年忌法要を行う場合は、法事を営む旨を壇那寺の住職に、遅くても1カ月前までには相談し、それから日時と場所
を決めましょう。
営む場所は自宅や壇那寺が一般的です。
日程は故人の祥月命日(亡くなった月日)が普通ですが、変更する場合は命日より早目に取り決めましょう。
参会者は、一周忌までは親族の他に、近親者、友人、知人など故人がお世話になった方を招きます。
三回忌以降は親類縁者や身内が中心となります。
案内や通知は電話連絡でも構いませんが、普通は葉書か封書を発送します。
出席者の人数を確認できたら、引出物を用意します。
引出物の表書きは、黄白あるいは銀一色ののし紙に、上に「粗供養」「志」とし、下に施主の家名を、右肩に故人
の戒名・法名と何回忌の供養かを筆で書きます。
法事の後に会食の席を設ける場合は、料理店に日時、人数を事前に伝えておきましょう。
自宅で法事を行う場合は、お仏壇を掃除しておきます。
また、年回にあたる精霊の塔婆を、お墓にたてることもありますので、お墓は法事の前日までにはきれいにしてお
きましょう。
塔婆供養をする際は、早目に壇那寺に依頼しておくことが大切です。
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