Vermont City Marathon in Burlington, Vermont, USA

Date: 5/26/2002

 

5月26日、私の誕生日にアメリカはVermont州の州都Burlingtonで開催されたVermont city marathonを走ってきました。

5月22日に、名古屋からNorthwest航空でDetroit経由Burlingtonに入りました。名古屋以外の空港からだと乗継がうまくいかず、Burlingtonへの到着がかなり遅くなるので名古屋発着を決めました。しかし、当日はDetroit到着が遅れ、乗り継ぎの時間が少なく、入国審査、機内預けの荷物を一旦受け取り、税関を通った後再度荷物を預けなければならないので、かなり焦りました。でも、無事Burlingtonに着く事ができました。しかし、機内預けの荷物は出てきませんでした。NWのカウンターで調べてもらったら、次の便(午後11時着)で届くというのです。私達の到着は午後4時少し前だったので、一旦ホテルに入り、食事をし、くつろいでから再度荷物を取りに空港へ行きました。ホテルと空港が近かった(車で10分)ので幸いでした。この時から今回の旅のハプニングの始まりでした。

Vermont州の位置ですが、東海岸側でNew York州の東側にあり、北はカナダの国境に面している小さな州です。その中で、Burlingtonはかなり北部で西の端にあります。西側にはLake Champlainという大きな湖が南北に広がり、その西側はNew York州になります。カナダへはInterstate(日本で言えば高速道路:しかし無料)を走れば1時間弱で行けます。また、Vermont州はMaple SyrupAppleで有名です。翌日は、その湖にある島々を巡るドライブをしました。綺麗な景色を眺めながら順調に走っていて、最後の橋を渡って島から出ようとした時、Policewomanが交差点にいました。何か検問でもやってるのかなと思いながら、恐る恐る止まったら、「まっすぐ行くのかと聞くので」「そうや」と答えたらそのまま通してくれました。しかし、しばらく走って道を間違っていることに気づきました。さっきの交差点を左折しないといけなかったのです。仕方なくまたPoliceのいる交差点に戻りました。そして、今度は右にまがりたいと言うと「橋の上で事故があり、数時間通行止めだからカナダから回るかBurlingtonへ戻るかのどちらかだ」というので、仕方なくほぼ来た道を戻ることになりました。バーモント州はハイウェー(日本では国道)の最高速度が55マイル(88km)の所があります。またInterstateは最高65マイル(104km)で走れます。信号が少ないのと巡航速度が速いので、長い距離を走っても時間がかからないので、そんなに長い距離を走ったとは思えないのです。今回も520マイル(832km)をほぼ3日間で走ってしまいました。それでもガソリン代は22ドル(2700円位)しかかかりませんでした。相変らずガソリン代が安い!1ガロン(3.8L)1.3ドル(162円)ですから1L当たり約42円と言う所でしょうか。ここでは軽油の方がガソリンより高いのです。一旦、Burlington近くまで戻り、今度は360度のパノラマが楽しめると言うStowe Mountainの頂上を目指しました。ここへは麓から私有の有料道路を利用し、頂上までいけるのです。しかし、現地に行くと、有料道路のオープンが525日の土曜日という案内があり、ちょっとがっくりし、市内に戻ることにしました。そして、土曜日に再度向かったのです。快晴で絶好の行楽日和です。早起きし、勇んで1時間余を掛けてまたStowe Mountainを目指しました。そして到着したのですが、ゲートが空いていないのです。案内板に紙が張ってあり、「雪のため通行止め」と出ているでは有りませんか?何これ!こんなの木曜日に来た時には無かったのに。ゲートの番人らしき人が来たので聞いたら、オープンは1週間くらい先になるとの事。期待して来たのに最悪。仕方なく地図を見ながら南へ向かってドライブ。名(迷?)ナビゲータの指示に従いながら、時には南北を逆に走りながらも長く速いドライブを楽しみました。