マンハッタン

マンハッタン
作者：ザイファルト・アンドレアス

金メダル　
総合評価：☆☆☆☆
ルール難度：少し軽い
人数：２～４人
絵がイケてない度：☆☆☆☆☆
世界一のビルの点数少なくね！？度：☆☆☆☆☆

見た目があんまりで最初は欲しいとおもわなかったのだが
なんとく買ってみた。
大賞取ってるし。

ゲームは各都市にビルを建設したり、乗っ取ったりして
世界一のビルオーナーを目指す
というもの。経済ゲームっぽいけど
お金は出てこない。

まずは

かもや＠　との二人プレイ。


	ゲームボード全景。右側は得点ボード。 6か所ある大きな四角が都市をあらわしている。各都市には９つのビルの建設スペースがある。ボードに書かれてる絵。なんだ、このイケてないデザインは！ビルは4種類。高さが違う。カードプレイによってビルを建設する。カードに建設できるスペースが描かれている。

手番では、カードを1枚プレイしてビルを建設する。
得点計算は全部で4回ある。

◎世界一高いビルオーナーに3点
◎各都市の最多数オーナーに2点
◎各ビルに1点

また、ビルは乗っ取る事ができる。
条件はビルを載せた時に階数がトップもしくはトップタイになる時に
限りできる。
例えば俺が３階のビルを建設しているとすれば

かもや＠が乗っ取るには
３階か、４階のビルパーツでなければ
乗っ取りできない寸法だ。


	カードプレイしてビルを建設する所。ちなみにビルは各ラウンドで使う分を自分で選ぶ。ビル選びから戦いは始まっている。

初めてのプレイだったのでゲームの肝がわからない二人。
まぁ、俺はエルグランデみたく
分散させて配置する戦法だ。

かもや＠がドンドン乗っ取りをかけてくるので
乗っ取りし返す。
段々、熱くなって、ドンドン、ビルが高くなっていく。
世界一のビル目指して意地の張り合いだ。
爆笑しながらビルを積んでいく二人。


	ゲームが進行するとともにニョキニョキと高層ビルが立ち並んでいく。

最終ラウンド、俺の優勢の中で事件は起きる。

ドンっ！！
テーブルに足をぶつけたのだ。

地震じゃ～！！！
天変地異ぢゃ～～～！！！
自爆テロぢゃああああ！！！！！

ガラガラと音を立てて崩れていくビル群・・・・
ゲーム続行不可能になった。俺は

かもや＠の計画的犯行だと踏んでいる（笑）

時は変わって

りんさん

うみと３人でプレイ。

ここでも
俺とりんさんが必死に争い、
その間隙をついてうみが優勝した。

俺が２位。りんさんが３位


	各都市の最多数を狙っていくのが必勝パターン。

他のゲームでもそうだが
ついついりんさんとやりあってしまう・・・。
それが楽しさでもあるがｗ

ぐり総評

金メダル　総合評価：☆☆☆☆

ついつい、高いビルを目指したり
乗っ取られたら取り返してやりたい！！と思ってしまう
人間心理をうまくついたゲームだと感心してしまう。

カード運の要素があるが
ビルの選択や配置などアブストラクト色は割合、強い。

ルールが非常に簡単なのでさっと取り出しやすい。
戦略的なゲーム。

残念なのはやはりデザインや見た目。
面白そうに見えない所がなんとも・・・・。もったいない。
ビルパーツはプラスチック。
本文でも書いてあるが振動に弱いので注意。
ボード自体にビルパーツが差し込めるようになっていれば
よかったのだが・・・。

簡単ルールと軽いプレイ感ながら、どっぷりと
陣取りゲームをやった満足感が得られる
良ゲー。
意地の張り合いが楽しいんだよ（笑）