レビュー番号91

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クロンダイク
作者:ヴォルフ・クリスチャン
   ローナー・シュテファニー

銀メダル 
総合評価:☆☆☆☆
ルール難度:軽い
人数:2〜4人
鉄鍋、デカー!度:☆☆☆☆☆
ロープの効果、ちいさっ!度:☆☆☆☆☆

かもや@ の購入したゲーム。

テーマは「砂金取り」である。
子供用のゲームながら、なかなかこのテーマを
うまくデフォルメして表しているなと思う。
ゴールドラッシュの雰囲気抜群のゲームである。

メンバーは
俺とかもや@
そして、
MSA と りんさん との4人プレイ。





コンポーネント紹介。

鉄鍋とロープ。

鉄鍋はけっこう、重い。

この鉄鍋さばきがゲームのミソである。


ロープは玉が転がりすぎないように

あるだけである。



他のプレイヤーが

砂金をいくつ取れるか

予想するためのカードと

砂金入れ。


ひとつひとつがやけに豪華(笑)



この玉が砂金を表している。

黄色=砂金である。

黒は石ころってところか。

灰色はアライグマ駒をゲットできる。

アライグマは他人の砂金を

ドロボーできるのだ。



憎めない顔をしている

アライグマ。

砂金を持っていくトンデモない奴だが。



このゲームはアクションゲームで
鉄鍋の中に玉っころを入れて
実際に砂金を砂の中から洗い出すかのように
ユサユサとゆらして
うまいこと皿の上に砂金だけが残るように選り分けるゲームである。


ただ、砂金を選り分けているプレイヤー以外は
そのプレイヤーがいくつ砂金を残せるか予想できる。
予想が当たれば、砂金を強奪できるので
ただ、上手くても下手すぎてもダメだ。
実は駆け引きもあるのだ。





うまく、ゴロゴロと転がして

黒い玉を外に出したいが・・・・。


当然だが、直接玉に触れてはいけない。



必死の鍋さばきのりんさん。


フッ・・・おまえは

一個も砂金取れんだろうよ・・・。

0個予想の俺。


結果は大外れの

二個ゲット。くそっ。




ゲーム初めてみて気付く。
「俺って、こんなに不器用だったっけ???」
鉄鍋さばきが全然うまくいかない!
みんなは割とすぐ慣れて
続々と砂金をゲットしている・・・。


うーん、いきなり疎外感。
なんとかアライグマ駒と他プレイヤーの予想で
なんとか喰らいついているが・・・・・。






ゲットした砂金。


左の皿は

予想用の賭けの皿。





ひとつひとつのプレーで爆笑がおこる。
いや〜これ、面白いわ!
一同、お気に入りの様子である。







ゲーム中盤

ここまではみんな差は無かったのだが。




段々、慣れてきたみんなから次第に
突き放されて
俺一人ダントツのビリ。

勝利はMSA。



ぐり総評
 銀メダル 総合評価:☆☆☆☆

これ、面白い!

どことなく懐かしさを感じる気がするのだ。
男の子って身近にあるものでこんなアクション遊びを
一度はした事があると思うのだが
このゲームはソレに近い感覚を覚える。
このアクション自体が面白い。他人のを見ているのも面白い。

アクション要素が楽しいだけじゃなく、この他に
ギャンブルの要素と心理戦の部分が加わって
ゲームに深みを加えている。

人数が4人までとなっているが
5〜6人でもできそうなルールではある。
ワイワイと盛り上がれるパーティー向けゲームだ。
酔っぱらってる時とか楽しいかも。

ちなみに今回プレーしたものの他に上級ルールもある。
大人はこちらの方がより、盛り上がるかと思う。
絶版なのが非常に残念である。
復活して欲しいゲーム筆頭である。
評価が銀なのは俺が鍋さばきが苦手だからであるw