レビュー番号65

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トリップル
作者:不明

総合評価:☆☆
ルール難度:軽い
人数:2人
中々ゴールできない度:☆☆☆
壁そこにおくなや!!度:☆☆☆


今回は非ドイツゲーム。
国産のゲームでエポック社から発売されていた

トリップルというゲーム。


かなり古い作品。
なんとなくヤフオクで見たことあったのだが
たまたま入った
リサイクルショップで格安で販売していたので
買ってみた。
以前、面白かった
ストラテジーゲームみたいに意外な
当たりがあるかもしれん!!!と淡い期待を持ちつつ・・・・



MSA との二人プレイ。





初期配置。

俺が左下の透明な○のコマ

これを右上のオレンジの○まで行かせるのが

目的である。


対するMSAは左上のオレンジの□コマで

右下の透明の□コマまでを目指してくる。


最初、混乱した。

色と形と自ゴマとゴール駒の意味を理解するのが。



このゲームは
完全アブストラクトである。


こういうのは
MSAの独壇場である。
俺、苦手だもん。アブストラクトは。


さて、ルールは簡単である。手番になったら
自分の駒を一歩動かすのだが
動けるのは相手の駒がいるタイルに書かれている矢印の方向
にのみすすめる。
駒が透明な理由はここにある。
相手も自分の駒のいるタイルの矢印にのみ進める。


つまり、自分の動きと相手の動きを
コントロールしなければならないのだ。





タイルには様々な矢印が書いてある。

○駒が次回動ける方向は

□駒のいるところの矢印・・・つまり


下方向3つである。


タイルには

ちっちゃく点が打ってある。

組む時の注意点は

点の方向をすべて合わせる。


なんか、ローゼンケーニッヒみたいやね。



ゲエッ!!

開始早々、MSAがゴール目前に!

やばーーーーい。



最初、あんま考えないでやっていたら
あっちゅー間に
MSA がゴール目前まできやがった!!
ぼろ負けしたくね〜・・・・


と、思ったら
タイルの配置がよかったのか
なかなかそこからゴールに到達しない
MSA


何手か千日手になりそうになりながら
逆に俺の方がゴールに近づいてきた。
まぁ、俺はノープランでやってるだけなんだが・・・





ゴール目前!!


この後、俺が勝利を収める。

奇跡だ(!?)





これがよほど悔しかったらしい(笑)

再戦決定。

初期配置からやる事に・・・。





一枚ずつ交代で

タイルをはめるルールだ。

どのタイルを選ぶかというのも

慣れた人なら面白いのかなとも思う。


俺なんかは肝がまるでわからんので

相手が嫌がりそうなタイルを2〜3枚置いたら

後はテキトーだw



2戦目もあれよあれよと勝ってしまったw




MSA 「ちょw もう一回!!」

余程、悔しかったのであろう(笑)

3度目はリベンジされてしまったが
俺は連勝できたので満足だ(笑)



ぐり総評
 総合評価:☆☆

一言で言ってしまえば、変形のチェッカーという事になるだろう。

ダメなゲームではないんだけどすぐに飽きてしまった。
シンプルすぎて。意外と一戦の時間もかかるし。

相手の邪魔しながら初期配置のタイルをはめていくのは
ケッコー楽しかったな。

これは俺の勝手な予想だが
当時、オセロが流行った時に二番煎じで
色々とこの手の2人用のゲームが流行ったんじゃないだろうか。
まさに
時代の徒花かなと思うw

ゲームシステムの古臭さと、いかにもな国産ぽさを感じる。
あとオールプラスチックのコンポーネントも
個人的にはイマイチである。


ちょっと独断と偏見で☆は少なめだが
悪く言うほどのゲームでもない・・・・。

微妙なゲームであるのは間違いないと思うが。


続けざまに3戦もやる気になった
MSA 
このゲームは
プレゼントすることにしたwww