広島植物公園の一日

2004年6月1日(火)晴れ 

 ハナショウブの研修会というのがあったので、参加してみた。同じような、花で、イマイチ気乗りはしてなかったが、講師の説明を聞いていると、自然とハナショウブを理解してきたような感じになってきた(理解って言葉は適切ではないですね。本当は、これって大変失礼な話なんでしょうね。)。
 それはさておきまして、イチハツ、カキツバタも終り、これからハナショウブの季節になるそうです。
今は、キハナショウブや江戸系のハナショウブが咲いてますが、今からは肥後系や伊勢系が咲いてくるようですね。しかし、色んな園芸種が出回ってますが、ハナショウブの特徴である外花皮の基部にある黄色の帯は、いずれの種類にも存在しているんですね。ちなみに、カキツバタは白色ですし、アヤメは虎斑の模様ですよね。違っていたらごめんなさい。
アヤメ科で最初に咲くのが
このイチハツだね。
だから一番最初でイチハツっていうらしい。
でも本当はシャガの次に咲くらしいね。
白い部分のトサカが目立つんだよね。
開花して二日目の花です。外花皮がピンっと張っているようですね。

ちなみに、このハナショウブ、江戸系の三英咲きの花です。
外花皮が3枚あります。
オシベもメシベも3つです。
カスケードのは大きなネギボウズの
アリウムギガンテウムが立ち並んでます。
開花して3日目の花。そろそろ、外花皮がしおれてきているようですね。
空が晴れていると、ケムリノキって本当にガスっているみたい。

秋篠宮家 真子さまの御しるしとして
ゆうめいになったキモッコウバラ

ツタンカーメンのエンドウは、種子やサヤまでこんな色だよ。

ハナショウブって三日花って聞きました。
そして2日目が一番の見頃なんですって。

写真は開花前の状態ですね。

公園の三大紅葉樹の一つで、スズランノキ
って言います。何故か、既に紅葉しかかって
いるのでは?
残念ながら高すぎて花を上から撮る事が出来ません。
遠くから、ズームUpしてみたのが精一杯でした。しかし、大きな花ですね
進化園の入口にはタイサンボクが
ロックガーデンは、今回見てませんが、付近には、ウツギの白やキンシバイの黄色が目立ってました。
開花して3日目以上たってるんですって。
これって花を摘んでやらないと、下にある蕾が開花しずらいって言ってるみたいらしいですよ。
これも、江戸系のハナショウブですが、こちらは六英咲きです。
外花皮が6枚ありますね。(黄色の数でわかりますよ)
縮れてますが、まだ2日目の花みたいです。早苗錦って言うらしいです。
番外編ですが、こんな帰化植物もありました。
ユウゲショウって言います。
オシロイバナも別名をユウゲショウって言うらしいですが、こっちはアカバナ科のユウゲショウで花弁は4枚です。