レビュー番号31

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オオカミと7匹の子ヤギ



総合評価:☆☆
ルール難度:軽い
人数:2〜6人 
子供喜ぶ度:☆☆☆☆
どこかな〜とか演技するの最初だけ度:☆☆☆☆☆



ネットで見ていて
そのわかりやすさから、欲しくなった。
コンポーネントもよさそうだったし。

メンツは俺と


えりんぎ かもや@

MSA のっぽの5人でプレイ


このゲームは
オオカミ役(一人)対子ヤギ(複数)
かくれんぼである。

一定数、子ヤギを捕まえればオオカミの勝ち
一定数、見つからなかった数達成すればその子ヤギ役の勝ち。

簡単である。
さすが子供向けのゲーム。







これがオオカミさんです。

結構トボけた顔してらっしゃいます。

オオカミ役はこれを指にはめます。


が!


大人の男には小さすぎる!!

小指でやっとだ。

これはパペットマペットがはめている

アレみたいな人形の方がよかった。




これはうちの娘(3歳)がはめた写真。

さすがにピッタリだった(笑)




最初のオオカミ役は俺に決定!

「もーいーかーい!?」





もーいいーよぉー!!





これが子ヤギが隠れる場所。

立体的な家具たち。

洗濯桶、ストーブ、ドア、食卓、ベッド

クローゼット、古時計。



子ヤギ達はこんな感じで

子ヤギコマを

家具の中に隠す。




指人形を家具の間をいったりきたりさせながら
ここかな〜!?これかな〜!?
と演技する俺。



「そんなんいいから、はやく!!」


こういうの大事なんだってば!!!
いや、まぢで!!
夢のない大人たちめ!!
ま、でもこれをずっとやるのもシンドイので
早々に切り上げる。


オオカミ役はこのうち2個の家具をオープンできる。
オープンした家具の中に子ヤギがいれば
即、誘拐するw


ここまではただのかくれんぼだが、戦略的な要素もある。
洗濯桶に隠れてみつからなければ点数が倍になるのと

平井堅が歌ってるアイツに隠れてみつからなければ
オオカミに拉致された子ヤギを取り戻す事ができるのだ。


特に平井堅のヒット曲のおじいさんのアイツは
オオカミプレイヤーにとっては
せっかく捕まえた子ヤギを失う=勝利点が減る
という事なので要チェックの場所だ。
ただ、先にも言った通り2回しかオープンできないので

ジレンマ要素だ。


ちなみに、子ヤギは同じところに隠れることはアリだ。







どこかな〜みちゃおうかな〜!?



子ヤギコマと勝利点を表すキューブ

子ヤギの絵柄がひとつひとつ違う

手のこりよう。




「あっ。いた!!パクっと食べちゃう!」

とか

「ここじゃなかったぁ〜〜クソォ〜」


とかやる。
ゲーム自体はすぐに終わる。





ドアの向こうで

震えながら隠れている様子が

想像できる。



慣れてくると家具の配置をメチャメチャにしたりして

心理的な揺さぶりをかけてくる子ヤギ共。



ぜって〜見つける!!!






よし、これで子ヤギ規定数、捕獲!!!俺の勝ち!!


次オオカミやりたい人〜!?

「・・・・んじゃ俺が。」


4人中3人が一気に洗濯桶に隠れる。
欲が出るやらしい大人3人(俺も含むw)
それをのっぽにあっさり見つけられ
あっけなくのっぽ勝利。


次のオオカミは〜?



「おれ、おれ。」


・・・・・



「ぐり、ストーブっぽいね・・・」

「ぴくっ・・・・!」実際ストーブに隠れてる俺。

「ま、いいや。他の所探す!」

「ほっ・・・・」

難を逃れ効率的にポイントを稼いで
初めて子ヤギ側の勝利!!






箱の内側に、しまいかたがのっている

細かいことだが子供向けに

優しい作りで好感が持てる。





ぐり総評
 総合評価:☆☆

ゲーム自体は想像していただいた通りのものだと思う。
洗濯桶と古時計のルールがいいアクセントになっている。


これ、我が家で娘(3歳と1歳)の3人でやったけど
子供はキャーキャー喜びながらやっている。
小さい子供にはこのリアルなコンポーネントと
「かくれんぼ」という行為がすごく楽しいんだろう。
さすがに完璧なルールでのプレイは無理だけど
コマを隠したり探したりは低年齢でもできる。


ゲーム自体は
大人には物足りないかもしれないが
コンポーネントの出来の良さにワクワクしてくる。
見た目が非常にいいのだ。


家族団欒に最適な
子供ゲーム大賞ノミネートも納得の一品。