レビュー番号79

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カサブランカ
作者:ソロモン・エリック


総合評価:☆☆☆
ルール難度:軽い
人数:2〜8人
疑心暗鬼度:☆☆☆☆
イカサマできそうっぽい度:☆☆☆☆☆


かもや@ が購入したゲーム。


古典的作品と言っていいだろう。
リメイクも沢山あるようである。


このゲームは8人いるスパイ(エージェント)を
駆使して機密文書を見事アジトに持ち帰る
といったところか。


メンバーは俺と
かもや@
MSA に タカ




8人のエージェント。

それとボード。

そして、各エージェントに送金するのだが

その記録用シートと

機密文書の入ったスーツケース。

これがすべてのコンポーネント。



黄色のエージェントが

機密文書の入ったスーツケースを確保している図。


ただのサラリーマンに

しか見えんのだがwww





このゲーム、非常に簡単なルールである。

手番ではどれかのエージェントを動かすか
どれかのエージェントに送金するかが基本行動である。

そして送金額が
肝である。最終的にカバンをアジトに持ち帰った
エージェントに一番送金していたプレイヤーが
勝利者になるからだ。


また、エージェントを動かしたり
暗殺といった行動の成否にかかわるのも
送金額だ。
エージェント達は馬鹿正直に
一番金をくれる人の言う事しか聞かないのだ。







最初は街の中心に

機密文書が置いてあり

エージェント達は角から

スタートする。


今は紫のエージェントばかりが

行動している。




ルールを聞いた時に色々と
疑問点があったのだが、ルールを読み返してみても
明記されていなかった・・・・う〜ん。
ま、いいや。とりあえずやってみる事に。


色んなコマがあるのだが
怪しいのは各自のナショナルカラーである。
例えば俺なら
普段ゲームでは、
緑色を愛用している。

かもや@ が 黄色
MSA が 
タカ が 
という風に、本来なら使いたいであろう色は
初めてのゲームだし
あえて選んでは来ないだろうと予想。





送金シート。

送金の場合は秘密裏に

これに書きこむ。

10000ドルを

どのように割り振るかがカギ。


しかし、場合によっては100ドルとかで

平気で人を殺すリーマン・・・もとい

エージェント達。おそろしや〜。



ちなみにカサブランカはモロッコにある

都市である。


黄色がカバンを持ち帰りそうである。

緑、阻止するのか!?




例えば、誰かが黄色を動かそうとする。
その行動に異議がある場合は
動かそうとしている人と異議のある人で

オークションという行動で入金額がどっちが多いか
判定する。これにより、行動に規制がかかったり
誰がどの程度金額を使っているのか判断材料になるのだ。


また、暗殺といって
成功すればエージェントを闇に葬る(ゲームから除外)事もできる。


なんだかんだゲームの方は
俺が上手い事、僅差で入金額が一番で勝利。
すぐさま二回戦。

今度は
MSA が青をバンバン動かす。
この時みんなの脳裏にはある考えが
浮かんでいたはずだ。


「もし、MSAが10000ドル全部青に入金していたら
行動を妨害出来ないしゲーム即終わり!?」

「いや、でも、暗殺はできるか!?
誰かそれをやってくれるのか!?」







MSAの青ゴリ推し作戦。




結果的には青には入金してないようだったが
ヒヤリとした。

ゲーム勝ち負けよりもゲームが破綻するかと思ったからだ。
ふぅ。


二回戦目も俺がナショナルカラーの緑で勝利で
とても気持ちよかった。



ぐり総評
 総合評価:☆☆☆

う〜ん。微妙。
ルールなどを聞いた段階では俺の得意そうなジャンルだと
思ったんだけども。

ゲームは各プレイヤーに委ねられる形で
進行していく。これはデザイナーの意図であろう。
ヒヤヒヤ、ドキドキもある程度あり
楽しくないわけじゃないが
バランスまでプレイヤーに委ねられているので
場合によっては著しくバランスが悪くなる懸念があるので
評価を低めに設定した。
古いゲームなのでシステム的に斬新さはないが
手をいじれば化ける可能性もある。

まぁ、普通にやれば普通に楽しめる。
すぐさま二回戦をやったので
各メンバーがそれなりに楽しめたのではと思う。
つまんなかったらすぐ再戦なんかしないし。


もしかしたらリメイク作などが多数あるので
そちらのルールには色々と追加もあるのかもしれない。
わからないけど。

あと8人までできるので
8人でやってみたい所だ。