2005年11月27日

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HBGの入口。クリスマスツリーが飾られてました。
来月10日、17日はクリスマスの夜間開園が行われます。
どちらも当番の日だけど、夜間も手伝わにゃならんでしょうね。
今年は、広場のクリスマスツリーを見やすくするのに、見物台を設置
してます。
でも、順番に見てよ!危ないから!
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10年ぶりに開花したという大温室の「タビビトノキ」
もっとも、10m近く高い場所で、しかも上向きの白い花です。
秋に実施したキャットウォークからだと見えるかも?!
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コダチダリア。今年は7mも成長した。
昨年は台風の影響だったのか4mくらいでしたね。
写真で高さがわかります?
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コダチダリア
下から見上げた様子。よく見ると蕾ではなく花の終わった後の種子のようですが
種は付くのでしょうか?
この後、観察してみましょう。
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ナカガワノギク
花だけ見てると下のノジギクと変わらないようだけど、葉が異なります。
こっちは、葉が細いですね。これは、四国は徳島の暴れ川「那賀川」周辺に
自生するというノギクの仲間です。暴れ川の水にも流されないように水の
抵抗をすくなくするため彼らの独自の進化により葉を細くしたのでしょうね。
もっとも、最近はシマカンギクなど他のキクとの雑種がでてきているとの事で
葉も大きくなり、それらはワジキギクと呼ばれ山地へも進出しているとの
ことらしい。
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ノジギク
日本の海に近い山野に自生するノギクの仲間。
各地で固有の種があるようで、瀬戸内では葉が薄いと云われるセトノジギク、
足摺岬ではアシズリノジギク、屋久島ではオオシマノジギクなど色々あるよう
ですね。ちなみに、リュウノウギクとも同じような香りをしてるようですが、
彼らとの見分けは葉が違うので区別できるようです。
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イソギク
静岡県から千葉県の太平洋側の海岸地帯に自生するという種です。
なんと言っても葉に特徴がありますね。
同じような葉に舌状花をつけたハナイソギクという園芸種があるそうですが、
ここHBGにはありません。
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展望台付近の紅葉
タイワンフウやイロハモミジなどが色鮮やかに園内を彩ってました。
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生きた化石「イチョウ」のジュウタンが広場に広がってます。
子供達が戯れてます。
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ニッサシネンシス:ヌマミズキ科の紅葉
Nyssa sinensis
ニシキギ(錦木),スズランノキとともに世界の三大紅葉樹と言われてます。
今が見頃かな?!見たい方は、ツバキ園のコブシの横に植えられてます。
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キジュの実
ニッサシネンシス同様、ヌマミズキ科の樹ですが、こっちは常緑なんでしょうね。
葉は緑色のままです。
HBGでも、喜寿のお祝いにとこの樹の幼木を売っていましたね。
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シナサワグルミのスダレ
ツバキ園からレストランにでる前に右手を見ると、こんなスダレがぶら下がってます。
長い果穂は日本のサワグルミと似ているが、葉が偶数羽状複葉である点や葉の中軸に翼がある点で区別しやすく、育てやすいことから街路樹に多いようですね。