2006年3月12日

 今週、某新聞等々にロックガーデンのセツブンソウの記事が掲載された。おかげで、お客さんのお目当てとなり、「セツブンソウはどこにありますか?」が多かった。しかし、花自体は、先週までで、その、はかない命をマットウされていたのだった。それでも、花の種や一年葉を見てもらうと、「ヘー!」の声しきりであった。確かに、一年葉は沢山出ている。4〜5年先には、もっと花をつけてくれるだろう・・・か?

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ウメ園の今
今年は、遅かったウメもやっと、見られるくらいに花色がでてきた。直下にあったバラ花壇を撤去したおかげで、まじかで見られるようになった。
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管理棟裏手のサクラ斜面に7部程度咲いていた「早咲きカンザクラ」
ウメの隣の斜面に一番よく花をつけていた。
オオシマとカンヒザクラの雑種という説がありますね。ほんのり、かかったピンクが綺麗です。
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ケイオウザクラ(啓翁桜)
斜面の上のほうにピンクの花色を見る。ケイオウザクラが咲いてます。
これは、シナミザクラを台としてヒガンザクラを接木したものが枝代わりをしてできたものと言われてますね。萼筒を見ると、エドヒガンの特徴が残っていますね。
他にもクマガイザクラ・ジュウガツザクラ・三波川冬桜といったカンザクラ系が花を付け出しました。
これから、広場も賑やかになりそう!
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オウバイ
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ウチワノキ
これは満開状態ですよ。
後の実をみてください。
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ジンチョウゲ
やっと開きだして木ましね。
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トサミズキ
まだ、満開ではないけど、ボチボチとボンボリに灯りがついてきたみたい。
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白花エゾムラサキツツジ
これも園芸種の白花です。
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白花ゲンカイツツジ
ピンクのゲンカイツツジがあちらこちらで咲いてます。これは、園芸種の白花ですね。
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ヘラボルス・アトロルベンス
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タマザキサラクソウ
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プリムラ・ロゼア
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オノエネコヤナギ(雌花)
メシベの柱頭がよく見えますよ。
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オノエネコヤナギ(雄花)
オシベの葯が赤くなってます。
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ラッパスイセン
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ツクバネの新芽
対生ですけど、複葉のような新芽の付き方ですね。
葉のグラデェーションに変化があって、面白いですね。これが、成長した葉になると面影はなくなるのでしょう。雌雄異株で、雌花がツクバネのようですね。雄花は目立たないみたい。
5月から6月頃に見てみたいものです。
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ロックのオウゴンヒバの陰に隠れて咲くのは「イワヤツデ」
これから、もっと花も付き、ヤツデのような葉もでるという。