クレマチス属)
カザグルマは,日本原産種。テッセンは中国原産の原種
ドイツ人の医師であり植物学者のシーボルトがカザグルマをヨーロッパに紹介したのがきっかけとなり,世界的なクレマチスの園芸ブームとなった。センニンソウ属の園芸種を普通クレマチスといい、クレマチスの代名詞のように使用されているのは,むしろテッセン。
カザグルマの花弁は8枚で,テッセンは6枚です。現在,園芸店に出まわっているクレマチスには6枚と8枚の花弁のものがあります。これは,品種改良の交配に使用した両親のどちらかの特徴を残しているのです。
イギリスでは,「バラは花の王,クレマチスは花の女王」という。
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チドリソウ(キンポウゲ科チドリソウ属)
学名は Consolida ajaca。英名は Larkspurというが、ラークスパーはチドリソウとデルフィニュムにつけられた総称。
ヨーロッパの南部原産で、麦畑やトウモロコシ畑、湿り気のあるところなどに生え、茎は直立して高さが50〜100センチになります。
葉は掌状に細く裂け、6月から7月ごろ、茎の先の総状花序に青色や藤色、ローズピンク、白色などの花を咲かせます。名前は、チドリの飛ぶ姿を思わせるところから。別名で「ヒエンソウ(飛燕草)」とも呼ばれます。
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デルフィニュム(キンポウゲ科デルフィニウム属)
デルフィニウムという属名は,「イルカ」を意味するらしいのですが,これもチドリソウ同様に和名はヒエンソウ(飛燕草)といいます。見る人によって動物であったり、鳥であったりするんですね。
学名はDelphinium × cultorum
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ムギセンノウ(ナデシコ科)
日当たりのよい草原や麦畑に生える多年草で、花壇や切花として利用される。
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ヤナギトラノオ(サクラソウ科)
葉が柳の葉に似て細く対生し、葉を虎の尾に例えてつけられ、この名がある。
トラノオの名がつくが同属のオカトラノオと違い、いくつもの小さな花が集まった花穂は丸みを帯びており、虎の尾とは似ていない。
まずサクラソウ科の花とは思えないですね。
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サラセニアの花(サラセニア科)
ご存知、食虫植物。これはサラセニア ドラモンディというのかな?独特な花の形をしていますね。
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タジマタムラソウ(シソ科)
アキノタムラソウの仲間だが5月から6月に咲く。
近畿北部の但馬地方、丹後半島にだけ生えることからこの名がある。
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ムサシアブミ
学名 Arisaema ringens Arisaema : テンナンショウ属 ringens : 口を広く開けた Arisaema は、ギリシャ語の 「血のような斑点が葉にある植物」 という表現のことばに由来する。
大きな葉が2枚(さらに小葉は3枚)、 その間から、鐙(あぶみ。馬具の一つで、 鞍の両側に垂らし、乗る人が足をかけるもの。) のように丸まった形の仏焔苞(ぶつえんほう)が 出てくる(うす緑色)。花はこの仏焔苞の中にあり、ふつうは見えない。 ボクシングのグローブ、のようにも見える。
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ヒトツバカエデの花
葉が切れ込まない日本で1種のカエデ。更に落葉しない日本で唯一のカエデ。
種名distylumは2個の花柱を持つという意味。
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満開のハクウンボク(エゴノキ科エゴノキ属)
今がちょうど満開です。カエデ園の奥に入り、上空を見上げると緑の中に乳白色が目に付きます。
まさしく空にたなびく白雲のようです。別名をオオバジシャ(エゴノキの別名はチシャノキ)といい、大きな丸い葉が特徴。仲間のエゴノキより早く開花する。