レビュー番号34

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サムライ
作者:ライナー・クニツィーア

銀メダル 
総合評価:☆☆☆☆
ルール難度:少し軽め
人数:2〜4人
幸せなハンス度:☆☆☆☆☆
このゲームは最高!度:計測不能


日本を舞台にした
陣取りゲーム。
その名前の通り、戦国時代あたりの
時代考証のハズなのだが・・・・・。


札幌があったりして
「外人がちょっと勘違いした日本」ってのを
堪能できる。
その辺も日本人からしたら楽しめる。







秋田に

FUJIYAMA!!



ついたてにはゲイシャ・ガールズ!!

お〜ジャパニーズ。

HA!HA!HA!





今回はタカ MSA
との3人プレイ





組み立て式の日本地図に

なっており、人数によって

四国九州・北海道を使う。

けっこうデカイ。



マップにこの3種類のコマを配置して

奪い合う。左から

田=経済 仏像=宗教 烏帽子=武力






手番ではタイルを配置して
補充これだけだ。


タイルによってそれぞれのコマに影響を与える。
一番コマに影響を与えたプレイヤーがそのコマを
獲得できる。
獲得したコマや自分の持っているタイルは
芸者さんの書かれた謎のついたてに
隠して持っている。







タイルとコマ。これから

コマを初期配置する。

初期配置は各プレイヤーが順番に

配置するのでここから戦いは始まっている。




初期配置中。

城の描いているスペースにコマを置く。



各種・タイル。左から

仏像に影響を与えるタイル

オールマイティーなタイル

田に影響を与えるタイル

上はコマの位置を交換できるタイル。


タイル構成は全プレイヤー同じ。






まずはコマが3個置かれている
江戸とコマが2個置かれている京都。
ここを落とす作戦の俺。
当然、他のプレイヤーも戦力をさいてくる。


が、ここは経験者の俺に一日の長があった。
早々と首都2つを落とす、俺。むひょひょ。
もらったな、このゲーム!!






こんな感じでタイルを配置する。

赤の田のタイルは田にしか影響を与えないため

左の仏像に対しては何の影響力も無い。

この配置はタカが初めてだったので

仕方ないが失策だ。

左の仏像は影響力1で難なくゲットできてしまうからだ。



序盤の京都の争い。

緑の俺がオイシイ。

むひょひょひょ。






このゲーム、プレイ感は非常に軽い。
タイルを1枚配置するという
行動しかないからだ。非常にライト。
ただ、どのように配置するか悩んでしまうので
長考しがちだ。
俺はいきあたりばったりのノープラン派だけどねw


序盤、タイル配置のミスが目立った

タカはコマをなかなか獲得できない状態。


一方、露骨に邪魔をしてくる

MSA
コマ交換タイルなどで俺をいじめてくる。


ちなみにタイルの補充は裏向きになったのを
取ってくるので運の要素は強め。
本州は押さえた俺だったが
四国・九州での争いは
完全にやられてしまっている。
補充のタイルも運が悪く
一気にジリ貧に。


ゲームの終了条件は
どれか1種類のコマがなくなるか
影響力が互角でどのプレイヤーも獲得できないコマが
4つになるとゲームは終了。

最後のコマを
MSAが獲得した所で終了。
あうーーー!!!
あと一手番来れば・・・・!!


勝利条件もちょっと独特で
まずは獲得したコマのどれかが
単独トップでなければならない。
ここでどれも単独トップになれなかった

タカが脱落。


条件をクリアした俺とMSAでの決勝。
単独トップを計算したコマ以外のコマ数で決着。


・・・・・・

MSAが優勝!!

一個差で俺、負ける。
チキショーーー!!


ほんと、ゲーム勝てんわ。俺www






ゲーム終盤。





ちなみにこれは

別の時の写真。この時は4人プレイなので

北海道もある。




ルールは少ないので誰でもできる。
なかなかの好ゲームである。







幸せなハンス。

ちなみにメーカーの事である。

シャレが効いてる。



自分で言っちゃったよ!

表記もヘンだwww





ぐり総評
 銀メダル 総合評価:☆☆☆☆

軽〜いプレイ感ながら
なかなか戦略的に陣地取りゲームを味わえるゲーム。
相手の動向を気にしたり
コマの数や、タイルの状況など
考えることは結構あり
シンプルながら良くできている。


タイル補充が運の要素は強めだが
バリアントでも導入すればいいだろうし
俺なんかは今のままでも満足している。


突出した面白さ!!
みたいなのは無いが
どの点でも良くできている
ユーティリティーなゲーム。
優等生タイプのゲームなんだろうと思う。



タカ 後日談
俺、これ欲しい。買うわ。


ええっ!マジで!?(笑)
まぁ・・・・いいけどさ(笑)