レビュー番号40

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頭脳絶好調
作者:ライナー・クニツィーア


総合評価:☆☆☆
ルール難度:少し軽い
人数:1〜4人
てんさーい度:☆☆☆☆☆
連鎖の楽しさ:☆☆☆


りんさん購入したゲーム。


ずいぶん前のプレイになる。
もはや回想状態だがwww

かもや@ MSA

4人プレイでのヒトコマだ。


このゲームに明確なテーマはあるんかな?
とにかく、同じ記号をなるべく直線的に効率よく配置して
得点を稼ぐゲーム。
非常に
アブストラクトっぽい
タイル運もあるし多人数なら展開もめまぐるしく変わっていくので
厳密なアブストラクトゲームではない。






各自に手札(タイル)とタイルホルダー

得点表示用のペグを受け取ったらスタート。

タイルは結構大きめ。



手番になったら1枚タイルを置く。

盤上にいくつかすでに記号の描かれている。

連続するように配置するのだ。





ルールは最初にも述べたがなるべく記号が直線的に
配置するようにタイルを置く。
1手番に1枚のタイルを置いて1枚タイルを補充するだけなので
ひっじょーにシンプル。


それはいいのだが・・・・


いかん・・・・こんな考えなきゃならないのは
知恵熱がでてくる。
俺の場合
たいしていい知恵もうかんでこないのだが
一度考えすぎちゃうと
思考回路全然ダメダメになるんだよな〜。


開始早々、
頭脳絶不調になる俺。




最初と別角度の写真

てか、何枚かしか写真ないので(汗)



置けるスペースをうまく使わないと

得点は伸びないしせっかく

直線的に並べていても分断されてしまったりする。



タイルの補充。

巾着から取る。

いいの来い!!




このゲームの得点の面白い所は
各記号ごとに得点をつけていくのだが
一番低い点数が自分の点数になる。
つまり、平均的に集めなくてはならない。


極端なたとえだが
たとえ5種類が満点でも1種類が1点ならその人は1点なのだ。

ウボンゴとは逆パターンだ。
クニツィーアのゲームって
ちょっと変わった得点方法が割と多いので
個性があって面白いなと思う。


それと、ある記号が満点になると
「天才宣言」してもう1手番連続でできる。これは非常にオイシイ。
うまく活用して一気に勝負を決めたいところだ。


りんさん「はい、俺てんさーーーい」
ぐり「てんさーい♪」
かもや@「天才!!」
MSA「てんさいィィ!あ、また俺天才!!」


とまぁ、天才コールしたくて頑張るんだな、みんな(笑)
ここに
楽しさの半分は集約されているといっても
過言ではあるまいw






最後の写真。

といっても別角度なだけwww




天才コールを連発した自称天才のMSA が快勝。

持ち主で序盤優勢にみえた
りんさん だったが
記号がかたよりすぎて得点は伸び悩みビリ。


俺とかもや@ はどっちが上だったか
覚えていないwww


ぐり総評
 総合評価:☆☆☆
コンポーネントはプラスチック。
タイルは大きめでタイルホルダーや
タイルをいれる巾着袋がついていたりと
なかなか良い。


アブストラクトっぽいんだけど
そんなには難しくない。運の要素もあるし。
まぁ、長考さえしなけりゃ4人でもすぐ終わる。
だけど
プレイ感は間違いなくアブストラクトそのまま。
これが得意かどうかがこのゲームを楽しめるかどうかの
ポイント。正直、俺は得意なタイプのゲームではないが
ルールは簡単なので万人向け。
またそういう風に設計したデザイナーの意図はわかる。


うまくタイルを配置できた時の気持ちよさは
なかなかのもの。逆にうまく配置しきれない時や
どちらを選択しても痛し痒しの状態の時もあったりと
このへんはクニツィーアらしい味付けだ。


個人的に得意ではないゲームなので☆は少なめだけど
全然悪くない。及第点以上をあげられるゲームである。


りんさん総評
評価:☆☆☆
ゲームというか、パズルを組み立てていく感覚。
5色のうち最も低い点数が最終的な得点になることから、平均的に得点する必要がある=相手の動向を見ながら特定の色を得点させない、などの方法もあり、タイルの引き運もあるが、内容的にはアブストラクトである。


自らの最も低い得点のタイルが1枚も無いときは、タイルの総交換も出来るので、盤面はともかくとして、持ちタイルに関しては運の要素が少し低くなってはいるのだろうと思う。


因みにIQが一定以上であることが加入の条件になっている「MENSA」という組織があるのだが、テレビに出た時にこのゲームをやっている風景が映っていた。