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ゆーけーの部屋
りんさんのゲームレビュー・・・・1
ハチエンダ
について
りんさんが嫁とこよなく愛す陣取りゲーム。
6ニムト!やエルグランデで有名なヴォルフガング・クラマー作。
舞台はアルゼンチンの農場。
プレイヤーは地主となって、家畜を育て、土地を開拓し、アルゼンチン一の大農場を作るのが目的。
りんさんと嫁のうみの2人で初プレイ。
さて、箱を開けると。
まず、コマとカードが多い。
うっ、複雑そう
動物が牛、豚、馬、羊と居て、そのコマとカード。
山、岩場など6つの土地カード。
水源地タイル、収穫チップ、ハチエンダコマ、金であるペソ
手探りでプレイということに。
3アクション制で、
1.土地・動物カードの購入。各4枚ずつめくられて見えているカードは少し高い。
2.土地・動物カードのプレイ。土地や家畜を広げていく。
3.水源、ハチエンダの購入、収穫タイルの配置。この辺はまだよくわからない
のうちどれでも3つが1ターンに出来る。
手札に土地と動物のカードが配られる。
土地カードをプレイ、山カードをプレイしたら自分の色の六角タイルをボードの好きな山の部分に置いていく。
繋がった土地は得点になる、みたいだ、ということで沼、山、岩場などと隣接した土地に六角タイルを置いていく。
動物はというと、ボードに11箇所ある市場にくっつけておくと同じ動物の群れの数によってペソがもらえる。同じ動物の群れが固まっているほど多くの金をもらえるのだ。
あとで納得したのだけど、市場に動物の群れを売って金を得て、土地を広げていくことが得点になるのだ、と。
しかしこの時点では家畜を売って金を手に入れまくる2名。
あって困るもんじゃないだろう。へへ。
動物カードの山札がなくなることが終了条件なので、家畜だらけの農場づくりなのであっという間に終了。
なのだが、動物カードの山札は2つに分けてあって、半分なくなったらとりあえず中間決算。
このゲームの大きな魅力の一つだと思っているのが、この得点計算。
得点方法が豊富なのだ。
1.繋がっている土地タイルの数。
2.水源タイル(購入できるタイル)に接している土地、動物の数。
3.自分の動物または土地が接している市場の数。
4.ハチエンダ(購入できるコマ)が置かれている、繋がった土地または動物の群れ。
5.10ペソにつき1点。
最初は何やっていいかわからないし、ハチエンダや水源タイルがどう生きるのかわからないし、買うのに高いもんだから2人してスルー。
ハチエンダと水源タイルは12ペソ、土地・動物タイルは2〜3ペソ。
得点源として市場に接する数が強力なのが、中間決算で判明する。
市場の数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
得点 1 3 6 10 15 21 28 36 45 55 66
と、爆発的に増えていく。
中間決算時には既にうみの通称市場タッチが炸裂している。
後半巻き返しを図るりんさん、ハチエンダと水源タイルを購入して配置。
うみも水源タイルを配置、市場タッチを順調に伸ばし、そのまま逃げ切り勝利。
「これ面白いね」
ということで即再戦。
土地が非対称の裏面ボードもあるが、あえて対称の表面で再開。
りんさん、前回覚えた市場タッチを狙うが、うみの家畜ガードでなかなか市場に近づけない。
今度は効率良く3タイル分の水源タイルを活用するうみ。
水源タイルは、自分の動物や土地が隣接していると得点になるのだが、1〜3マス分のタイルがあって、値段は同じ。
うまく3マスタイルを置けるように工夫して動物や土地タイルを配置することも必要になってくる。
結局99対98の微差で、うみの勝利。
評価:
☆☆☆☆☆
総評:
得点とお金の要素があって、何をするとどちらを得るのか当初迷うけど、インストする人が居ればすぐにルールは把握できると思う。
テーマ的には、広大な地域を開拓して発展させていくもので、その様がボード上にわかりやすく広がるのはワクワク感や達成感がある。
手番で出来ることは多い割りに、迷う部分が多いのかというと、公開情報が結構多いこともあってかさほど考える時間は長くならないと思う。
「あと少し」「もう2ターンあれば・・・・」
というタイミングで終了しがちなバランスはさすがの絶妙さで、より良い農場を作りたいがために再度挑みたくなる名作。
シャンパンでも飲みながらやりたいと思ったけど、早速もう飲りながらゲームってます。