レビュー番号15

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パトリツィア
作者:ミハエル・シャハト

総合評価:☆☆☆
ルール難度:普通
人数:2〜5人
塔に見えない度:☆☆☆☆
誰だよ、この絵の親父は度:☆☆☆☆☆

りんさんが購入したゲーム。


メンツはりんさんと俺、

MSAの3人。

ゲームは各都市に塔をカードプレイによって建設して得点を競う。







ボードは小さめながら

なかなか綺麗。

丸い数字は得点チップ。

これを取り合う。




ルールは割とシンプル。
すんなりゲームに入れる。
カードプレイで都市に塔を建設する。
カードに建設できる都市と数が書かれている。


そしてその都市に置いてあるカードを
補充する。


カードが無くなった都市には山札から補充する。


つまり、割と公開情報が多い。






塔のコマは独特の形をしている。

割と安定しているので崩れにくい。




やることはシンプル。
だけどどうすればいいのか
イマイチ、ピンとこない。

が、なんとなく自分が
あまり得点できていないのはわかるw







やっぱり人間の心理として

高くて一番上を占拠したくなる(笑)



ちなみに白が俺。

赤がMSAで黒がりんさん

各都市に塔が建ちはじめている。




欲しいカードを手にするためには
別の都市のカードが必要な場合がおおい。

また、貴族の顔が書かれたカードは
後ほど得点になるのでそれも狙いたい。
他の人の狙いもまるわかり。

一つの選択が後の結果に大きな影響を及ぼす・・・・

てのは肌で感じるが・・・・・

どうしていいか、いかんせんわからん(爆)

塔ではMSAが若干有利か。

そうこうしている間に
山札・手札が尽きて
ゲーム終了。
さくっと手短に終わる。






ゲーム終了。

得点計算中。




塔ではMSAが一歩リードしていたが
前述の貴族カードのボーナスで
りんさんがわずかに交して勝利。お見事。



ぐり総評
 総合評価:☆☆☆

シャハトらしさの存分にでたゲームだと思う。
ゲーム時間も短くて、ルールも少ないのは良い。
ジレンマの要素もある。


このゲームは評価が真っ二つになるように感じる。
特徴が長所でもあり短所でもある。


○ドライ無味乾燥・淡泊×

○シンプル単調×

○洗練されている盛り上がりに欠ける×

etc.....


この辺は好みなんだろうと思う。
個人的には苦手。
もう一回やっても勝負所がわからない気がする。
それは俺がパッパラパーだから(笑)
ジレンマならわかりやすいクニツィーアの方が好きだ。



りんさんはお気に入りのようだ。
こういうのが好きな人もいるだろう。
好きなゲーム上位に来る人もいるんじゃないだろうか。


一緒にやった
MSAの評価も今度聞いてみたいと思う。


俺は正直、悪くはないが良くもない・・・といった心境。



ズーロレットもこんな印象。コロレットは一定の評価はするが。

シャハトと相性悪いのかも。

まだ、未プレイの
チャイナハンザをやって
改めて考えてみたい。



りんさん総評
評価:☆☆☆☆
ルール自体は簡単だけど、ホントにドライなので淡々と進むし、単純な選択肢の中での悩みどころは絶妙。
後半に近づくにつれてのシャープな感じに
好みが分かれるところだと思う。

個人的にはボードやカードの美麗さ、もっと個人的にはイタリアが舞台というのが非常に好ましい一品。