プエルトリコ作者:ザイファルト・アンドレアス金メダル
総合評価:☆☆☆☆☆
ルール難度:重い
人数:2〜5人
準備メンドクセー度:☆☆☆☆
コーヒーとタバコ紛らわしい!!度:☆☆☆☆☆
このゲームは
スペインの植民地支配時代のプエルトリコを
モチーフにしたゲームだ。
プエルトリコの特産品を黒人奴隷を使い
生産していき財を稼ぎ、プエルトリコを発展させていく事で
名声を得るゲームだ。
まぁ、正直
有名どころのゲームでネットでの評判も高いので
色々な所でクローズアップされているし
俺の所で紹介しなくてもいいかな〜
なんて後回しにしていたのだが
ボチボチ、やってみる事にする。
ちなみに、カタンやパンデミックも
同様の理由からなかなか筆が進まないwww
さて、今回は4人プレイ。
メンバーは
俺 りんさんMSA タカ の4人プレイ。 |
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様々なボード、タイルなどが入った
コンポーネント。
日本語化は是非ともしておきたい。
内容物から考えれば
コストパフォーマンスは高い。
下側に並んでいるカード。
これが役職カード。手番ではこれを選択し
それぞれできる行動を実行するだけ。
ルールは結構なボリュームがあるが
プレイ感は非常に軽い。
例えば「開拓者」のカードを俺が選んだとしたら
いずれかの畑をゲットして自分のボードに配置する。
以下、りんさん、MSA、タカも同様にやっていく。
カードを選んだ人はこれとは別に選んだ特権がある。
次に今度は
りんさんが役職を選び行動・・・
MSA・・・というように
全員がやったら1ラウンド終わり。
このラウンド誰からも選ばれなかった役職には
お金が乗る。
次のラウンドで
選んだ人がこのお金もゲットできる。 |
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役職は6種類。
ゲームは畑を作る 開拓者。
加工場や、ゲームに有利になるような建物を建設する 建築家。
黒人奴隷を配置する 市長。
商品を生産する 監督。
生産した商品を売却してお金を儲ける 商人。
生産した商品を出荷して名声(勝利点)を得る 船長。
そしてお金を獲得するできる 金鉱掘りだ。
前述の通り、選ばれなかった役職にはお金のボーナスがついたり
自分が選んだ役職には特権があったりするので
その辺をうまく考えて役職を選び
行動していく。
当然、自分に有利なように選択するのだが
他人が得しないかも注意が必要だ。 |
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これは生産した商品駒だ。
左から
コーヒー タバコ 砂糖 インディゴ とうもろこし
左にいくにつれ
売る時の値段は高い。
ただし、出荷して名声点を得る場合は
どれも一つ1点なのだ。
この辺もポイント。
売価の高いコーヒー
生産が簡単なとうもろこしは
うまく使いたい。
各自に配られるボード。
ここに自分で購入したり建設したりした
タイルを配置していく。
黒い駒は黒人奴隷で
こいつらがいないと
せっかく配置した建物などが機能しない。
自分のボードが発展していく様子は
見ていて楽しい。
建物は非常にたくさんの種類があって
それぞれ色々な効果がある。
作戦に合わせて都合のいい建物を選ぶ。
色々な作戦が考えられるので
組み合わせを考えるのも楽しい。
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ゲームの方は序盤
建物の利を生かした俺のペースで進む。MSA も商品を大量に売って
かなり利益を出している。悪徳商人め。
コーヒー畑に奴隷を配置して
コーヒー加工場を建設するのを後回しにしているりんさん 俺が先にコーヒー加工場を建ててやったわw
ケケケ。 |
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これはタカのボード。
序盤の様子である。
ゲーム終盤である。
みんな商品を大量に持ち
一気にゲームが動くようになってきた。 |
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そうこうしているうちに俺の役割「市長」で
黒人奴隷のストックが尽きた。
ゲームは最終局面だ。
大きい建物(説明は割愛。どれも強力な効果がある)
を2件建設し
まぁ、勝ったかな〜と思い、正直余裕ぶっこいていたのだがりんさん が先ほどの仕返しとばかりに 船長の役割を選択。
あ、こら!!
こいつ、もう、勝ち目無いんだから大人しくしてろっつーの。
タカ を見習え! って失礼か(笑) ここで一気に、出荷体制のMSA 建物で得点を稼いでいた俺に対して
沢山の荷物を
出荷し、名声を得ていくMSA 1点差、MSAに負けて2位に。
くそ。あれさえなきゃな。
ぐり総評 金メダル 総合評価:☆☆☆☆☆
あくまで自分の島ボードを発展させるのが先決なので
積極的な相手への妨害はできない。
というか、やったとして何のメリットもない。
それ故、ソロプレイっぽい感じなんだけど
役割の取り合いだったりして絡みを持っているような
感覚になる。
自分の島タイルを発展させていく感じが
「箱庭ゲーム」っぽいのだ。
最近、この手のデジタルゲームが人気があるが
これをアナログゲームでできてしまう所は見事なデザインであろう。
ボードゲームの範疇というより
良質のシュミレーションゲームっぽい感覚を覚える。
シムシティーとかそんな感じ。
レビュー中にも述べたがプレイ感は軽い。
ルールは色々とあるのだが。
作戦を練るのと、「箱庭」を作り上げていく感じが
非常に楽しいゲーム。
個人的には大好きなんだけど
重いルールとセットアップ、インストのめんどうさ
でなかなかヘビーローテできないでいる。
プレイ時間も1時間は超えてくるからなぁ・・・。
その分、濃密な時間を過ごせるんだけども。