レビュー番号49

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キャントストップ
作者:シド・サクソン

銅メダル 
総合評価:☆☆☆
ルール難度:軽い
人数:2〜4人
見た目ダサい度:☆☆☆☆☆
欲張りすぎてバースト度:☆☆☆☆☆


ずっと前からやってみたかったゲーム。
なんせ箱絵が俺の好み。


なんとなくかっちょいいな〜なんて思っていたのだけど
箱絵とは裏腹に
中身の写真がどうにもイケてない。
それでなかなか手が出にくかった。


今回、初稼働!
メンバーは
俺と
MSAGINIKI 
の4名である。


このゲームはサイコロを使って
できる列を3個取れば勝ちというもの。





コンポーネント。

ゲームボードと自分のパイロンみたいなコマ。

サイコロ。オールプラスチック。

見た目がさ、ダメそうじゃない?(爆)



2から12までの11個の列が

ボードには書かれていて

この列を取り合う。



レビューの前に
軽くルール説明。


ゲームは手番になったら4個のサイコロを振る。
そして、出た目をサイコロ2個ずつ組み合わせてペアを作る。
たとえば、サイコロが「2、3、4、5」と出たとしたら

@2+3=5 と 4+5で=10 のペア。または
A2+4=6 と 3+5で=8 のペア
B2+5=7 と 3+4で=7 のペアのいずれか。

これを自分で好きな物を選ぶ。
@を選んだとしたら5の列と10の列に1個ずつ
自分の駒を一番下に置く。


さらに続けるなら
サイコロをまた振ってペアを作り、先ほどと同じ数字なら
コマを進ませる。
やめるならそれまで進ませた分は確保。

1手番で操作できるのは3列分まで。
つまり、@の例なら5、10の列とあとどこか1列分。
どれかでも進ませることが可能なら
何度でも続ける事が出来る。
ゲーム名のキャントストップのゆえんでもある。
もしどのコマも進ませられない場合
バーストといって今回の手番で沢山進ませられたとしても
水の泡となる。引き際も肝心なのだ。







緑コマは俺。

今回の手番で3、9、10の列に配置。

とりあえずこのまま

1個進ませて確保。

堅実だったのは最初だけでした。



ゲームが進むと駒が乱立してくる。

列の最後までいくとその列ゲットで

以降は誰もすすめられなくなる。

ゲーム後半はバーストも多くなる。

オレンジのプレイヤーが12の列をゲットしている

オレンジのプレイヤーはあと2列取れば

勝利だ。




ルールは文にするとわかりづらいかもしれないが
一回やればすぐにわかる。
とりあえず

MSA はきっと
勝ちを狙って手堅く、くると予想。
銀行員タイプめ。

ゲーム初心者の
GIN IKIもいるし
ここは俺はガンガン攻めたれ!と決め込む。


ほら、そういう展開の方が盛り上がるじゃない。

これが本当のキャントストップって所を 
みせてやるわい!





白コマは手番プレイヤーの現在の

状況を表すコマ。確保したら

自分のコマと入れ替える。



「どりゃあ!!」


GIN「あ、ぐりさん、またバーストだ(笑)キャッ、キャッ。」


IKI「あ〜あ。ぐりさんだけあんまり進んでないですよ〜」


(心の声)う、うるせぇ。見りゃわかるわい。


MSA「だからやめとけっていったじゃん。」


(心の声)ムキィィィ。
こうなりゃ意地でも手番繰り返して一発で列取っちゃる。


と、誰よりもキャントストップのドツボにはまっていく俺www
まぁ、あれだ。

デザイナーの意図した通りの展開じゃないっすか(爆)


とにかく一発逆転で勝負する俺。
途中で降りたりしない。
キャントストップモードのスイッチオンである。

ギャンブルやらせたら一番大負けするタイプやね。

猪突猛進!!!!前しか見てないど。





緑が出遅れ!



ゲーム中盤。

あまりにあつくなって後半の写真を

とりわすれた。



結局、その後も俺はなんにもいいところなく敗退。
無謀すぎた(笑)
また極端な出目にも泣かされた。


逆に後半のギャンブルを見事に乗り切った
GINの快勝。


ぐり総評
 銅メダル 総合評価:☆☆☆

今回は4人戦って事もあるんだろうけど
意外と待ってる時間あるのね(笑)

こういうサイコロゲームで重要な要素である

「サイコロ振っての出目の一喜一憂が全プレイヤーに
わかり、共有できる」
のが非常に良い。

ギャンブルっぽい側面もあるように感じる。
うまく表現できないけど。

ヘックメックとはまた違う感覚。ヘックメックの方がワイワイやれる
気もするけどね。


実は公開訳もあるし自作しようとも思ってたんだけど
買っちゃった(笑)
もう少し見た目がよかったらな〜とは思う。
間違いなく見た目よりは面白いゲーム。
ただ、場合によっては淡々とした
ゲーム展開になるかも。


列のマスの数などはよく考えてあるなって印象。
シンプルなゲームだけに飽きがこないのかなぁとは思う。
派手さは無いけど噛めば噛むほど味の出る
いぶし銀なゲーム。


負け犬の遠吠えに聞こえるかもしらんが
この
ゲームのタイトル通り
やめられない、止まらない!って状態を

満喫した俺が一番、楽しんだと言えるねwww

おまけ