レビュー番号13

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アドベンチャラーズ 〜チャクの神殿〜
作者:アンリ・フレデリック ブロシェ・ギローム

総合評価:☆☆☆
ルール難度:重い
人数:2〜6人 
インディージョーンズばりの大冒険度:☆☆☆
岩がうける〜度:☆☆☆☆☆



ネットでなんか面白そうなゲームないかな〜
と探してるときに発見。

普段はゲームの評判とか見てから買うのだが
ついつい、ジャケ買いじゃないけども
コンポーネントが良さそうでそれだけで買ってしもうた〜。

ルール読んでたらなんかこんがらがってきた・・・
ま、やりゃなんとかなるだろうと
無理やりプレイ。

メンツは俺と

りんさん コテツ

のっぽ えりんぎの5人。


ゲームは、考古学的価値の高い財宝がワンサカ眠る
チャクの神殿でワナや危険を回避しながら
財宝ゲットして無事に生還するという冒険活劇がテーマ。







ゲーム途中の写真で失敬。

スタート時の写真を取るのを失念。


中央上部からスタートする。せまる壁の部屋

落とし穴のあるフロア。鍵の施されてる祭壇

せまりくる巨大な岩。激流の川、今にも落ちそうな橋など

沢山の仕掛けがある。



カードやダイス

障害物などコンポーネントは立派で多い。

しいて言えばフィギュア類が塗装してあったらな〜

ルールにのってる写真のは塗装してあった。




最初、俺のインストがグダグダだったw
なんせ結構こまごまとルールがある。


また、色々な判定事にはダイスを使うのだが
〜以下とか〜以上とか
ややこしい!その辺、ボードに書いていて欲しかった。

ともかくスタート!!






最初の難関。せまりくる壁の部屋。

ここでは宝がゴロゴロ転がっている。

その他、古代文字を解読するという行動を取ることで

先の落とし穴の部屋の重要なヒントが

得られるようになっている。


壁がどう動くかはカードをめくって判定する。

ところが運よく(!?)全然壁が動かなかったので

みんな難なく突破。

少しは壁動けよw


ちなみに冒険スタートと同時に丸い巨大な岩も進みだす。

もちろん潰されればアウトだし、最後

この神殿の唯一の出口を

こいつがふさいでしまうため急いで行動しなければならない。

また、ラウンドを重ねるたびに岩は加速度を増す。




みんな宝を少しずつゲットしている。
わりと宝を取ること自体は簡単だw

ただし、
荷物レベルといって宝の数によって
行動が制限されやすくなる。
あまり
銭ゲバ的に集めても仕方がない。
あまり価値のない宝はせっかくとっても
文字通り荷物になるので
捨てるw

なんか苦労してとった宝のありがたみがねーなーw




キャラクターカード。

各自特殊スキルを持っている。

スキルについては割愛。

右のカードが荷物レベルと行動回数を示している。


このようにカードをかさねて

行動回数のカウントや、荷物レベルの確認ができる



ラウンド初めにダイスを振って出目と

荷物レベルで行動回数の判定をする。



ここで分岐だ。
遠回りだが、安全なコース(ただし岩の通り道)と
近道で宝もワンサカあるが落とし穴があるコース。



えりんぎりんさんのっぽは

安全or後からついていくパターンの行動にでた。


フン、公務員か銀行員みたいな人生送りやがって(失礼)



俺と
コテツはさすらいのギャンブラー!

宝のある、落とし穴コースを選択した。






俺とコテツがびくびくしながらも

なんとか落とし穴に落ちないで宝をあさっている。

ちなみに落ちたら即死。


判定は移動先のタイルをひっくりかえして

判定用のタイルと文字が一致していたらお陀仏となる。

判定用のタイルはゲーム毎にランダムになるので

暗記されたりはしない。



最初と同じ写真なのだが、一番下の矢印の所は

祭壇で、ここにも宝がある。

安全コースに移動したりんさん達は

祭壇荒らしで宝をゲットしている。

罰があたるぞ。まじで。







俺は荷物が増えすぎるのを嫌って宝探しは
早々に切り上げ先に進むこととする。
現在先頭。



「もう一歩移動して宝を・・・」

果敢に、攻めるコテツ。

まじか。落ちたら死ぬんやぞ。気ィーつけーやー。

みんなも動揺している。

ところが落ちないで宝を集めるコテツ。

やるな・・・・・。


「お宝ゲット」

「お宝ゲット」


と、ここまではみんな割と順調。

ところがこの辺から岩は急にスピードを上げて
冒険者たちに迫っていた!!







