レビュー番号98

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ラストコール
作者:グールド・クリス

金メダル 
総合評価:☆☆☆☆
ルール難度:やや軽い
人数:2〜6人
コンポーネントの勝利度:☆☆☆☆☆
てめーそれ動かすなや!!度:☆☆☆☆☆


真夏の熱〜〜〜い、暑〜〜い日の夜に
清涼感を求めてプレイする事に。

メンバーは俺と
タカ と MSA 


このゲームはカクテル作りがテーマ。
お酒好きにはウレシイ、お洒落でクールなゲームである。
目当てのカクテルを作るべく
ラムやジン、ブランデーといったボトルを集めるのが
目的となる。





右側のカードはドリンクカード。

各自が各色1枚ずつとってスタート。

このカードに必要な材料が書かれている。

4色あるのは難易度の違いである。


4つのお酒を誰よりも

早く作るのが目的である。


また、写真のように

6人のバーテンを円形に配置し

まずは同じボトルを置いてスタート。



バーテンからバーテンへと

ボトルが移動していく。

どこかのバーテンが自分の手持ちの

ドリンクカードと同じボトル構成になったら

お酒の完成である。



これがドリンクカードである。

一番左のカードは赤と緑のボトル1本ずつで

お酒が完成である。

そして、手前側のバーテンが割と

近い状態なのでこのバーテン狙いということになる。




このゲームは手番制ではない。
まずはスタートプレイヤーが
バーテンダーカードという
円形に並べた6人のバーテンダーに対応した
カードを捲る。
そして対応するバーテンダーの所に
カードを置く。


このカードが置かれたバーテンダー同士で
ボトルの受け渡しが可能なのである。

ボトルの移動は各自がしたいところであるが
優先順位が決まっていて
もし同時に2人以上のプレイヤーが
ボトルを動かしたいとなったら
優先順位が高い方が移動できる権利を持つ。
そして移動できたプレイヤーの優先順位が最下位になり
今度はスタートプレイヤーとしてバーテンダーカードを動かし・・・・
というのを繰り返してお酒の完成を目指していく。






奥の緑のバーテンの所に並んでいるのが

バーテンダーカードである。

ちなみに写真のように3枚あつまると

ワイルドカードとなり、どこでも移動できるようになる。



左側中央にあるのが

優先順位を表すカードである。





一枚、バーテンを捲るたびに
ちょい、待ち!俺、動かすかな〜

捲るの早いって〜

とか、ごちゃごちゃ煩いが
こちとら、サクサクやるのが信条なので
遅い奴はドンドン放置する方向だw

そんな感じで
わりとごちゃごちゃとボトルは移動していき
そのたびに各自が一喜一憂していくこととなる。

このゲーム。相手の邪魔・・・というより
自分のカードを作っていかないとダメなので
多少ミエミエでも気にせずボトルの移動を邁進させていく。





ごらんのように

ごちゃごちゃしだす。

最善手の移動を考えるのだが

パズルチックで非常に悩ましい。



これは氷キューブ。

これは失点を表すキューブなのである。

なのでなるべく受け取りたくない所。


ちなみにバーテンの上に自分のドリンクの

材料以外のボトルが乗っていても

お酒は完成できるのだが

余計なボトル一個につき、氷も一個受け取らねば

ならないのである。




誰かが、4本目のお酒を完成させたら
「ラストコール」宣言である。


ここからゲームは第二ステージへ。
残されたみんなも
ドリンク完成を目指しボトル移動させなければならないのだが
一個ボトルを動かすたびに前述の氷キューブ一個うけとらねば
ならない。ここで極力、マイナスを押さえないと
展開的にキツくなる。
時には、あえて、氷を受け取ってでも先に完成させたい
場面もありうる。






プレイヤーを表すカードが

コースターになっていたりと

コンポーネントは非常に良い。



ゲームの方は
1回戦、2回戦と団子レースであったが
3回戦、神がかり的な早上がりを見せ


MSA が勝利!!

3回戦に限って、
俺の失点は9!
普段の失点はだいたい1〜5くらいなものであるので
これはとんでもない数値である(泣)


ぐり総評
 金メダル 総合評価:☆☆☆☆

テーマ性、コンポーネントなど
好みあるだろうけど
個人的には非常にツボ。ルールもわかりやすいので
一度やればすぐに理解できる。
プレイ中、いちいち優先順位を表すカードを
操作するのが面倒だったりもするが
ゲーム自体は面白いのでよしとしよう。

パズルチックで女性や初心者もとっつきやすいかなと思う。
できるならぜひ、人数は多めでプレイした方がワイワイと
楽しめるんじゃないかと思う。
まぁ、一度2人プレイもした事あるが
それも楽しかったが。

なんか、ついついやりこんじゃう魅力のある
ゲームである。
爆発的な面白さってより
つい、もう一回やりたくなる魅力といったところか。


ひとつ、欠点は箱かな収納性と形状、大きさで
収納しづらいw
箱寸法はおよそであるが
横30.5センチ 縦15センチ 高さ10.5センチと
意外と大きい。