猫の子
おどりの種目へ
郡上の民謡は、特定の作者が作詞したものでなく、文字を知らない民衆が生活のまにまに踊りの和楽の中に口をついて出る即興のもので、それが民間に伝承され作業唄となり、盆踊り唄となり、お座敷唄となって時代の変遷に沿いながら成長を遂げたものであって文字の詩ではなく、音の詩であり農民の声調にのって始めて詩になったものです。
ヨオーホーーーイヨーオイヨーオイ
猫の子がよーかろーー 猫の子がよーかろーー
猫でしーあーわーせコラ ねずみょー取ーるーー
ねぇーずーーーウみょうとるノーォ
ねずみょーとる
猫でしーあーわーせコラ ねずみょー取ーるーー
(唄・はやし以下、同じ)
猫がねずみ取りゃ いたちが笑う いたち笑うな コラ われも取る
てっかりてっかりと 金のようらく コラ さげた様な
親の意見と なすびの花は 千に一つの コラ 無駄がない
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