岩がすぐそばまで!!ヤヴァイ!

俺とコテツは欲張って奥の価値の高い祭壇目指している。

岩直前なのはえりんぎ。


りんさんは激流に身を投じた。

川にも宝がある。

なんでやねん。



別角度。

見づらいが、川にはのっぽもいる!



と、ここで
えりんぎはかけに出た。

落ちそうな橋を渡ることにしたのである。
ここでもダイスと荷物の判定で落ちるか渡れるかの判定をする。



・・・・・・。



「セーフ!!」

何本かガラガラと音を立てながら
橋の板が崖に落ちたが無事渡りきった。

チッ、
なかなかみんな死なねぇ・・・w

川では仲良く、のっぽとりんさんが
流されながら宝さがしである。
のんきなやつらめw

祭壇では俺もコテツも鍵開けに苦戦している。
結局、二人とも開錠できず宝をあきらめる。

逃げよう!!コテツ!!

川ではのっぽが先になんとか上陸。
りんさんは流されに流され

今まで取った宝を全部、滝に落としてしまった(爆笑)
(実は上陸する際もダイス判定があって、宝を失くすか
場合によっては滝に落ちて死ぬ。)

そうこうしているうちに俺とコテツが・・・・・










スーパーファミコン・北斗の拳5・オープニングより拝借。





あっさり、岩にペシャンコにされて
ゲイムオウバァ。

バイバイキーン

残りは3人!!

ダイスを振るのはのっぽ。


「でやぁぁー・・・・あああっ!?」

まさかの
全員行動不能と岩5歩分(MAX)移動を出してしまい
えりんぎとりんさんもプチっとつぶされる。

ついでに出口も塞がれてしまい全員アウトーーー!!!
ゲームセット!!!







唯一、岩に潰されるのを免れたのっぽ。

まぁ、出口は塞がれるのでどのみちアウトなのだが。

一生泳いでなさいw



ちなみに、お宝カードの一部。






ぐり総評
 総合評価:☆☆☆
なんちゅーか
ルールを把握するのがしんどかったw


各種判定とか各部屋での行動や
それぞれのスキルなど覚えることは沢山ある。
一度通しでやってしまえば理解できるんだけど。


ちょい、複雑な自由度の高いすごろくって感じか。
すごろくって言うと運だけのゲームに聞こえてしまうが
このゲームは荷物の調整や
ルート選択など戦略の要素も無いわけじゃない。
ワイワイやれそうな雰囲気ではある。


残念ながら今回、時間の関係で一度しかできなかった。
もう一回すぐにやればよかったんだけど
インストのグダグダもあって冗長な感じしたので
空気読んでやめといたw
全員死んじゃったのも仕方ないんだけど
結局それかよ!って感じだったし。


今のところ評価は☆☆☆だが
上昇する余地はまだまだある。
俺は悪くは無い印象はある。
それは二回目のプレーをしてから
判断したい。


スムーズにゲーム進行できるようになれば
楽しいハズだ。



2011/1/7 追記。

そういうわけで再プレイしてみた。
今回は4人プレイ。
初めての人も多かったがインストは経験をいかして
割とすんなり。


やっぱり、色々とごちゃごちゃしている割には
ほとんどがダイス判定で
システムがしっかりしている
ドイツゲームに慣らされてしまった俺としては
大味と感じられて仕方がない。
雰囲気は抜群なだけに惜しい。
評価の変更はなし。



りんさん総評 評価:☆☆☆


インディージョーンズ風味である。
成功の合否をダイスで判定していく部分はTRPGテイスト。
と言ってもゲームマスターがいるわけではなく、4以上で成功、などと必要数値は公開されている。
1ターンごとの判定でゴロゴロと岩が迫ってくるのが緊張感あり。
岩に潰されれば死亡、溶岩に落ちれば死亡、川から滝底に落ちたら死亡、壊れそうな橋から落ちれば死亡、と死の危険と隣り合わせであるが、危険なところにある貴重な(ポイントの高い)お宝を求めてしまう。

プレイ時は、最後は岩に阻まれ5人全員でゲームオーバーという残念な結果。死亡チェックがちょっと多すぎな気もするけど、若干大味なところが良い、という冒険者気分で盛り上がれるゲームなんだろうねぇ。
博打で溶岩を渡れる胆力は、俺には無かったけど、初プレイはちょっと安全に進めてでもクリアしたかったor誰かにクリアして欲しかった。

何が好きか、って言うと雰囲気が好き、の1点に尽きる。