今回は長い旅にもかかわらず、レストランでの食事はたった1回のみでした。しかし、そのレストランからの眺めは最高でした。モールの中のあり、川のそばに立つレストランで、小さな滝を眺めながら摂る食事はなかなかのものでした。しかし、ステーキはやはり美味しくなかった。でも、景色に満足して帰りました。金曜日にはイタリアンレストランで食べようとしたのですが、何処も満員で待ち時間が必要で面倒くさいので、スーパーで食料品を調達し、ホテルで食べました。あとは、マラソンの前夜祭のパーティーとか表彰パーティーで食事ができたのでほとんどレストランに行くことが無い節約の旅でした。ホテルもDays Innで朝食はコンチネンタルブレックファストがついており、安く上げることができました。私達ケチ夫婦にとっては願ってもないことです。このマラソン大会は、世界的には知られていませんが、米国内ではメジャーな大会のようです。マラソンEXPOもあるし、前日のカーボパーティー、レース後のAward Partyではビールも飲めるし、全米各地から参加しています。ABCでテレビ放映もやってました。残念ながら私達外国人にスポットを当ててくれませんでした。マラソン当日は気温が低めで曇。絶好のレース日和でした。コースも変化に飛んでおり、スタートはBattery Park,ゴール地点はWaterfrontでこれらは丘の上と下の違いは有るものの隣に位置するのです。コースは南北に走るコースで、そのスタート地点を3度も通過します。しかし、同じところを往復するのではなく、One wayの感じで、市街地、住宅街、ハイウェー、Trekking Path, 湖沿いのBike Pathなど変化に飛んだ飽きの来ないコースで観光気分で走れました。ただ、風が強く、北に上がるときは追い風のため体感的には無風状態、南に向かう時はもろに向かい風でハイウェー上では押し戻されそうになるくらいの強い風を感じました。応援もアメリカらしく陽気で明るいのはいうまでもありません。なお、私は日本人1位で家内は2位でした。因みに外国人は日本から2名と英国1名の計3名でした。今回は3時間30分を目標に、8分/Mile(5分/Km)で走ろうと思ったのですが、10マイル位から足が重くなり、18マイル以降は徐々にスピードが落ち、どんどん順位を落としてしまいました。でも、歩くことなく最後まで走り通す事ができ、変化に飛んだコースと沿道の応援を楽しみながら走れたのは気持ち良かったです。しかし、最後の方では、抜いていく複数の女性から「Nice work」などと声を掛けられる始末で、よっぽど辛そうに走っていたのでしょうね。こんなのは初めてでした。結果は3時間45分で完走1864人中の514位でした。家内は4時間29分で1276位でした。この大会はマラソンの他にマラソンリレーというのがあり、4人でフルマラソンの距離をリレー(一人10km位)で走る種目も有ったので、走っている人の数は全部で5000人くらい居たようです。ゴール後は天気も良くなり6時間の制限時間まで帰って来る人たちを応援していました。また、ゴール地点では、バーリントン太鼓という和太鼓が披露されていました。「バーリントン太鼓」と日本語で書かれたハッピを着た外人、いやアメリカ人がなんと楽しそうに和太鼓の演奏
をしているのです。これには驚きました。ボストンマラソンで過去に佐渡の鬼太鼓座(現在の鼓童)のメンバーがマラソンを走り、和太鼓を演奏していたのは有名ですが・・・。この田舎町バーリントンでもこんなにたくさんの和太鼓の愛好家が居るとは夢にも思いませんでした。演奏しているメンバーはハッピを着ており、その他にもT-シャツを着た予備軍がいっぱい居るのです。ちょっと感激しました。

我々の行く数日前までは、現地は天気も悪く気温も最高でも10度にも達しない寒い日が続いていたようですが、到着後は天候に恵まれ、快適に過ごせ、現地での時間もアッという間に過ぎてしまい、月曜日にはBurlingtonを発ちました。帰りは飛行機も早め早めに到着し、機内では眠ることなく映画3本とアルコールを充分に楽しみました。寝不足なのか時差ぼけなのか分からず数日が経ちました。

以上、簡単ですが今回の旅の報告でした。
原田 雄二