礼文島 ウスユキソウ群生地の開花状況 /2005年

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 礼文 林道沿いにある、ウスユキソウ群生地の近況の写真を掲載します。    

                                  

                               (写真提供 ネイチャーガイド K.村上氏)

レブンウスユキソウは、アルプスに咲く”エーデルワイス”と近縁種で、雪の ように白く、
花びらに見えるのは苞葉(ガク)で、その中にいくつかの蕾があり、中央から順に開花して
黄色い花を咲かせます。

見 頃は8月上旬頃までです。

   

平成17年8月11日

 花としての盛りを過ぎたウスユキソウは、受粉してできた種を生長させ、その種が、

 旅立って行くまで、風に吹かれ、ドライフラワーのような姿になっても、そこに

 立ち続けます。その姿は、晩秋まで見ることができます。

 今年実った種は、雪の下で冬を過ごし、来年もこの場所で、白い可憐なウスユキソウを

 咲かせて くれるでしょう。

 今 回で、”ウスユキソウ群生地の開花状況”は終了です。     (8月9日 撮影)

   

平成17年8月7日

 8月6日夕方、再度群生地を訪ねてみると、終わりに近い花ばかりの中に、まだ咲いたばかりの

 可憐なウスユキソウをみつけました。

 (8月6日夕方 晴れ 撮影)

花も終わりの頃に咲いた、雪のように白い可憐なウスユキソウ

色あせた、寂しげなウスユキソウ

ツリガネニンジン,チシマワレモコウ,タカネナデシコなどが咲く

花は黒いけれど、苞葉にはまだ白さが残る

  

平成17年8月6日

 群生地のウスユキソウも、そろそろ終わりのようです。

 まだ、蕾が残っている花もわずかにありますが、花が終わり黒くなっているものがほとんどです。

 群生地では、8月の花が花盛りです。                              (8月6日早朝 晴れ 撮影)

ウスユキももう終わりです。でも蕾が時々見つけられます。

朝露を白い宝石の様に飾り付けているようです

花が終わり黒くなっているものがほとんどです

イブキジャコウソウ

所々群落を作り、遠目に見るとシバザクラの様

タカネナデシコ

島中に見られる。盛りです。

キタノコギリソウ

島中で見られる

ウメバチソウ

島中で見られる

カタツムリ

礼文のは黄緑色味がかったものが多い

チシマアザミ

終わりも近い

平成17年7月24日

 今年の夏は6月後半からまとまった雨が降らず、群生地のウスユキソウも、良い状態で咲いている花が

 少なくなっています。ウスユキソウの終わりの時期も、例年より早まりそうです。

 群生地では、ウスユキソウからバトンタッチするように、8月の花が咲き始めています。

(7月23日早朝 曇り 撮影)

白いウスユキソウの中に咲く、ピンク色のタカネナデシコ

群生地のウスユキも終わりに近づいています

アップにすると色あせている花が目立ちます

花も盛りを越えようかとしています

エゾノヨロイグサ

草原で目立つ花のひとつです。

イワベンケイ

赤くなってきた実が、

花の様に見えます。

キタノコギリソウ

少し白く、ギザギザの葉が特徴

で、8月に盛りになるでしょう

シオガマギク

最近咲き始めた花。8月に盛りになるでしょう

  

平成17年7月13日

 群生地では、ウスユキソウが花盛 りとなり、まだ咲いて間もない花から、外側の花までしっかりと

 咲いた花までみることができま す。

 礼文島では、先月後半から雨が少 なく、一部に純白の花が埃まみれになてしまっている

 ウスユキソウもあります。(7月 11日夕暮時に撮影)

まだ咲いて間もない頃でしょうか

外側の花も咲き始めました

外側の花がしっかり咲いている状態です

ウスユキ群生地の中ではウスユキソウの花が盛りです

平成17年7月7日

 ここ4日ほど、礼文島は風が強 く、最高気温も10℃前後と冷え込みましたが、レブンウスユキソウは

 そんな環境の中でも、私たちの目 を楽しませるように、日ごとに花を咲かせています。

 寒さの中で風に揺れる白いウスユ キソウは、野山に雪が舞っているようです。(7月4日早朝に撮影)

平成17年6月30日

開花したとは言え、まだまだ蕾 が多いこの時期は、可憐なウスユキソウのいろいろな表情を楽しめます。

   

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