レビュー番号57

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シュリレ・シュテレ
作者:ヴィッヒマン・ペーター

銅メダル 
総合評価:☆☆☆
ルール難度:軽め
人数:3〜6人
こいつ歌手なん!?度:☆☆
俺のイチオシがぁ〜!!下がった〜!度:☆☆☆


かもや@ が購入したゲーム
ちなみに普通の日本のショップでは手に入らない。
海外で発売されているゲームなのだ。
入手難なゲームである事をご了承願いたい。



かもや@ はヤフオクでゲットしたらしい。


ゲームの方は各自がレーベル(音楽会社)の社長になって
自分の息のかかったアーティストをヒットチャート上位に
来るように仕向けるゲーム。








ボードがヒットチャートになっている。

手前側が1位で奥が15位を表す。


いま、かもや@が混ぜているカードは

アーティストを表している。


右下の石臼みたいなのが

このゲームの要の道具である。



これが歌手たち。なかなか独創的な

メンツが揃った(笑)

カード下の色が

どのレーベルの所属か表す。

2色あるのは2つのレーベルに所属って認識で

いいと思う。



まずはランダムに配置する。

ヒットチャートをうまく操作して

自分のレーベルの歌手を上位に持ってくる事をめざす。





まず、各自影響タイル(コマ)を巾着袋から取り出す。
その影響タイル(コマ)を利用して
順位を上げたい歌手や下げたい歌手を選択するのだが・・・・





少し見づらいが

コレが影響タイル(コマ)

数字が大きいほど影響力が高い。

黒字がプラス要素

赤字はマイナス要素。


上げたい奴には黒字のを

下げたい奴には赤字のを使う。



各自で影響タイル(コマ)をどの歌手に使うか

考えて配置中。

このレコードみたいなやつに

一個一個きちんと収まるようにできている。


このレコードの接写した写真も撮っていたのだが

不手際で消去してしまった(ToT)



この昔の黒電話のダイヤルみたいなのに

穴があるでしょ。これにコマを入れるのです。

穴には1〜15数字が書かれてて

例えば今、5位の歌手の順位を上げたいなら

黒字の影響タイル(コマ)を

5のところにいれる。





影響タイル(コマ)の配置が全員終わったら
一斉に公開して
ヒットチャートの変動〜得点配分と進んでいくのだが
このゲームのミソはここにある。
この部分に
楽しさが集約されているといっても
過言ではないのだ。






先ほどの石臼マシンに

全員の影響タイル(コマ)の入れた

レコードみたいなのをセッティングして

外側だけ引きぬく。

そうするとこのマシンの中にコマだけが

落ちる。


カチャカチャと音が出る。

これがなんかいい(笑)



んで1位から順番に

この石臼マシンを回していくと

穴から影響コマが落ちてくる!!


おお。すごいギミックじゃ!


写真は12位の歌手に

2人が影響タイル(コマ)を投票していて

黒の2と赤の1。

なのでこの歌手は1位順位を上げた事になる。



そしてヒットチャートを変更していく。

黒いコマは前回の順位。

自分のレーベルの歌手の上下で

得失点する。


これを繰り返して行き

既定の点を取ったプレイヤーが勝利する。


ちなみに15位から落ちると

ゲームから取り残されて

新たな歌手が登場する。






ちょっと説明が長くなってしまったが
ゲーム自体は単純。



気に食わない奴にはマイナスを。
自分のカワイイ所属歌手にはプラスを投票。これだけだ。



石臼マシンをまわして
影響タイル(コマ)がカラカラっと出てくる
この瞬間が楽しい。


MSA 「誰だ!俺の○○にマイナス投票しやがって!!」


かもや@ 「クケケケ。ざまぁ。」


とか


「わ〜い。順位5位も上がった〜♪」


MSA 「あ、自分だけズルいな。死ね!!」

とか


かもや@ 「はうぅぅ。ランク外になっちゃった〜」


なんてやりとりをしてゲームは進む。





ちなみにかもや@

イチオシの歌手が

ギターをうならせている

ランボック(!?)である。



ちなみに一度に影響タイルを7個引く。

んで選んで2個は袋に返す。

残り5個を配置する。


引き運も肝心。






30分後・・・

相手を狙って困らせたり
してたら上手い事
勝利出来ちゃった。

こういうゲームは何故か上手くいくなぁ・・・(笑)


ぐり総評
 銅メダル 総合評価:☆☆☆


このゲームはワイワイ多人数で楽しんでこそのものかもしれない。
3人でプレイしても楽しめたが
やはり人数多めで(といっても6人までとなっている)やってみて欲しい。
予測がつきづらい状態で
激しくヒットチャートが上下した方がより盛り上がる。
まさに
パーティ向けのゲームである。


ただし、このゲームは戦略性はほとんど無い。
プレイ感は
よく、会社の旅行とかでやる
ビンゴ。
まさにあんな感じ。


ちなみに歌手は架空の人たちだと思うのだが
例えば日本の歌手で自作とかしたら
感情移入しやすいのかなとも思った。


ゲームシステム的に目新しさは無いが誰でもできる軽〜い
プレイ感と凝ったコンポーネントで楽しませてもらった。

「戦略的なゲーム好き」にはオススメできないけど
ワイワイとしゃべりながら多人数でゲームする機会の多い人には
やってみて欲しいゲームです。



かもや@


「ランボックゥゥゥ!!!!!」