PostgreSQL のインストールが完了したら、次に設定を行います。
Windows 版 PostgreSQL では設定を行うために、 2つの方法が標準で用意されています。
一つはコマンドプロンプト上で動作する psql と、もう一つはWindows 上で動作する pgAdmin III です。
ここでは GUI で操作できる pgAdmin III を用いて以下の設定を行います。

 1.PostgreSQL のアクセス制御
 2.データベースの作成
 3.データベーステーブルの作成

1〜3の設定完了後、顧客管理ツール moore! を実行することができます。


1.PostgreSQL のアクセス制御
 ※ここでの設定はセキュリティに直接関係しますので、運用時には PostgreSQL 日本語マニュアル
   「III.サーバーの管理」を参照の上、適切に設定を行ってください。
 ※インストール直後の PostgreSQL はインストールされたコンピュータだけが接続できます。

 他のコンピュータからの接続を許可する設定を行います。
 ここでは例として、192.168.100.*の IP アドレスからの接続を許可する設定を行うものとします。
 それぞれの環境に合わせて設定値を読みかえてください。

(1)postgresql.conf の編集
 スタート -> (すべての)プログラム -> PostgreSQL 8.0 -> 構成ファイル -> postgresql.conf の編
 集 を実行してください。 以下の画面が表示されます。




















 ・listen_addresses (PostgreSQL が接続を受け付けるアドレス) の項目をダブルクリックして値に
  * を設定してください。(* = 全ての接続を受け付けます)
  チェックマークを付けて設定を有効にしてください。
 ・client_encoding (クライアント側の文字コード) の項目をダブルクリックして値に SJIS を設定して
  ください。
  チェックマークを付けて設定を有効にしてください。

 一覧の画面で変更した設定が表示されていることを確認してください。
 間違いなければ、保存して終了します。


(2)pg_hba.conf の編集
 スタート -> (すべての)プログラム -> PostgreSQL 8.0 -> 構成ファイル -> pg_hba.conf の編集
 を実行してください。 以下の画面が表示されます。











 最下行をダブルクリックします。 以下の画面が表示されます。













 上記の設定値は以下の意味になります。
  ・データ型: host ・・・ TCP/IPを使用した接続に対応
  ・データベース: all ・・・ 全てのデータベースに接続可能
  ・ユーザー: all ・・・ 全てのユーザーが接続可能
  ・IP アドレス: 192.168.100.0/24 ・・・ 接続可能なIPアドレス/アドレスマスク
  ・方法: md5 ・・・ クライアントに対して認証時に MD5 暗号化パスワードを要求

 チェックマークを付けて設定を有効にしてください。
 設定値を確認して OK ボタンを押してください。












 一覧の画面で変更した設定が表示されていることを確認してください。
 間違いなければ、保存して終了します。


(3)設定の反映
 ※設定を反映させるために PostgreSQL を再起動します。 以下の操作を必ず行ってください。
 スタート -> (すべての)プログラム -> PostgreSQL 8.0 -> サービスの停止
 スタート -> (すべての)プログラム -> PostgreSQL 8.0 -> サービスの起動


2.データベースの作成
 スタート -> (すべての)プログラム -> PostgreSQL 8.0 -> pgAdmin III を実行してください。
 以下の画面が表示されます。

















 インストールした PostgreSQL に接続します。
 左側のペインより「×PostgreSQL Database Server 8.0 (localhost:5432)」をダブルクリックして
 ください。 以下の画面が表示されます。









 インストール時に設定した、PostgreSQL の管理者アカウントのパスワードを入力してください。
 OK ボタンを押すと、接続されます。(接続できない場合は今までの設定を見直してください)

 メニューより、編集 -> 新規オブジェクト -> 新しいデータベース を実行してください。
 以下の画面が表示されます。























 名前: moore
 エンコーディング: EUC_JP
 を設定して OK ボタンを押してください。 moore という名前のデータベースが作成されます。












 正常にデータベースが作成されると、左側のペインのデータベースの項目が展開できるよう
 になり、moore が表示されます。


3.データベーステーブルの作成
 pgAdmin III の左側のペインより、データベース moore を選択後、メニューの ツール -> クエリー
 ツール を実行します。 以下の画面が表示されます。



















 クエリーツールのメニューより、ファイル -> 開くを実行し、ダウンロードした moore のアーカイブに
 含まれている moore.sql を選択します。 クエリーツールに moore.sql が読み込まれます。
 
 メニューより、クエリー -> 実行 を実行します。



















 しばらく待つと、メッセージが表示されます。
 「〜結果なしでうまく帰りました。」が表示されていれば正常にデータベーステーブルが作成され
 ています。

 お疲れ様でした。 以上で、moore を実行する環境が整いました!


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